広島戦コメント・報道
2012Jリーグ ディビジョン1 第3節
鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
(開幕3連敗を喫して)自分たちが求めていた結果ではないし、今日も我々が目指したものではない。ナビスコカップの神戸戦はいい結果になったし、それが我々が目指したものが出ていたので継続していきたかった。前半は広島の6番がフリーになってゲームメイクをしていたので、後半に遠藤を前に出して良くはなった。しかしあまりこういうことを言いたくはないが、レフェリングというものが結果に影響したのも残念。もう勝つしかない。それを目指してしっかりと戦っていきたい。
【新井場 徹】
(退場となったプレーは)きれいなタックルだと思ったんだけど。しょうがない。3連敗したことは退場以前の問題。違うとらえ方をして戦っていかないと、今後も厳しい戦いになる。
【遠藤 康】
またセットプレーからの失点だったので失点の時は気持ち的に落ちた部分があった。相手のプレッシャーが厳しく、慌ててしまった部分もある。もっとチャンスも作れたと思うし、どんな勝ち方でもいいから勝ちたい。負けたとはいえ、チャンスはあったから落ち込む必要はない。
【曽ヶ端 準】
残念です。序盤はどっちに流れが行くか分からない展開だった。上手くいっているならああいうところで失点しない。人数が少なくなってからもカウンターから狙えていた。
【岩政 大樹】
悔しい結果で残念です。毎回、セットプレーで先制されているので、そこはみんなで意識しないと。シーズンの最初は先制点が大きい。自分たちのやりたいことを今一度、話したいと思う。全試合に負けるようなサッカーをやってるわけではない。
2012年03月24日(土)

本日行われたJ1第3節広島戦は0-2で負けを喫しました。
【J1:第3節 広島 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.03.24)
3月24日(土) 2012 J1リーグ戦 第3節
広島 2 - 0 鹿島 (13:04/広島ビ/14,349人)
得点者:25' 佐藤寿人(広島)、71' 大崎淳矢(広島)
●ジョルジーニョ監督(鹿島):
「前半、守備のところで手こずった。だから、後半は中盤をダイヤモンドの形にして、前に押し出す形で守備をしようと考えた。
こういうことを言いたくないが、残念ながらレフェリーの判定が試合に影響したと言わざるを得ない。しかし、3連敗したことは事実。そこは受け止めている。選手・クラブ、全員が一丸となって『状況は良くなる』と自信を持って、続けて取り組んでいくしかない。状況は変わると信じている」
Q:リーグではまだ無得点で、毎試合失点を重ねている。
「確かに、リーグではまだ、ゴールできていない。ただ、我々が抱える個々のタレントを考えれば、これからゴールできるようになると信じている。12月末のシーズン終了まで得点ゼロであるわけではない。チャンスはつくれているし、流れも変わっていく。攻撃に関して心配はしていない。
また、失点しているといっても、3失点はセットプレー。そこは集中を高めないといけないし、練習もやっている。危機察知能力も高めないといけないし、それは個人の意識の問題が大きいが、そこも強化していく。
全てのことが順調にいくわけではない。私のキャリアの中でも、うまくいかない時期もあった。そこで下を向かず、前を向いて、(自分たちを信じて)取り組んでいくことが成果につながる。選手たちの表情を見ても、やるべきことは認識していると思うし、いい方向に向いていくと思う。ナビスコカップでの神戸戦が、我々の理想としている姿。それが継続できていないのは確かだが、続けていくことで自ずと結果はついてくる」
以上
【J1:第3節 広島 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.03.24)
●昌子源選手(鹿島)
「(Jデビューは)とにかく2失点していたので、攻撃に参加しつつ、失点はゼロでいけという指示でした。
(Q:右サイドバックに入ったが)
