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ファボンとダニーロ

週間サッカーマガジン2・6号(1/23発売)のファボンとダニーロの記事である。

ファボン

「〜〜読みよりガツッと当たってから守備に入るので、ワンツーや切り返しへの対応が遅い。スピードのあるチームとの対戦では、苦労するかも知れない」

ダニーロ

「〜〜視野は広く、チャンスは作るがプレースピードは遅く、生かしきれないことも。左足のシュートには切れがあるが、右足には大きな期待は出来ない。献身的に下がってボランチのように体を張った守備をするが、、”それは役割じゃないでしょう?”と思わせることもしばしば。ファボン以上にJリーグの速さへの順応に悩むのでは、と心配する声も…」

なんともネガティブこの上ない。

2005年クラブ選手権決勝において、ファボンの当たりは強く、屈強さを見せつけた。

このプレイに関しては、Jのジャッジに合うかどうか懸念している。

Jに於いては倒れた者勝ちである(除く本山)。

FWが倒れればDFのファール、DFが倒れればFWのファール。

何度泣かされたことか。

柳沢敦が乗り切れないのもここに理由がある。

日本代表が世界で勝てないこともここに起因する。

ここを治さねば、日本人の成功は無いであろう。

そこだけが気がかりなだけで、リヴァプールを完封したCBに不安はない。

ダニーロについては、サンパウロが守備的な戦術を採り、且つ早い時間に先制したため見せ場が少なかった。

また、ボランチのミネイロが鬼神の働きをしたため、霞んで見えたことも事実である。

だが、数少ないボールタッチの場面では高い技術も戦術眼も垣間見せていた。

評判通り、レオナルドやロナウジーニョのような10番ではない。

攻撃的な左利きの中盤としての背番号なのである。

かつて、広島カープの西田真二が「自分は4番目の打者です」と四番を任されながら語ったことと同義である。

その男に対し、”それは役割じゃないでしょう?”とはこれ如何に。

まさに昨季終盤のFSが担っていた役割にピタッとハマるではないか。

つまり、昨季に於いて欠けていたピースが埋まる助っ人と言えよう。

文責は、本文オズワルド・オリヴェイラ監督の記事を書いた向笠直氏なのであろうか。

今季終了時には、彼の検分が正しかったのかどうか、そしてサッカー記者としての価値があるのかどうかが周知となろう。

今は、実際のプレイを待つだけである。

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