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広島戦レポート

【J1:第22節 鹿島 vs 広島】レポート:鹿島、会心の試合で5連勝。中二日の厳しいコンディションのなか広島を術中にはめ、連勝を伸ばす!(11.08.21)
8月20日(土) 2011 J1リーグ戦 第22節
鹿島 2 - 0 広島 (18:33/カシマ/16,237人)
得点者:65' 岩政大樹(鹿島)、87' 野沢拓也(鹿島)


中二日という厳しいコンディションで鹿島の疲労感は否めなかった。しかも相手は1週間の間隔が空いておりコンディション的には万全。試合前から条件が異なる難しい試合だったにも関わらず、選手たちは監督の提示したゲームプランを見事に完遂。会心のゲームで5連勝を飾った。

とはいえ、90分間プラン通りに試合が推移したわけではない。序盤は互いに攻め合う内容で、特に広島は高萩洋次郎、ミキッチが続けざまにシュートをバーに直撃させるなど、得点チャンスを迎えていた。さらに、広島に得点機があったことが影響してか、鹿島の選手たちはボールが欲しいあまり、無理に前からボールを追いかけて逆に相手にスペースを与えてしまう。「前半の特に立ち上がりの対応は、どちらかというと運が味方してくれた部分もあった」と、オリヴェイラ監督も悲観する内容。「前半だけの内容であれば、サンフレッチェが勝ってもおかしくない内容」と続けるほどだった。

しかし、前半30分にフェリペ ガブリエルがアクシデントで負傷退場。代わりに興梠慎三が入ったことでうまく守備バランスが整う。
「青山さんをケアした。前半、見ていたらフェリペがサイドにいっちゃうから守備がうまくいってなかった。広島はボランチから展開してくるので、ボランチに(パスが)入ったところで挟みに行くことをとりあえずサコ(大迫勇也)に伝えた」
この守備の見直しにより、広島がボールを保持するものの、最終ラインでのパスまわしが多くなり、なかなか2シャドーに楔のパスが入らなくなる。相手のDFラインの裏に抜け出す佐藤寿人へのパスは、最終ラインから狙わざるを得ないため、なかなか距離感が合わない。いつしか右サイドのミキッチ一辺倒の攻撃となってしまった。突破力のあるミキッチだが、コースを限定すればそこまで怖くはない。何度もゴール前にクロスが送られるものの、そこに待ちかまえているのはいつも紅いユニホームの選手たちだった。

ところが、鹿島も攻め手がない。ボールを奪っても動き出しは遅く、サイドで起点をつくっても相手はすでにゴール前を固めており、チャンスらしいチャンスは数えるほどしか作れない。守備のプランは揺るぎなかったが、攻撃にはもう一つアクセントが必要かと思われた。

しかし、膠着した試合を戦いながら、得点機が作れないことに焦れるのではなく、逆に虎視眈々と機会を狙えるのが鹿島の選手たち。65分、裏に抜けだした興梠がゴール右横でファウルを受ける。スタジアムが騒然とするなかで、集中力を研ぎ澄ませていたのは岩政大樹。「来る、と思っても来ないときもあるから半々なんだけどね」と謙遜したが、チャンスを見逃さないところはさすが。野沢拓也が蹴ったフリーキックがゴール前に飛ぶと、見事にマークを外し、強烈なヘディングシュートを叩き込み、貴重な先制点をもたらした。

さらに87分には、左コーナーでボールキープするかと見せかけた興梠が、ゴール前に飛び込んできた大迫へグラウンダーのクロスを送る。それをトラップしたところに走り込んできたのが野沢。キーパーの手の届かないコースへコントロールされたシュートがファーサイドへ突き刺さり、ダメ押しの2点目となった。

「サンフレッチェのサイドとしては素晴らしいゲームが出来た」
そう言ったあと、肩を落としたペトロヴィッチ監督。
「いいゲームだったとは思うが、私自身、選手にどうやったらゴールが出来るかということを教える能力がないのかもしれない」
チャンスはつくったがゴールは遠く、悔しさの残る敗戦となった。水本裕貴がまずまずのパフォーマンスを見せたことは朗報だが、森崎和幸が腰を痛めて前半で退いてしまい今後に不安を残す。熱を出してこの日の出場を回避した李忠成を含め、なかなかメンバーが揃わないもどかしさが募る。次の浦和戦で巻き返しを図りたいところだ。

鹿島は広島と順位を入れ替え、5位へ浮上。5連勝で、連勝前は18あった首位との勝点差も10にまで一気に縮めた。残り試合数は12と少なくなっているが、鹿島の猛追がリーグ戦を熱くすることは間違いない。1つ1つの試合を大事に戦うことを自分に言い聞かせるようにしている選手たちの様子が印象的だった。


以上
2011.08.21 Reported by 田中滋


結果的にはガブさんの負傷退場がターニングポイントとなった。
これも勝負のアヤである。
前半の不調時もアヤが噛み合わず、勝利が遠のいておった。
今は相手のシュートがポストに当たるなど、若干幸運もある。
とはいえ、五連勝は運だけで出来るものではない。
綿密なプランと、それを行使するクオリティがあってこそである。
この勢いを続け、奇跡を引き起こしたい。
楽しみである。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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