高校のときに1試合やったぐらい、それ以後では初めてです。いつ攻め上がっていいのか、守備のときにどちらに追いやっていけばいいのかも全然わからない状態でしたけど、とにかく点が欲しい状態だったので、上がって、少しでも前の選手の助けになればいいと思ってやっていました。結果は出ていないですけど、前に行こう、攻めようという気持ちは感じるし、2007年も開幕5試合未勝利から優勝までいっているので、みんな、まだまだ全然あきらめていない。これから僕たちもしっかり練習に取り組んで、勝てるように頑張らなければいけないと感じました。今日デビューも果たせたし、普段も紅白戦で大迫選手などとやっていて、自分の強みである1対1では、今日も負けていなかったと思う。緊張もしなかったので、それを90分間通してできるように、90分間の評価をもらえるように頑張りたいです」
●山村和也選手(鹿島)
「(自分自身は)そこまで大きなミスはしていなかったと思いますけど、2失点目のところや、相手FWに対して厳しくいくところで、いま一つ厳しくいけていなかったのかなと思います。そこが反省点です。相手の攻めに対して、行くところがはっきり行けなかった。ゴール前まで行くことはできているので、そこでもうひと踏ん張り、シュートをしっかり決めるところまで行けたら、自然と流れは良くなってくると思う。自分自身は、攻撃面でも守備面でも、もう少し強さをもってやっていけたら、失点にもつながらないし、得点にもつなげることができるのかなと思います」
●遠藤航選手(鹿島)
「(チャンスがあるのに決められないのは)プレッシャー(重圧)も多少あると思う。最下位にいるチームではないと思っているので、そういうプレッシャーもあるし、慌てているということもあるけど、もっとチャンスも作れたと思うので、あまり満足はしていません。(状況を変えるためには)どんな形でも勝つことが、一番いいんじゃないかと思います」
[ J1:第3節 広島 vs 鹿島 ]

チームの中心として鹿島を引っ張る小笠原満男(写真)。だがチームは広島に0-2で敗戦し、まさかの3連敗となった。
屈辱の開幕3連敗、鹿島のジョルジーニョ監督「状況は変わると信じている」
J1第3節は24日に7試合が行われ、サンフレッチェ広島は鹿島アントラーズを2−0で破った。広島は前半25分、佐藤寿人のゴールで先制すると、後半26分には大崎淳矢が追加点を奪った。敗れた鹿島は開幕からいまだ無得点の3連敗となった。
以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)会見の要旨。
前半、守備のところで手こずった。だから、後半は中盤をダイヤモンドの形にして、前に押し出す形で守備をしようと考えた。こういうことを言いたくないが、残念ながらレフェリーの判定が試合に影響したと言わざるを得ない。しかし、3連敗したことは事実。そこは受け止めている。選手、クラブ、全員が一丸となって「状況は良くなる」と自信を持って、続けて取り組んでいくしかない。状況は変わると信じている。
――リーグ戦ではいまだ無得点で、毎試合失点を重ねているが
確かに、リーグ戦では、まだゴールできていない。ただ、われわれが抱える個々のタレントを考えれば、これからゴールできるようになると信じている。12月末のシーズン終了まで得点ゼロであるわけではない。チャンスは作れているし、流れも変わっていく。攻撃に関して心配はしていない。
また、失点しているといっても、3失点はセットプレー。そこは集中を高めないといけないし、練習もやっている。危機察知能力も高めないといけないし、それは個人の意識の問題が大きいが、そこも強化していく。
すべてのことが順調にいくわけではない。わたしのキャリアの中でも、うまくいかない時期もあった。そこで下を向かず、前を向いて、(自分たちを信じて)取り組んでいくことが成果につながる。選手たちの表情を見ても、やるべきことは認識していると思うし、いい方向に向いていくと思う。ナビスコカップでの神戸戦(2−0で勝利)が、われわれの理想としている姿。それが継続できていないのは確かだが、続けていくことでおのずと結果はついてくる。
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月24日 17:56 ]
