山村、漆黒のインソール
関塚ジャパンで初めてCB 山村「どちらでも大丈夫」
U―23日本代表ドーハ合宿

MF東(左)と競り合うMF山村
Photo By スポニチ
MF山村が27日の実戦形式練習でセンターバックを務めた。もともと守備的MFとセンターバックの両方をこなせるが、このチームでは常に中盤の底でプレーしてきた。
関塚監督の下で初めて守備ラインに入った山村は、長いパスを左右に散らすなど落ち着いてボールをさばき「このチームでは練習でも初めて。準備はしているし、どちらでも大丈夫」と話した。
[ 2012年1月28日 06:00 ]
山村、EXILE靴で復帰…U23代表ドーハ合宿

練習で豪快なシュートを放つ山村
【ドーハ(カタール)27日】ロンドン五輪アジア最終予選シリア戦(2月5日)に臨むU―23日本代表は、当地で直前合宿2日目を迎え、約1時間30分の練習を行った。28日には当地でカタールU―23代表と練習試合を行うが、昨年9月に左足第5中足骨(小指)を骨折したMF山村和也主将(22)=鹿島=はこの試合が4か月ぶりの実戦復帰。シリア戦に向け人気ダンスユニット「EXILE」も愛用するスパイクのインソールを入手。けがの再発防止で完全復活を証明する。
軽快なステップだった。この日、フルコートで行った10対9の実戦形式の練習では、センターバックとボランチでプレー。ポジショニングを慎重に確認しながらも、トラップもパスも、柔らかなタッチを見せ、28日の練習試合・カタール戦に向け、順調な調整ぶりを印象づけた。
9月中旬に左足小指の疲労骨折が判明してから約4か月。けがの再発防止のため、昨年12月3日、横浜市内にある「足と歩きの研究所」の理学療法士・入谷誠さんを訪ねた。施設内を歩行、走行を繰り返して体のバランスを測定されると、山村モデルにオーダーメードされた漆黒のインソールを手渡された。

全員でウオームアップするU−23日本代表の選手たち
「山村君は上体が外側にかかってしまう姿勢だったから、小指を疲労骨折していた。親指に体重がかかるように矯正した」と入谷さん。バランスを見極める目と、ミリ単位で合成樹脂を加工する技術は熟練の職人技。体全体を足元から矯正する入谷さんの顧客には、USA、MATSUをはじめとする、EXILEのパフォーマー8人が名を連ねているという。
国内最高峰のダンサーのステップも手助けするインソール。「足裏全体の負担がすごく減った気がする。足になじんで、ずっと使っているから臭くなってきましたよ」と山村はニヤリ。偏っていた体のバランスも整い、スケールアップして戻れる実感もあるという。実は昨年1月に右足小指の疲労骨折と、まったく同じ症状だった日本代表MF香川真司も、入谷さんの元に赴きインソールを作成。復活を果たした。
「体力的なところは改善している。あとは試合をやればやれほど判断力は上がってくる」と関塚監督は主将の復調に期待をかけている。4か月ぶりの実戦で、山村は足もと軽やかに復活を期す。
(2012年1月28日06時04分 スポーツ報知)
U-23日本代表に於いてもCB起用された山村である。
最終ラインからゲームを組み立てるにはパス能力の高い山村を起用するのが良かろう。
ここで山村のポリバレントな部分が活かされてくる。
もし、U-23日本代表が予選を勝ち進み、五輪に出場することとなった場合、登録選手数は18人となる
その際、複数のポジションでプレイ可能な選手は重用されよう。
そして、山村にはこのチームを勝利に導くタスクが課されておるのだ。
オーダーメイドのインソールを履き、華麗なるパスを連発して欲しい。
期待しておる。
U―23日本代表ドーハ合宿

MF東(左)と競り合うMF山村
Photo By スポニチ
MF山村が27日の実戦形式練習でセンターバックを務めた。もともと守備的MFとセンターバックの両方をこなせるが、このチームでは常に中盤の底でプレーしてきた。
関塚監督の下で初めて守備ラインに入った山村は、長いパスを左右に散らすなど落ち着いてボールをさばき「このチームでは練習でも初めて。準備はしているし、どちらでも大丈夫」と話した。
[ 2012年1月28日 06:00 ]
山村、EXILE靴で復帰…U23代表ドーハ合宿

練習で豪快なシュートを放つ山村
【ドーハ(カタール)27日】ロンドン五輪アジア最終予選シリア戦(2月5日)に臨むU―23日本代表は、当地で直前合宿2日目を迎え、約1時間30分の練習を行った。28日には当地でカタールU―23代表と練習試合を行うが、昨年9月に左足第5中足骨(小指)を骨折したMF山村和也主将(22)=鹿島=はこの試合が4か月ぶりの実戦復帰。シリア戦に向け人気ダンスユニット「EXILE」も愛用するスパイクのインソールを入手。けがの再発防止で完全復活を証明する。
軽快なステップだった。この日、フルコートで行った10対9の実戦形式の練習では、センターバックとボランチでプレー。ポジショニングを慎重に確認しながらも、トラップもパスも、柔らかなタッチを見せ、28日の練習試合・カタール戦に向け、順調な調整ぶりを印象づけた。
9月中旬に左足小指の疲労骨折が判明してから約4か月。けがの再発防止のため、昨年12月3日、横浜市内にある「足と歩きの研究所」の理学療法士・入谷誠さんを訪ねた。施設内を歩行、走行を繰り返して体のバランスを測定されると、山村モデルにオーダーメードされた漆黒のインソールを手渡された。

全員でウオームアップするU−23日本代表の選手たち
「山村君は上体が外側にかかってしまう姿勢だったから、小指を疲労骨折していた。親指に体重がかかるように矯正した」と入谷さん。バランスを見極める目と、ミリ単位で合成樹脂を加工する技術は熟練の職人技。体全体を足元から矯正する入谷さんの顧客には、USA、MATSUをはじめとする、EXILEのパフォーマー8人が名を連ねているという。
国内最高峰のダンサーのステップも手助けするインソール。「足裏全体の負担がすごく減った気がする。足になじんで、ずっと使っているから臭くなってきましたよ」と山村はニヤリ。偏っていた体のバランスも整い、スケールアップして戻れる実感もあるという。実は昨年1月に右足小指の疲労骨折と、まったく同じ症状だった日本代表MF香川真司も、入谷さんの元に赴きインソールを作成。復活を果たした。
「体力的なところは改善している。あとは試合をやればやれほど判断力は上がってくる」と関塚監督は主将の復調に期待をかけている。4か月ぶりの実戦で、山村は足もと軽やかに復活を期す。
(2012年1月28日06時04分 スポーツ報知)
U-23日本代表に於いてもCB起用された山村である。
最終ラインからゲームを組み立てるにはパス能力の高い山村を起用するのが良かろう。
ここで山村のポリバレントな部分が活かされてくる。
もし、U-23日本代表が予選を勝ち進み、五輪に出場することとなった場合、登録選手数は18人となる
その際、複数のポジションでプレイ可能な選手は重用されよう。
そして、山村にはこのチームを勝利に導くタスクが課されておるのだ。
オーダーメイドのインソールを履き、華麗なるパスを連発して欲しい。
期待しておる。