fc2ブログ

仙台戦コメント

J1リーグ 第5節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督

得点をするしないが勝敗に影響することは前から言っていること。清水戦も名古屋戦も相手を圧倒していたが決定力がなかった。ここ最近はそういう試合が多かったし、ゴールを決めなければ勝てないということ。今日の試合ももっと得点できるチャンスもあったのだからその辺りをしっかりと決めてもう少し楽になり、落ち着いてやれたと思う。決めるべきところを決めていければ、勝利につながる。決めるべきところで決められなければ厳しい展開になる。それがはっきりした試合だと思う。(興梠選手と田代選手のコンビが良かったが)大迫も忘れてはいけない。田代、興梠、大迫が我々の攻撃陣。お互いの動きを見ながら、探しながらやっていくことが大事。そういった部分、連係をもっともっと高めていきたい。

【岩政 大樹】
最近は2点リードしてても失点することが多かっただけに、3点目が取れたのは大きかった。これだけのサポーターの中で次の試合も応援してもらいたいと思って、みんなががんばった。中盤に誓志と満男さんという、どちらかというと攻撃的な選手が並んでいるので、後ろで守るよりも前で追いかけるように話をした。ここ2試合は内容がよかったので落ち着いてくると思う。

【田代 有三】
満男さんがいたので良いボールが出てくると思った。良い時間に先制出来たのが良かったと思う。試合を追うごとにボールを落して欲しいところや出して欲しいところに来るようになった。慎三とのコンビで点を取れていなかったので、取れて良かっ
た。慎三のボールを右にトラップしようと思ったけど、フェイントに2人が引っかかってくれたし、GKも出ていたので決めることが出来た。今後もあのような形を作りたい。今日のゲームは次につながる。

【増田 誓志】
ゴールはそんなに難しいゴールではなかった。本来、こぼれ球を狙う位置にいなくてはいけないが、感覚的に前へ走ったらボールが来て決めることが出来た。自然に体が動いた感じ。今日の試合と勝てなかった試合の差はないと思う。決めるところで決めようと選手同士でも話をした。でも相手に助けられた部分も多かったと思う。個人的には、前半に力を出し切って、後半は動けなかった。


2011年07月17日(日)

本日行われたJ1第5節仙台戦は、3-0で勝利しました。

【J1:第5節 鹿島 vs 仙台】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.07.17)
7月17日(日) 2011 J1リーグ戦 第5節
鹿島 3 - 0 仙台 (18:34/カシマ/17,120人)
得点者:13' 増田誓志(鹿島)、18' 野沢拓也(鹿島)、69' 田代有三(鹿島)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:ナイスゲームだったと思います。被災地同士の対戦でしたが、そこで勝ったことについて一言お願いします。
「僕はそうしたことを考えてないし、もう何ヶ月も前の出来事なので、仙台にしろ鹿島にしろ前進することを考えてやっているわけですから、そうしたことを引き出す必要は無いと思います。リーグ戦に集中してますし、彼らも同様だと思います」

Q:3得点で快勝したのは久々だと思います。今後の展望などをお願いします。
「得点する、しないということが勝敗に影響すると毎回言い続けているわけで、今日だけでなく、エスパルス戦もグランパス戦も内容的には相手を圧倒してチャンスを多く作りながら得点することができなかったわけで、その他の試合でもそういった状況がありました。やはり得点をすることはとても重要なことです。間違っていなければ前半の15分で2点を奪って、その後も3点、4点を取るチャンスがあったわけで、そこを詰めて取っていれば、もう少し落ち着いた試合運びができていました。得点をすれば、当然ながら選手たちの気持ちも上がってくるし、モチベーションも変わってきますし、メディアの皆さんの取り上げ方も変わってきます。解説する人も、実況する人も、すべて、得点することで状況は変わってきます。サッカーというのは、つくることも大切なことで、それを全て決めるということも大切です。それを決められなくなると、苦しい状況になるわけです。グランパス戦も勝って終えられる内容だったわけで、それができませんでした。今日も同じ、圧倒的な部分を見せることができましたし、得点することもできました。やはり得点するということは、非常に良いことではないかと思います」

