ゼロックス・スーパー杯開催記念ヤスインタビュー
【FUJI XEROX SUPER CUP 2011】遠藤康選手(鹿島)インタビュー!(11.1.21)
新シーズン開幕を告げる大会として18回目となりますFUJI XEROX SUPER CUPが、今年は、神奈川・日産スアジアムで開催されます。
J’s GOALでは、この大会に出場する鹿島を代表して、遠藤康選手にFUJI XEROX SUPER CUP出場権を獲得するに至った、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝を振り返って頂くとともに、新シーズンを控えた今の心境・意気込みなど、盛りだくさんで語って頂きました!
Q:まずは昨年の天皇杯を振り返って頂きたいのですが、どんなモチベーションで天皇杯を戦っていましたか?
「(リーグ戦で3位以内に入れず)このままだとACLに出られないというのはあったので、それが一つのモチベーションにはなっていたと思います。(残すタイトルが天皇杯だけとなってプレッシャーを感じる事は?)そういうプレッシャーはなかったですし、タイトルを取るのがノルマだと思える環境って言うのは幸せだなと思いますね。(どの試合が印象に残っている?)自分が出た試合というよりも、僕としては大迫が活躍したのが嬉しかったですね。ああやって活躍してくれると鹿島の若手も頑張っているんだなという事にもなるし、それが証明できてよかったなと」

Q:決勝の対戦相手は清水でした。
「(試合前の雰囲気は)いつも通りでしたけど、(大岩)剛さんの為にという感じはありました。僕だけじゃなく剛さんの事はみんな慕っていたので。剛さんは試合に出ていない時もありましたけど、チーム一丸となって戦う姿勢というのは僕も勉強になりましたし、ベンチメンバーも大切なんだと言う事を教えてもらいました」
Q:試合展開をどう見ていましたか?(第90回天皇杯決勝:鹿島2-1清水)
「前半はいいサッカーをしていたんですけど、後半は清水も勢いが出てきて…と言う感じでしたけど、最後はミスタークライマックスと言われるだけあって野沢さんがしっかり決めてくれて。あのFKにはしびれましたね。
(一発勝負のカップ戦を制するのは難しい部分もあると思うんですが、今回鹿島が天皇杯で優勝できた理由は?)勢いじゃないですかね…みんな剛さんの為に勝ってやろうという言う思いもあったので、それもあって優勝できたんだと思います」
Q:では、続いて今シーズンの話を。今日は新ユニフォームを着用されていますが着心地はいかがですか?
「今日初めて着たんでまだしっくりこないんですけど、これ軽くていいですよ、めちゃめちゃ軽いです。アンダーシャツみたいになっているんですよ。サイドにも穴があいてるしちょっと寒そうなんですけど、夏とかはいいのかな?まあなんだかんだ言っても(シーズン)最後の方になればカッコイイってなると思います(笑)」
Q:遠藤選手は今年5シーズン目になりますが、改めて鹿島というのはどんなチームですか?
「やっぱり自分的には日本一のチームだと思っています。(オリヴェイラ監督はどんな存在?)常に何か考えていそうな感じですね。いつも冷静ですし、試合前に練習通りにやれとか、いつも通りやればいいと言ってくれると気持ちが落ちつくし、そういうところがうまい監督だと思います」
Q:移籍や新加入があり、チームメイトの顔ぶれも結構変わりますが。
「(増田)誓志さんとか(田代)有三さんとかは以前一緒にやったことがありますし、まぁ顔ぶれは変わっても(チームとして)やる事は変わらないので。僕はあまり年ごとに目標を決めるタイプではないんですけど、自分のなかでは『一日一日を大切にする』という事は昔からずっと思っていますね」

Q:鹿島は2011年最初の公式戦であるFUJI XEROX SUPER CUP 2011に出場されるわけですが、先ほどの会見で昨年のこの大会でブレイクしたとおっしゃっていましたね。
「そうですね。去年この大会に出た事がきっかけで、その後監督にも使ってもらえるようになったので。でも自分としては得点を決めたわけでもなかったので、(メディアで)取り上げてもらえるほど活躍したとは思ってないんですけどね(苦笑)」
Q:今回の対戦相手、名古屋の印象は?
