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オリヴェイラ監督、契約延長か否か

鹿島・オリベイラ監督“勇退”も/ナビスコ杯 
2011.10.30 05:01
 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ決勝(29日、浦和0−1鹿島、国立)鹿島のオズワルド・オリベイラ監督(60)は、唯一なかったナビスコ杯のタイトルを奪い、自身6冠目。Jリーグの監督では、5冠で並んでいた同じ鹿島のトニーニョ・セレーゾ氏を上回り、史上最多のタイトルホルダーとなった。3試合すべてを延長で制し、「道のりは厳しかったが、120分間あればどんな試合も制することを証明できた」と喜んだ。

 鹿島との契約は今季限りで切れる。契約延長については11月初旬にクラブと話し合う予定。今季はリーグ戦で低迷していることもあり、「大満足ですとはいかない。ただ(低迷の)要素は大いにある年だったので、しっかり分析して考える」と鹿島幹部。クラブのテーマが世代交代・刷新ということもあり、ナビスコ杯Vを置き土産に“勇退”の可能性もある。
(紙面から)

オリヴェイラ監督に続投要請へ 5季連続タイトルを評価

<鹿島・浦和>自身6冠達成に両手の指を6本立てるオリヴェイラ監督
Photo By スポニチ


 鹿島が、今季限りで契約の切れるオズワルド・オリヴェイラ監督(60)に続投要請する方針を固めたことが29日、分かった。近日中に条件面や来季構想などの交渉を開始する。クラブ幹部は「5季連続でタイトルを獲った監督を代える理由はない。来季に向けて前向きな話し合いをしたい」と明かした。

 オリヴェイラ監督は就任1年目の07年にリーグと天皇杯の2冠を達成。07〜09年には史上初のリーグ3連覇を成し遂げた。今回のナビスコ杯は自身6個目のタイトル。大迫、遠藤、柴崎ら若手を積極起用して、世代交代を進めながら結果を出した手腕に対する評価は高い。

 海外からの注目も高く、水面下では中東や母国ブラジルの複数クラブが招へいに動いている。それでも指揮官は鹿島で采配を続けることに前向きで、交渉はまとまる公算が大きい。6季目に突入すれば、00〜05年に指揮したトニーニョ・セレーゾ氏と並ぶクラブ最長タイの政権となる。
[ 2011年10月30日 06:00 ]

鹿島・オリヴェイラ監督続投へ!5年で6冠に高評価…ナビスコ杯

スタンドに上がってサポーターと喜びを分かち合った鹿島・オリヴェイラ監督

 ◆ヤマザキナビスコ・カップ決勝 鹿島1―0浦和(29日、東京・国立競技場) 鹿島が浦和を延長戦の末に1―0で下し、9年ぶりJクラブ最多となる4度目の優勝を果たした。両チーム退場者を出し、決定機に欠けた展開で迎えた延長前半15分、U―22日本代表FW大迫勇也(21)が決勝点を挙げMVPに輝いた。今年3月、東日本大震災で2週間の活動停止を受けた中で、オズワルド・オリヴェイラ監督(60)は的確な手腕で、J新記録となる5年連続タイトル獲得へチームを導いた。

 オリヴェイラ監督はピッチ上から目を細めていた。その視線の先には、メーンスタンドの表彰台に向かうイレブンがいる。「今年はいろいろなことが起きた。選手はストレスも感じただろう。やってくれたのは選手たちだ」。就任5年目で毎年となる5年連続、自身通算6つ目のタイトルを獲得した。ともにJ新記録だが、まず「息子たち」と称する選手に感謝した。

 苦しいシーズンを象徴する試合だった。一度は数的優位に立ちながら、不可解な判定で青木が退場。交代枠が限られる中でセンターバック経験のない新井場を移すなど大胆な采配を振った。DF4人のうち3人が本職ではなかったが、「選手は柔軟に対応する力を持っている」と信じた。「オズの魔法使い」と称される手腕を、ここ一番で見せた。

 今年3月、震災により鹿嶋市が被災。自宅のライフラインは全てストップした。それでも「練習をするぞ」と声をかけた。選手会は練習ができる状況ではないことを主張。言い争いにまで発展した。最終的に2週間の活動中止となったが、「悔いが残る。違う場所で練習するとかすれば、違ったかもしれない」と自問自答する日々を送った。

 震災後、福島第1原発の放射能漏れなど心身ともに追い込まれたフェリペ・ガブリエルを励まし続けた。選手も空白の2週間、興梠が中心になって宮崎で合宿を張るなど、コンディション維持に努めた。リーグ戦でJ2降格圏まで落ちた時期には眠れない日々を過ごし、「朝までどうすれば勝てるか、考え抜いた時もある」と同監督。手を取り合って、たどり着いた15冠目だ。

 クラブはオリヴェイラ監督を評価し、11月中旬に続投を見据えた話し合いに入る。「条件や来季のビジョンについて話す。そこでギャップがなければ」とクラブ幹部。続投となれば、トニーニョ・セレーゾ監督(00〜05年)と並びクラブ最長となる。延長戦3試合を戦い抜き、頂点に立った鹿島。試合後、全員で肩を寄せ合ってできた大きな歓喜の輪。そこには苦難を乗り越えた男たちの笑顔があった。

(2011年10月30日06時01分 スポーツ報知)

オリヴェイラ監督へ契約延長のオファーを考えるフロントである。
これだけの結果を残す指揮官を手放すのは愚行と言えよう。
報知が報じるように、チームの勝利のために尽力を惜しまぬ素晴らしき人である。
そんな中で、サンスポが勇退を報じておる。
とはいえ、クラブ幹部の言葉尻を捉えたものからの推測であり、スポニチや報知が報じるように母国ブラジルからのオファーや条件面などが合意に至らなければ、袂を分かつ可能性もある。
ここはフロントの腕の見せ所である。
経緯を静かに見守りたい。

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