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京都戦プレビュー

【J1:第33節 鹿島 vs 京都】プレビュー:2試合未勝利の鹿島は先発の入れ替えを断行。左サイドバックを宮崎智彦に託す(10.11.26)
リーグ戦もあと2試合。なんとしても3位を死守したいオリヴェイラ監督は、左サイドバックに宮崎智彦を起用する決断を下した。先発出場となれば、第20節のセレッソ大阪戦以来の2度目となる。前節、試合にフワッと入ってしまったことから磐田に2失点を喫した経験もあり、カンフル剤としての役割も期待されての起用となりそうだ。

「やっとですね」
試合前日、宮崎の表情も自然とほころぶ。
「最近勝ててないのでいい雰囲気がつくれればいいですね。前回は自然と守備から入っていた。鹿島のサイドバックは攻撃的にいかなければいけないので、得点に絡めればいいですね」
チームメイトも宮崎をバックアップ。左サイドバックと絡むことが多いボランチの中田浩二は「セレッソ戦は上から見てたけど良かった。そのままやってくれればいい」と話す。また、隣のポジションに位置するセンターバックの伊野波雅彦は「サイドチェンジが多くなる」と、攻撃に変化がつけられる効果に期待を示した。

「大学NO.1サイドバック」と言われ、大学の後輩で浦和レッズの左サイドバックとして活躍する宇賀神友弥でさえ尊敬のまなざしを送っていた宮崎。プロ入り2年目のシーズンも、なかなかチャンスを掴めずにここまで来てしまった。そのなかで巡ってきた出場機会を、重要な分岐点になるかもしれないことを認識しながら「余計なことは考えず、目の前の試合をがんばる」と、あくまで自然体で試合に臨もうとしていた。

ただ、勝ちたいのは対戦相手の京都も同じ。なにしろチームを率いるのは、かつて鹿島の勝負強さの象徴だった秋田豊だ。
「絶対、勝ちに来るだろうね」
ともにプレーした経験をもつ中田浩二は、警戒心を露わにする。
現在、京都はリーグ戦6連敗中。10試合勝利がない。厳しい立場におかれているが、対鹿島ということで、闘争心を燃やしてくることは十分に考えられる。対戦するのは選手ではあるが、監督の気持ちが選手に乗り移っていたとき、決して容易な相手ではないだろう。

そして宮崎にも、どうしても勝利を欲する理由がもう1つあった。出場した試合や、ベンチ入りした試合において、鹿島はいまだに未勝利なのだ。
「そうなんですよ(笑)。いい加減、勝ちを味わいたいですよね」
そうした意味でも、宮崎が出場して勝つことは、チームの雰囲気にプラス材料を与えられる。残り2試合から天皇杯に、良い形で繋げていきたいところだ。


以上

満を持して先発の宮崎である。
この京都戦に賭ける思いは宮崎にとってもオリヴェイラ監督とっても重要なものであろう。
左サイドを駆け上がり、勝利に貢献して欲しい。
鹿島のサイドバックたるものを見せつけるのだ。
楽しみである。

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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