鹿島の山村は反省「いまひとつ厳しくいけてなかった」
J1第3節は24日に7試合が行われ、サンフレッチェ広島は鹿島アントラーズを2−0で破った。広島は前半25分、佐藤寿人のゴールで先制すると、後半26分には大崎淳矢が追加点を奪った。敗れた鹿島は開幕からいまだ無得点の3連敗となった。
以下は、試合後の山村和也(鹿島)のコメント。
「(自分自身は)そこまで大きなミスはしていなかったと思いますけど、2失点目のところや、相手FWに対して厳しくいくところで、いまひとつ厳しくいけてなかったのかなと思います。そこが反省点です。相手の攻めに対して、いくところがはっきりいけなかった。ゴール前まで行くことはできているので、そこでもうひと踏ん張り、シュートをしっかり決めるところまでいけたら、自然と流れは良くなってくると思う。自分自身は、攻撃面でも守備面でも、もう少し強さを持ってやっていけたら、失点にもつながらないし、得点にもつなげることができるのかなと思います」
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月24日 19:10 ]
【鹿島】新井場退場響き開幕3連敗/J1
<J1:広島2−0鹿島>◇第3節◇24日◇広島ビ
鹿島が開幕3連敗を喫した。序盤はFW大迫勇也(21)、ジュニーニョ(34)を中心に好機をつくったが、前半25分にセットプレーからの流れで先制点を献上すると、後半10分にはDF新井場徹(32)が微妙な判定で一発退場を食らい数的不利に。同26分に追加点を奪われると、もはや反撃の力は残っていなかった。
この日の時点で依然として単独最下位のまま。ジョルジーニョ監督(47)は「新井場のタックルはきちんとボールに触れていたし、退場すべきではなかった。ただ、事実は3連敗。それは受け止めている。こういう時は下を向かず、上を向くことが大事」と話していた。
[2012年3月24日18時31分]
鹿島屈辱!クラブ初の開幕3連敗/J1

後半10分、レッドカードの判定に感情をあらわにする鹿島DF新井場(中央)
<J1:広島2−0鹿島>◇第3節◇24日◇広島ビ
名門鹿島がクラブ史上初のシーズン開幕3連敗という泥沼にはまりこんだ。敵地に乗り込んでの広島戦でも悪い流れは変わらず、いまだにリーグ戦の得点もゼロ。DF岩政は「悔しいです。残念です」と険しい表情を浮かべた。
前半25分にセットプレーから先制点を献上。3戦連続でセットプレーから失点しており、試合巧者の鹿島らしさは皆無だ。GK曽ケ端も「また同じように失点した。改善しないと」と話した。20日のナビスコ杯神戸戦で今季公式戦初勝利を挙げたが、いまだにチーム状態は上向かない。
悪いことは重なる。後半10分にDF新井場が後方から広島の選手を倒して退場処分を食らってしまった。試合後、クラブ関係者が映像を見直し、新井場のタックルは正当なものに映ったが、時すでに遅し。この退場劇が不運にも試合の流れを決めてしまった。
欧州では後日、誤審が判明して退場による出場停止が取り消されるケースがあり、鹿島側も判定への意見書を提出する意向だが、Jリーグでは判定が覆る可能性は極めて低い。新井場も「完璧なタックル。でも判定は変わらない。こっちが大人にならないと」と振り返らざるを得なかった。
依然として単独最下位。過去に開幕3連敗を喫し、優勝したクラブはない。ジョルジーニョ監督は「残念ながら第三者(主審)が試合を決めてしまった。ただ、判定に試合結果の責任を押しつけようとは思わない。チームが悪いプレーをしているのは確か。修正しないといけない」と話した。名門復活へ苦難の道が続きそうだ。【菅家大輔】
<Jリーグ記録室>
◆開幕連続試合完封負け 鹿島が開幕からリーグ戦3試合連続の完封負け。シーズン開幕からの連続試合完封負け記録は、94年の名古屋の4試合連続がワースト。3試合連続は07年の甲府に並ぶワースト2位。94年の名古屋は最終的に12チーム中11位、07年の甲府も18チーム中17位だった。
◆鹿島の開幕3連敗 シーズン開幕からのリーグ戦3連敗はクラブ史上初の屈辱だ。これまでに2ステージ制だった02年の第1ステージ(S)、1ステージ制になった05年以降では07年にシーズン開幕から2連敗を喫している。2ステージ制の94年第2S(★★★●)、99年第2S(●●●■)にはともに開幕4連敗しているが、これらは第2Sのためシーズン開幕からではない。
