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名古屋戦レポート

【J1:第26節 鹿島 vs 名古屋】レポート:攻めながらも楢崎の牙城を崩せなかった鹿島は痛恨のドロー。一方で名古屋は大満足の勝点1を持ち帰る。(11.09.19)
9月18日(日) 2011 J1リーグ戦 第26節
鹿島 1 - 1 名古屋 (18:34/カシマ/22,258人)
得点者:77' 増田誓志(鹿島)、82' 田中マルクス闘莉王(名古屋)


「勝ちたかった」という声は、両チームの選手たちから聞かれたが、その表情には大きな差があった。勝てなかったことを悔しがるというより、少しホッとした表情だったのは名古屋の選手たち。自慢の攻撃陣は動きを封じられ、圧倒的に攻められる時間帯もありながら、楢崎正剛を中心に田中マルクス闘莉王、増川隆洋が最後の砦を築き、相手に許したのは増田誓志の1点のみ。
「勝点1を持って帰ることに喜びを感じた方がいい」
闘莉王の言葉がすべてを物語っていた。

悔しさを滲ませたのは鹿島の選手たち。それもそのはず、前半から試合を支配し、何度となく名古屋のゴール前まで迫ったからだ。しかし、奪った得点は1つだけ。オズワルドオリヴェイラ監督も「これだけの相手に対してこれだけ支配することができた」と試合内容は評価していたが、1-1の引き分けという結果を残念がっていた。

というのも、試合前の1週間で徹底してきた名古屋への対策が、ほぼ完璧に遂行できていたからだ。主眼に置かれていたのはケネディ封じ。名古屋の攻撃の起点を潰すための動きを何度も繰り返してきた。オリヴェイラ監督は、週の頭から前節の動きが重かった小笠原満男に別メニューでの調整を命じ、代わりに青木剛にバイタルエリアの門番という役割を与えたのである。
そして、その作戦が見事に的中する。岩政大樹と中田浩二がケネディをゴール前から追い出すと、その前の位置でも青木剛と増田誓志が執拗に追い回す。ケネディを中心とした3トップを分断し、玉田圭司、小川佳純を試合から消すことに成功していた。

しかし、この日のはゴールは遠かった。復帰した楢崎が最初の決定機をゴールマウスから弾き出すと、鹿島のFW陣の意識にそのことがインプットされてしまう。普通のシュートでは止められてしまうと考え始めたところで、楢崎の方が優位に立っていた。前半だけでも10本のシュートを放ったものの、ゴールマウスを割ることはなかった。
だが、後半も攻め続けた鹿島は77分、ついに先制点をあげる。左CKからのこぼれ球を増田が左足でボレーシュート。地面に叩きつけられたボールはゴールへと吸い込まれ、待望の先制点が生まれる。
ところが、ここから底力を見せたのが名古屋。5分後の82分に、一度はCKを防がれたもののすぐに奪い返して左サイドへ展開してクロスをゴール前へあげる。ニアサイドで合わせたケネディのヘディングシュートは逆サイドのポストに弾かれたものの、その跳ね返りからの混戦を闘莉王が頭で押し込み、なんとか同点に追い付いた。

その後、玉田に代えて千代反田充を投入した名古屋。当初は闘莉王を前線にあげるのかと思われたが5バック気味になって、鹿島の攻撃を跳ね返すことを選択し、引き分け狙いに切り替える。終了間際には、ゴール前でのFKを与えてしまったものの、ここでも闘莉王が活躍。野沢拓也が得意とするシュートコースに立ち塞がり、壁を越えてきたボールを頭でクリアすると、試合終了のホイッスル。FUJI XEROX SUPER CUPの再現を期待した鹿島サポーターの夢を打ち砕いた。

首位攻防戦だった横浜FM対ガンバ大阪も引き分けていたことで、名古屋としては勝点1でも満足すべき結果と言える。しかし、鹿島にとっては痛恨。"優勝"の二文字はだいぶ霞んでしまった。とはいえ、やるべきことは変わらない。
「我々は勝ち続けるしかないですし、それしか意味がありません。それを目指して選手と共に戦い続けたいと思います」
オリヴェイラ監督は、そう言って会見を締めくくった。


以上
2011.09.19 Reported by 田中滋


そしてCKのクリアボールをタルタが収められれば、問題なく逃げ切れた。
そこが、悔しい。
とはいえ、青木のパフォーマンスを拝めたことには満足である。
勝ち続けることを目指す選手・監督と共に戦い続けたい。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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