Q:田代選手と興梠選手のコンビネーションが非常に良いと思いますが、興梠選手とマルキーニョス選手の時のようなコンビネーションを築き上げられると思いますか?
「忘れてはいけないのは大迫選手であって、田代選手、興梠選手、大迫選手というのがうちの攻撃陣です。前節、大迫選手は我々唯一の得点をしましたし、つねにお互いに探す、お互いの動きを見ながら反応するということを練習で意識付けしています。今後も連携であったり動き出しの部分を高めていければと思います」

Q:仙台のウィークポイントはどの辺に見ていたのでしょうか?
「仙台に関しては、僕は非常に組織力が整ったチームではないかと思います。Jのなかでもあれだけチームとしての規律だったり、意図を明確にしてやっているチームは少ないのではないかと思います。一人ひとりが、いつ、なにをやるべきかを理解しているチームであって、明らかにこれが弱点だというのがそれほど無いくらいのチームだと思います。守備からの切り替え、カウンターを徹底している部分もありますし、失点しても引き続き自分たちのやるべきことをやり通して追い付いたり、逆転したりすることがあったとおり、彼らはコンスタントに同じやり方を徹底してやるということが、逆にすばらしいことではないかと思いますし、組織力と献身というところに光ものがあると思います」


Q:小笠原選手についてですが、前節もスタメンで出場して良いプレーをしたと思いますが、コンディションが戻ると鹿島の攻撃には不可欠な存在かと思います。震災から調子が上がらずにやってきて、今ようやく戻ってきたと思いますが、そういった小笠原選手のここ2〜3ヶ月を監督はどう見られていたのでしょうか?
「僕も同じ見方をしています。確かに調子を落とし、調子を取り戻すための作業を彼と一緒にやり続けています。今節も出ていますし、前節も出ていますが、90分を通してすばらしいというまでには、まだ到っていないと思います。コンディション的にも、あるいはパフォーマンス的にも半分にも達していないと思いますし、徐々に良くなってきていると思いますし、それを彼が持続するということがまず一つ。あとは、それ以上のものを取り戻してくれることを僕は願っているわけです、そうなれば、彼のインテリジェンスで、チームをコントロールすることができるようになるし、チームも良い軌道に乗っていけると思います」


以上

【J1:第5節 鹿島 vs 仙台】試合終了後の各選手コメント(11.07.17)
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「早く点が入って良かった。そこから落ち着いてやることができたと思います。むこうも前がかりに来たので、こっちもカウンターで行けちゃうので、行ってしまった。取られ方が悪くてやられた部分もあったかもしれない。もうちょっと落ち着いてやっても良かったのかもしれない。
攻撃の形も数多くありましたし、でも、まあカウンターで危ない場面も作られた。全てがうまくいく試合はないですけど…。次も難しい相手ですし。
(川俣選手が初ベンチでしたが?)
さっき、ロッカーに来ましたよ。これをきっかけにベンチに入れるようになれば良いですね」

●田代有三選手(鹿島):
「先制点が良い時間に入って自分たちのゲームができた。徐々に、落として欲しいところに落とせるようになって、攻撃に厚みが出てよかった。慎三との2トップで点が取れてなかったのでよかったです。ああいうゴールをやっていければいいと思います。今年に入って2点目は入るけど、追加点は取れず、結局追い付かれたりすることがあったので、『ここからだぞ』とみんなで行っていた。3点目を入れて楽にしたかったので、良い時間帯で決めることができたと思う」

