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山形・誓志、レギュラーを得て躍動

MF増田、ナビスコ杯出場で自信が持てた…山形

加入1年目でチームの柱に。増田は、この日もピッチを縦横無尽に走り回った

 ◆J1第32節 山形1─0京都(23日・NDソフトスタジアム) J1残留を決めたモンテディオ山形のMF増田誓志(25)が「とうほく報知」に歓喜の独占手記を寄せた。常勝軍団・鹿島から今季、加入。2年目のJ1リーグ戦を戦ったチームを攻守で引っ張ったゲームメーカーが、その思いを明かした。

 良かった。前節の磐田戦後に「次、決めます」と言った通りになった。ホームで、モンテサポーターの前で残留を決められたのが一番、良かった。

 初めての移籍は不安だらけだった。山形でダメだったら、「もう、俺は選手として無理でしょ」っていう覚悟でここに来た。だからこそ、今季、自己最多のリーグ戦25試合に出場できて、多少、ホッとしている。

 去年は鹿島で17試合の出場に終わった。正直、出て行くことしか考えていなかった。ほかにも選択肢はあったけど、山形を選んだのは、「試合に出られるから」という気持ちが大きかった。自分が加入して順位が上がれば、自分の価値も上がる。大きな魅力だった。

 それまでのモンテの印象は全くなかった。でも、決断する前にチームのことをいろいろ、調べた。それでも最後はノリというか、「どうにかなるだろう」という感じ。選ぶのは自分で、周囲の人が自分が選んだ結果を保証してくれるわけじゃないからね。

 戸惑いも多かった。キャンプでは攻撃的なサッカーを目指すイメージが大きかったけど、シーズンが始まると、引いて守るサッカー。その勘違いは前半戦の間は続いていた。転機は、その後のナビスコ杯。3試合出場できて、自信が持てた。ポジションがボランチからシャドーに変わったことより、試合に出られることのほうがうれしかった。

 鹿島では6年間、「いつか、花開くだろう」って思ったけど、開かなかった。だけど、辞められなかった。給料を稼ぐほかの手段があれば違ったけど、自分はサッカー以外では何もできないし、生きていけなかったから。

 今季はメンタルの弱さを痛感した。全力で試合に臨んでも負けると、気持ちを戻すのが難しかった。結果が出る鹿島と違って、報われないと体まで重くなる。それを乗り越える術(すべ)を、俺が持っていないことが分かった。来年はそういう強さを身につけたい。

 ◆増田 誓志(ますだ・ちかし)1985年6月19日、宮崎市生まれ。25歳。宮崎・鵬翔高から04年、鹿島に入団。卓越した攻撃センスと、豊富な運動量を生かした守備力を兼備した万能型のセントラルMF。03年のU―18から07年のU―22日本代表まで、毎年、各年代の代表に選ばれた。リーグ戦出場は7年間で134試合8得点。179センチ、75キロ。血液型B。独身。

(2010年11月24日11時33分 スポーツ報知)

山形を舐めていた誓志である。
山形であれば、出られると高を括っておったとのこと。
とはいえ、山形でレギュラーを得、確実に成長した様子。
誓志のメンタルは山形を残留に導いたことで確実に成長を遂げた。
これならば、プロとしてやっていけるであろう。
ずっと成長を期待しておった我等も一安心である。
誓志の攻撃的センスは天下一品と言って良かろう。
メンタルを兼ね併せた、今現在は日本随一のMFである。
今後の活躍に期待したい。

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