※●は90分負け、■は延長Vゴール負け、★はPK戦負けを示す。
[2012年3月25日7時5分 紙面から]
鹿島、初の開幕3連敗…3戦連続無得点も初
(J1第3節第1日、広島2−0鹿島、24日、広島ビッグ)07〜09年度までリーグ戦3連覇した鹿島が広島に0−2で完敗した。0−1の後半10分、鹿島DF新井場がスルーパスに抜け出した広島MF大崎に対し、後方からスライディングしたとして一発退場。数的不利になった同26分、その大崎に2点目を決められ、リーグ戦で初の開幕3連敗を喫した。開幕からリーグ戦3試合連続無得点も初。ジョルジーニョ監督は「言いたくないが、ジャッジが試合に影響した。(ホームの次戦は)勝つしかない」と悲壮感を漂わせた。
(紙面から)
“誤審”に泣いた 鹿島開幕3連敗…いまだ0点
J1第3節 鹿島0−2広島 (3月24日 広島ビ)

<広島・鹿島>広島に敗れ開幕3連敗となり、肩を落とす鹿島イレブン
Photo By 共同
負の連鎖が止まらない。鹿島がアウェーで広島に敗れ、クラブ史上初の開幕3連敗を喫した。開幕から3戦連続零敗は94年の名古屋、07年の甲府に続くJ1史上3クラブ目の屈辱。ジョルジーニョ監督は「レフェリーが結果を決めた」と判定に苦言を呈した上で「3連敗という事実を受け入れないといけない」と厳しい表情を浮かべた。セットプレーから失点を繰り返す悪癖も改善されず、最下位脱出の糸口は見いだせていない。
“誤審”に泣いた。問題の場面は0―1の後半10分。新井場が裏に抜け出そうとした相手MF大崎から鮮やかなタックルでボールを奪ったが、井上主審の判定は得点機会阻止による一発退場だった。だが、映像では先にボールに触っているように映っていた。新井場は「あれが退場やったら、どの試合も最後は5人対5人ぐらいになる」と皮肉った。クラブは意見書を提出する方針。欧州では誤審と認定された退場が試合後に覆る例もあり、その検討に値する判定だった。
運にも見放され、暗いトンネルに迷い込んだ。フィニッシュの精度とセットプレーの守備という課題は明確。GK曽ケ端は「後ろから見ていてなすすべがないという試合ではない。チームとしてしっかりと反省して次に臨むことが大切」と前を向いた。今季は世代交代を進める中で新監督を迎えた試練のシーズン。国内最多15冠を誇る常勝軍団が、もがき苦しんでいる。
[ 2012年3月25日 06:00 ]
3戦連続無得点で史上初の開幕3連敗!…鹿島

広島に敗れ開幕3連敗となって肩を落とす鹿島イレブン
◆J1第3節 広島2―0鹿島(24日・広島ビッグアーチ) 鹿島は敵地で広島に0―2の完敗。チーム初の開幕3連敗で、3試合連続無得点となった。
いつもとは違う光景が広がっていた。勝っても、負けても選手同士が話し合いながらピッチを離れるが、この日ばかりは誰も口を開こうとしない。鹿島がクラブ史上初めてシーズン開幕から3連敗。最下位を抜け出せず、GK曽ケ端は「残念ですね」と絞り出すのが精いっぱい。FW大迫は「悔しい以外にない」と顔をしかめた。
前半25分、セットプレーからつながれ、広島FW佐藤に先制点を許した。後半からは中盤をボックス型からダイヤモンド型に変更し、守備バランスを保ちながら攻勢に出た。だが、後半10分にDF新井場が一発レッドで退場処分。正当なスライディングタックルがファウルと判断される完全な誤審を受け、反撃ムードは完全に絶たれた。
新井場は「あれがファウルだったら何もできない」と、もはや笑うしかない。ジョルジーニョ監督も「審判である前に人間であるから、ミスはしょうがない。負けの責任を判定に押しつけることはないが、第三者によって試合が決められてしまったことが悲しい。残念」と話した。鹿島は退場処分について、Jリーグに意見書提出する意向だ。
(2012年3月25日06時02分 スポーツ報知)
鹿島クラブ史上初の開幕3連敗

後半、抜け出した広島・大崎(左)にスライディングする鹿島・新井場。レッドカードで一発退場となる
「J1、広島2-0鹿島」(24日、広島広域)