●岩政大樹選手(鹿島):
「2-0から2-1になる試合が多かった。これだけ負けててもサポーターが入ってくれる。その気持ちに答えようと思った。今日はラインを落とさないようにしようと思っていました。ボランチに満男さんと誓志という攻撃的な二人が入っていたので、中盤でボールを終えるようにした。5月、6月ほどの閉塞感はない。これをやり続けていくしかない」

●増田誓志選手(鹿島):
「難しいゴールじゃありませんでした。あそこに来ると信じて走りました。正直、内容はこれまでと差はないけど、これを続けていくことが重要だと思います。相手がどこでもいまのサッカーを信じてやることが大切。相手が外してくれたのもあったけど、次のチャンスをうちが決められたのが要因だった。ふり返ってみると、これまでもコテンパンにやられたことはない。決めなきゃとか、守らなきゃという場面でやられてきた。続けていくことが大事。3点とれたこととゼロで抑えたことで、やってきたことは間違いじゃなかった。自信になる」

●新井場徹選手(鹿島):
「ヤナギさんにしろ、赤嶺にしろ、裏を狙ってくるとわかっていた。それに対してしっかりラインを整えたり、カバーしたりしないと勝てない。当たり前のことを当たり前にできないとダメだということが今日の試合で改めてわかった。練習でも厳しくやっていかないといけない。今日は勝てたけど、これを継続していくことが大事。アントラーズとしてどこまでやれるかが鍵になると思う。見方によっては今日はたまたま点が入ったからああいう展開になったというのもあるんで。もちろん、狙って点を取りにいってるのはあるんですけど、もっとシビアに詰めていかないといけない部分もある。だからこそ、自分たちは今こういう順位にいるんやと思うし。結局は、継続してどんだけやれるかだと思う。今日の勝ちは忘れて、次に切り替えて、1週間後チーム全体で戦えるようにしっかりやりたいです」


●柳沢敦選手(仙台):
「今シーズン初めてのセットプレーからの失点ということで、注意していたところをやられてしまいました。また、チャンスでも自分としてはうまくいかなかった感じです。
(カシマスタジアムについて)僕はここでプロ生活を始めて、このクラブやピッチ、サポーターに育ててもらったので、またここに戻ってプレーできるのは嬉しく思いました。しかし、なかなか自分自身(負傷から)ゲームに戻ってから先発になった試合では結果を出すことができなくて責任を感じています。試合数では折り返しの時期になりますが、しっかり切り替えて、残りの半分をどう戦うか、みんなで力を合わせて考えていきたいと思います」


[ J1:第5節 鹿島 vs 仙台 ]

4試合勝利のないホームの鹿島は13分、フェリペ ガブリエルからのボールを増田誓志(写真左)が頭で決めて1点を先制した。

[ J1:第5節 鹿島 vs 仙台 ]

1点を先制した鹿島はその5分後、野沢拓也(写真)が右足で決めてリードを2点に広げる。前半は鹿島が2点をリードして折り返した。

[ J1:第5節 鹿島 vs 仙台 ]

試合が決まったのは69分。2点リードの鹿島は鮮やかなカウンターから田代有三(写真)がゴールを決めて勝負あり。このまま逃げ切った鹿島が開幕戦以来の3ゴールで仙台を下し5試合ぶりの勝利を収めた。

[ J1:第5節 鹿島 vs 仙台 ]

古巣との対戦となった柳沢敦(仙台)は厳しいマークに遭いゴールを奪うことができず、チームも鹿島に0-3で完敗。仙台は3試合連続のノーゴールで5試合勝利から遠ざかっている。

[ J1:第5節 鹿島 vs 仙台 ] WOWプレーヤーズアワード

本日の試合で決勝点をあげた増田誓志選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。この試合の決勝点の動画は後日、J's GOAL内のWOWプレーヤーズアワードページに掲載される予定です。


満男のコンディションはまだまだとのオリヴェイラ監督のコメント。
満男のパフォーマンス向上と共にチームの調子も更に上がるであろう。
楽しみである。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク