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富山戦プレビュー

【第91回天皇杯 3回戦 鹿島 vs 富山】プレビュー:初対決となる両チーム。いつも通りのサッカーを展開できるのは鹿島か、富山か?(11.11.15)
ACLへの出場権を狙うため天皇杯2連覇に挑む鹿島は、ホームにカターレ富山を迎える。これまで、リーグ戦だけでなく、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯を通じても初めての対戦となる両者。試合に備えてさまざまな用意をするだろうが、すべてが思惑通りにいくはずもない。ピッチで起こる状況に即した判断をできるかどうかが重要だ。鹿島としては久々に3バックを採用するチームとの対戦となる。しかも、豊富な運動量とした富山のシステムはJ2のなかでも少し変則的な部類に入る。
「なかなかイメージがつかない。試合をやりながら、相手の良さを出さないようにしたい」
最終ラインをまとめる中田浩二は、臨機応変に対応していくことをポイントに上げていた。

ただ、スカウティングビデオで富山の動きを確認することはあったものの、約2週間ほどあった中断期間のなかで、鹿島が相手を意識した練習を積むことはなかった。大会形式がトーナメントになったときに行われるPK練習もいつも通りのメニュー。とはいえ、それは富山も同じだろう。中二日で試合に臨まなければならないため、この試合に備える時間がなかったこともあるが、もともとコンパクトな布陣を保とうとする富山に対し、鹿島は両サイドを大きく使った展開を得意とする。全員が連動するプレスでボールを奪ったあと素速く前に出ることができれば富山のペースとなり、そのプレスをかいくぐって広いスペースのあるサイドに展開できれば鹿島が主導権を握る。お互いに、ストロングポイントが出れば試合を優位に運べるため、普段通りのサッカーができるかどうかが重要となるはずだ。

普通に考えれば、コンディション的には鹿島の方が有利かもしれない。11月3日以来の試合ということで、10月の連戦で蓄積した疲労も解消されている。中断期間で負荷をかけたフィジカルも回復期に入っているはずだ。練習を見ていても選手の動きは切れていた。対して、中二日の富山は、アウェイということも加わりフィジカル的には不利な条件が重なることは否めない。13日に行われたJ2第35節岡山戦では、前半からハイペースで走り回りチャンスも作ったが、そこで決めきれず後半に2失点。試合の内容に対して結果が付いてこなかった。後半になるとどうしても運動量が落ちてしまうため、次の試合では足が止まる前に先制点を奪っておきたいところだろう。

ただ、そう単純にいかないのが天皇杯の怖いところ。鹿島が試合勘の無い状態でフワッと入ってしまえば、富山に一気にペースを握られる可能性もある。いずれにせよ、普段と変わらない試合運びができたチームが、次のステージに駒を進めることになるだろう。


以上
2011.11.15 Reported by 田中滋


初対戦となる富山に対して、合わせることなく挑む鹿島である。
ここは自分たちのサッカーで勝利を掴みたいところ。
日程的にも、ホームで戦うという点に於いても、鹿島の有利は揺るがない。
強い気持ちで試合に挑むのだ。
気合いを入れて聖地へ向かいたい。

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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