「本当にサイドからの攻撃が強い印象ですね。(昨年はリーグ戦、天皇杯いずれも名古屋には負けていないですよね?)そうですね…トップ下の守備を頑張ってサイドの選手にクロスを上げさせないとか、真ん中だったらケネディ選手を絶対フリーにさせないとか…そういう感じでやってますけど、やっぱりうちは中盤が凄いんで、そこが勝てている理由なのかなとも思います。
(名古屋のキーになる選手は誰だとお考えですか?)闘莉王さんですかね。そこから一発でサイドチェンジされるのはやっぱり怖いので。そこからオーバーラップされたりして攻撃が始まったりしますし」
Q:では、FUJI XEROX SUPER CUP 2011で、自分のこんなところを見て欲しいという点を教えてください。
「アピールポイントですか?なんですかね…(しばし考える)まあ僕は左利きなので、左しか使わないと言うか…使えないので(苦笑)そこですかね!」
Q:最後にファン・サポーターへのメッセージをお願いします!
「ファン・サポーターの皆さんの応援は本当にいつも心強いです。昨年の天皇杯決勝の時もそうでしたけど、今回もあの時くらいの応援をして頂けたら嬉しいし、応援して頂いた分だけ僕たちもそれに応えようと頑張れるので、よろしくお願いします!」
以上
左足しか使えないと豪語するヤスである。
「おいおい、それではダメだろう」
という突っ込みが入りそうである。
しかしながら、左しか無く、左から来るとわかっていながらも、それを凌駕する左足のプレイを行えば済むことなのである。
ヤスにはそれを期待しよう。
それだけの潜在能力を持っておる。
その左足に魅了されるため、我等は新横浜へ集う。
楽しみである。
新シーズン開幕を告げる大会として18回目となりますFUJI XEROX SUPER CUPが、今年は、神奈川・日産スアジアムで開催されます。
J’s GOALでは、この大会に出場する鹿島を代表して、遠藤康選手にFUJI XEROX SUPER CUP出場権を獲得するに至った、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝を振り返って頂くとともに、新シーズンを控えた今の心境・意気込みなど、盛りだくさんで語って頂きました!
Q:まずは昨年の天皇杯を振り返って頂きたいのですが、どんなモチベーションで天皇杯を戦っていましたか?
「(リーグ戦で3位以内に入れず)このままだとACLに出られないというのはあったので、それが一つのモチベーションにはなっていたと思います。(残すタイトルが天皇杯だけとなってプレッシャーを感じる事は?)そういうプレッシャーはなかったですし、タイトルを取るのがノルマだと思える環境って言うのは幸せだなと思いますね。(どの試合が印象に残っている?)自分が出た試合というよりも、僕としては大迫が活躍したのが嬉しかったですね。ああやって活躍してくれると鹿島の若手も頑張っているんだなという事にもなるし、それが証明できてよかったなと」

Q:決勝の対戦相手は清水でした。
「(試合前の雰囲気は)いつも通りでしたけど、(大岩)剛さんの為にという感じはありました。僕だけじゃなく剛さんの事はみんな慕っていたので。剛さんは試合に出ていない時もありましたけど、チーム一丸となって戦う姿勢というのは僕も勉強になりましたし、ベンチメンバーも大切なんだと言う事を教えてもらいました」
Q:試合展開をどう見ていましたか?(第90回天皇杯決勝:鹿島2-1清水)
「前半はいいサッカーをしていたんですけど、後半は清水も勢いが出てきて…と言う感じでしたけど、最後はミスタークライマックスと言われるだけあって野沢さんがしっかり決めてくれて。あのFKにはしびれましたね。
(一発勝負のカップ戦を制するのは難しい部分もあると思うんですが、今回鹿島が天皇杯で優勝できた理由は?)勢いじゃないですかね…みんな剛さんの為に勝ってやろうという言う思いもあったので、それもあって優勝できたんだと思います」
Q:では、続いて今シーズンの話を。今日は新ユニフォームを着用されていますが着心地はいかがですか?
