勝利の秘訣を地元に還元
V3トレで中高年が若返る!…鹿島
鹿島がホームタウンの老化防止にひと役買って出る。鹿島で理学療法士を務めるアレックス氏(37)が、カシマスタジアム内のスポーツジム「カシマウェルネスプラザ」で中高年者を対象に、鹿島で実戦している老化防止コースを開設することが23日、決まった。期間は10月から3か月。J1最年長のDF大岩剛(38)らベテランが活躍し、リーグ3連覇を成し遂げた鹿島が、その秘けつを地元に還元する。
鹿島がホームタウンの若返りをサポートする。この日、100人を集めて行われたモニター募集の説明会。アレックス理学療法士は「鹿島はなぜ、30代の選手が活躍できるのでしょうか。それは衰えないため、またはけがをしないためのトレーニングをやっているからです」と説明。関節痛で痛みを抱えている中高年者らへ、改善の余地が残されていることを訴えた。
実績がある。鹿島では34歳のFWマルキーニョスを筆頭に、11人の主力のうち、30代の選手が5人を占める。サッカーにおいて、30歳は峠とされる年齢だが、昨年は史上初のリーグ3連覇を達成。今年も現在2位につけており、ベテラン選手は衰えを感じさせない。さらに、途中出場などで準主力としての働きを見せる38歳のDF大岩も第一線で活躍している。
アレックス氏は07年に鹿島の理学療法士に就任。高速振動で筋肉を刺激するマシン「パワープレート」と電気治療器を導入し、筋力維持に努め、肉離れなど筋肉系のけがも激減した。一般向けコースでも、これらの機器を使用する予定で、同氏は「普段、運動していない人たちが取り組めば、その効果は選手以上」と話した。
来春から本格的にコースを開設する考えで、今回は12人のモニターを対象に、試験的にコースを開設する。Jクラブのトレーニングを、ジムで一般に実践させるのは極めて異例。鹿島が3連覇の礎となったトレーニングを惜しげもなく公開する。
◆介護予防コース 大まかに3つの柱がある。理学療法機器で刺激し、普段は使っていない筋肉を動かし、痛みの軽減を図る。また、パワープレートで筋力強化を図り、ウエートトレーニングマシンで痛みのある周辺の筋力を鍛える。来春からのコース開設を目指し、10月からの3か月間で、12人のモニターを対象に試験的にコースを開設する。
(2010年9月24日06時03分 スポーツ報知)
ベテランの活躍の秘訣を地元に還元するアレックス理学療法士である。
確かに、彼が就任して以降、負傷者は減り、コンスタントに選手が活躍しておる。
三連覇の要因の一つと言えよう。
やはり、選手を固定できる強みは大きい。
それ以上に、多大なる経験を持つベテランが力を発揮し続けられることも大きいと言えよう。
若く勢いのある選手を、ベテランがフォローし続けることで、鹿島の強さが持続していくのだ。
アレックス氏の尽力で、更なる高みに我等は進みたいと願う。
鹿島がホームタウンの老化防止にひと役買って出る。鹿島で理学療法士を務めるアレックス氏(37)が、カシマスタジアム内のスポーツジム「カシマウェルネスプラザ」で中高年者を対象に、鹿島で実戦している老化防止コースを開設することが23日、決まった。期間は10月から3か月。J1最年長のDF大岩剛(38)らベテランが活躍し、リーグ3連覇を成し遂げた鹿島が、その秘けつを地元に還元する。
鹿島がホームタウンの若返りをサポートする。この日、100人を集めて行われたモニター募集の説明会。アレックス理学療法士は「鹿島はなぜ、30代の選手が活躍できるのでしょうか。それは衰えないため、またはけがをしないためのトレーニングをやっているからです」と説明。関節痛で痛みを抱えている中高年者らへ、改善の余地が残されていることを訴えた。
実績がある。鹿島では34歳のFWマルキーニョスを筆頭に、11人の主力のうち、30代の選手が5人を占める。サッカーにおいて、30歳は峠とされる年齢だが、昨年は史上初のリーグ3連覇を達成。今年も現在2位につけており、ベテラン選手は衰えを感じさせない。さらに、途中出場などで準主力としての働きを見せる38歳のDF大岩も第一線で活躍している。
アレックス氏は07年に鹿島の理学療法士に就任。高速振動で筋肉を刺激するマシン「パワープレート」と電気治療器を導入し、筋力維持に努め、肉離れなど筋肉系のけがも激減した。一般向けコースでも、これらの機器を使用する予定で、同氏は「普段、運動していない人たちが取り組めば、その効果は選手以上」と話した。
来春から本格的にコースを開設する考えで、今回は12人のモニターを対象に、試験的にコースを開設する。Jクラブのトレーニングを、ジムで一般に実践させるのは極めて異例。鹿島が3連覇の礎となったトレーニングを惜しげもなく公開する。
◆介護予防コース 大まかに3つの柱がある。理学療法機器で刺激し、普段は使っていない筋肉を動かし、痛みの軽減を図る。また、パワープレートで筋力強化を図り、ウエートトレーニングマシンで痛みのある周辺の筋力を鍛える。来春からのコース開設を目指し、10月からの3か月間で、12人のモニターを対象に試験的にコースを開設する。
(2010年9月24日06時03分 スポーツ報知)
ベテランの活躍の秘訣を地元に還元するアレックス理学療法士である。
確かに、彼が就任して以降、負傷者は減り、コンスタントに選手が活躍しておる。
三連覇の要因の一つと言えよう。
やはり、選手を固定できる強みは大きい。
それ以上に、多大なる経験を持つベテランが力を発揮し続けられることも大きいと言えよう。
若く勢いのある選手を、ベテランがフォローし続けることで、鹿島の強さが持続していくのだ。
アレックス氏の尽力で、更なる高みに我等は進みたいと願う。