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水戸戦観戦コラム

【後藤健生コラム】鹿島は、マルキーニョスの穴を埋められるのか?
土曜日に、なぜか鬱陶しい朝を迎えた。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグがあって、毎日、深夜、早朝に試合を見ていた(というより、アラームをかけておかなくても自動的にその時間になると目が覚めてしまうようになっていた)ため、寝不足で不調なのかと思って思案していてふと思い当たった。そうだ、これは花粉だ!

僕は、1978年にアルゼンチン・ワールドカップを見に行った翌年の春に、初めて花粉症を発症した。当時は、日本ではそんな「病気」は知られていなかったから、「何か南米の風土病にでも伝染ってしまったのか」と心配したものだが、そのうち、欧米に「ヘイフィーバー」という「病気」があるということを知り、そのうち、日本でも発症する人が増えてきたのだ(最初の頃は、「これは伝染る病気ではない」と、会う人みんなに説明しなければならなかった)。

その後、今から10年くらい前になって、体質が変わったのか、ほとんど花粉症の症状が出なくなったのだ。だが、クシャミや鼻水などの症状は出なくなったが、花粉が増えると、ムズムズしてくることに変わりはない。「いよいよ、2月も後半に入って春になったのだ」。そう思って、急に思い立ってカシマスタジアムを訪れた。プレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル」の鹿島アントラーズ対水戸ホーリーホックの試合が行われたのだ。

アジアカップが終わってから3週間ぶりの、初めてのサッカー観戦である(Fリーグは1回見に行ったが)。昨シーズンは連覇が途切れたものの、しっかり天皇杯で優勝してタイトルを獲得、ACL出場権も手にし、さすがの貫禄を示したアントラーズ。今シーズンも名古屋グランパスの連覇を阻む、挑戦者候補のナンバーワンと言っていいだろう。この「いばらきサッカーフェスティバル」は、毎年恒例の大会だが、昨年はここで大迫勇也が登場した。だが、今年の大会では新しいメンバーを登場させることはなく、オリヴェイラ監督は手堅いメンバー構成で臨んだ。

そうなると、焦点は昨年までの絶対のエース、マルキーニョスの後継者となるべき新外国人ということになる。早速、FWのカルロンと左サイドバックのアレックスが登場し、昨年も在籍したフェリペ・ガブリエルも含めて、ブラジル人が3人先発に名を連ねた。試合結果は、若くて経験の少ない水戸を相手に終始、鹿島が試合をコントロールして3-0の快勝。しかも、前半の23分に新外国人のカルロンが先制し、ツートップの一角、興梠慎三が後半開始早々に2点目。さらに、モンテディオ山形から復帰した増田誓志が3点目という、鹿島にとっては理想的な3人の選手が点を取っての勝利だった。

だが、試合内容を見ると、それほど楽観的には思えない。

トップに入ったカルロンは、メンバーリストには「190センチ78キロ」とあった大型FWだが、遠目から見ると「78キロ」というにはちょっと重めの感じ。調整が遅れているようにしか見えなかった。もちろん、運動量はない。鹿島アントラーズというチームは、安定性や堅実さは感じるが、運動量とか爆発的な動きのあるチームではない。そうした欠陥を、昨年までは献身的なマルキーニョスの動きでカバーしていたのだ。それも暑い時期も含めて、どんなコンディションでもマルキーニョスが走り続けていた。そんな動きは、カルロンには求められそうもない。調整の遅れもあるが、プレースタイルも違う。

そして、そのカルロンは前半だけでピッチから姿を消してしまった。

一方、サイドバックのアレックスは90分プレーを続け、ときに効果的な上がりを見せて、パス回しに貢献もしたが、脚が痛いようなそぶりも見せており、動きはまだまだこれから。鹿島は流麗なパス回しを見せたが、そのほとんどはこれまでも長くこのチームで活躍してきた選手たちの阿吽の呼吸によるもの。全体として、昨年からの「底上げ」と思えるものはほとんど見られなかった。

日本人選手たちの間でも、コンディションはバラバラの様子。Jリーグ開幕まで、あと2週間。そもそも、鹿島のような優勝を狙うようなチームは開幕にはピークを合わさないものだ。鹿島のような、毎年のように優勝を争っているチームはその辺も抜かりがあるはずがない。というわけで、この試合から今年の鹿島を占うことはできないだろうが、昨年以上にパワーアップしていると思われる名古屋を倒すことは難しそうに思えた、そんなプレシーズンマッチだった。

春かと思って出かけたのだが、カシマサッカースタジアムは気温が7度。風も強くて、まるで真冬のようだった(カシマは、夏でも寒いことのあるスタジアムだから、当然のことだが……)。1月に東京が寒かった間は、ずっと暖かいカタールにいたので、寒い中での観戦は1月初旬以来。夕方になって鼻水が出るようになったのだが、これは花粉症ではなく鼻風邪のようである。


後藤 健生 02月20日01:36

鹿島の出来を不安視する後藤氏である。
確かに公式戦1週間前に調整にバラツキがあれば、そこを語るのも解説者の性であろう。
しかしながら、この1週間前というところが肝である。
この期間があれば、選手の調整は十分に可能と言えよう。
また、好調と噂される田代と大迫を温存しておるところも考慮したい。
ゼロックス・スーパー杯のスタメン・サブのメンバーはここまで来ても読めぬ。
この週末の対戦を楽しみに待ちたい。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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