「今日初めて着たんでまだしっくりこないんですけど、これ軽くていいですよ、めちゃめちゃ軽いです。アンダーシャツみたいになっているんですよ。サイドにも穴があいてるしちょっと寒そうなんですけど、夏とかはいいのかな?まあなんだかんだ言っても(シーズン)最後の方になればカッコイイってなると思います(笑)」
Q:遠藤選手は今年5シーズン目になりますが、改めて鹿島というのはどんなチームですか?
「やっぱり自分的には日本一のチームだと思っています。(オリヴェイラ監督はどんな存在?)常に何か考えていそうな感じですね。いつも冷静ですし、試合前に練習通りにやれとか、いつも通りやればいいと言ってくれると気持ちが落ちつくし、そういうところがうまい監督だと思います」
Q:移籍や新加入があり、チームメイトの顔ぶれも結構変わりますが。
「(増田)誓志さんとか(田代)有三さんとかは以前一緒にやったことがありますし、まぁ顔ぶれは変わっても(チームとして)やる事は変わらないので。僕はあまり年ごとに目標を決めるタイプではないんですけど、自分のなかでは『一日一日を大切にする』という事は昔からずっと思っていますね」

Q:鹿島は2011年最初の公式戦であるFUJI XEROX SUPER CUP 2011に出場されるわけですが、先ほどの会見で昨年のこの大会でブレイクしたとおっしゃっていましたね。
「そうですね。去年この大会に出た事がきっかけで、その後監督にも使ってもらえるようになったので。でも自分としては得点を決めたわけでもなかったので、(メディアで)取り上げてもらえるほど活躍したとは思ってないんですけどね(苦笑)」
Q:今回の対戦相手、名古屋の印象は?
「本当にサイドからの攻撃が強い印象ですね。(昨年はリーグ戦、天皇杯いずれも名古屋には負けていないですよね?)そうですね…トップ下の守備を頑張ってサイドの選手にクロスを上げさせないとか、真ん中だったらケネディ選手を絶対フリーにさせないとか…そういう感じでやってますけど、やっぱりうちは中盤が凄いんで、そこが勝てている理由なのかなとも思います。
(名古屋のキーになる選手は誰だとお考えですか?)闘莉王さんですかね。そこから一発でサイドチェンジされるのはやっぱり怖いので。そこからオーバーラップされたりして攻撃が始まったりしますし」
Q:では、FUJI XEROX SUPER CUP 2011で、自分のこんなところを見て欲しいという点を教えてください。
「アピールポイントですか?なんですかね…(しばし考える)まあ僕は左利きなので、左しか使わないと言うか…使えないので(苦笑)そこですかね!」
Q:最後にファン・サポーターへのメッセージをお願いします!
「ファン・サポーターの皆さんの応援は本当にいつも心強いです。昨年の天皇杯決勝の時もそうでしたけど、今回もあの時くらいの応援をして頂けたら嬉しいし、応援して頂いた分だけ僕たちもそれに応えようと頑張れるので、よろしくお願いします!」
以上
左足しか使えないと豪語するヤスである。
「おいおい、それではダメだろう」
という突っ込みが入りそうである。
しかしながら、左しか無く、左から来るとわかっていながらも、それを凌駕する左足のプレイを行えば済むことなのである。
ヤスにはそれを期待しよう。
それだけの潜在能力を持っておる。
その左足に魅了されるため、我等は新横浜へ集う。
楽しみである。