鹿島が、クラブ史上初の開幕から3連敗。しかもすべて無得点で敗れた。ジョルジーニョ監督は「そのうち自然と流れは変わる。心配ない」と強がったが、名門チームが泥沼にはまっている。
0‐1で迎えた後半10分、新井場が一発退場。指揮官は「言いたくないが、ジャッジが試合に影響した」と憤った。しかし、これが守勢だったチームにとって致命傷に。反撃する余力はなく、パスを出しては広島の守備網にかかり、決定的な場面はほとんどなし。2点目を失い、万事休した。
20日のナビスコ杯で好調な神戸から今季公式戦の初勝利。好転の兆しを見せたが、リーグ戦では勝てなかった。DF岩政は「いちいち目先の結果で自信を失う必要はない。やりたいサッカーをやれるようにしていくしかない」と、戦意を失っていないことが救いだ。
(2012年3月25日)
J1鹿島、13年ぶり開幕3連敗

【写真説明】広島-鹿島 後半ロスタイム、シュートを阻まれる鹿島・興梠(左)=広島広域公園
サッカーJ1の鹿島は24日、広島市の広島広域公園陸上競技場で広島と対戦し、0-2で敗れ3連敗。鹿島の開幕3連敗は、2シーズン制で争った1999年第2ステージ以来13年ぶり。1シーズン制では初めて。
鹿島は前半に相手の先制を許して追う展開に。後半10分、相手選手にタックルした新井場がレッドカードを出されて退場処分となり、10人で戦う不利な状況下で追加点を奪われた。
鹿島はリーグ最下位が前節から続いており、1994年第2ステージ(ニコスシリーズ)第4節以来18年ぶり。また、開幕戦から3試合連続の無得点は初めて。
J's GOALにしては珍しくレフェリングに関するコメントが検閲されておらぬ。
やはり、明らかな誤審に関しては述べることを許したのであろうか。
あのような試合を左右する誤審は許されるべきではない。
しかも、この井上主審は二年前の2010年リーグ戦第4節ベガルタ仙台戦に於いて、マルキーニョスを一発退場させた主審であった。
この際も、マルキーニョスの悪質と判定された動きは肘打ちではない。
むしろ、そのプレイ以前の執拗な仙台プレイヤーのプレイこそがファールと言えよう。
このレフェリーは少々目視が弱いのではなかろうか。
とはいえ、サッカーという競技に誤審はつきものである。
それを跳ね返せなんだ鹿島の力不足を嘆く以外になかろう。
そこは、無得点という部分に注目が集まるのは致し方のないところ。
しかしながら、チャンスが皆無であったわけではなく、むしろ一人減ってからも機会を作れていた力強さがあったことは事実である。
得点力不足の部分以上に、毎試合セットプレイから先制点を献上しておるところが気になる。
注意力・集中力に問題があるのではなかろうか。
ここを修正することで、チームは一つ前進することとなろう。
気持ちを切り替え、次節に臨んで欲しい。
鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
(開幕3連敗を喫して)自分たちが求めていた結果ではないし、今日も我々が目指したものではない。ナビスコカップの神戸戦はいい結果になったし、それが我々が目指したものが出ていたので継続していきたかった。前半は広島の6番がフリーになってゲームメイクをしていたので、後半に遠藤を前に出して良くはなった。しかしあまりこういうことを言いたくはないが、レフェリングというものが結果に影響したのも残念。もう勝つしかない。それを目指してしっかりと戦っていきたい。
【新井場 徹】
(退場となったプレーは)きれいなタックルだと思ったんだけど。しょうがない。3連敗したことは退場以前の問題。違うとらえ方をして戦っていかないと、今後も厳しい戦いになる。
【遠藤 康】
またセットプレーからの失点だったので失点の時は気持ち的に落ちた部分があった。相手のプレッシャーが厳しく、慌ててしまった部分もある。もっとチャンスも作れたと思うし、どんな勝ち方でもいいから勝ちたい。負けたとはいえ、チャンスはあったから落ち込む必要はない。
【曽ヶ端 準】
残念です。序盤はどっちに流れが行くか分からない展開だった。上手くいっているならああいうところで失点しない。人数が少なくなってからもカウンターから狙えていた。
【岩政 大樹】
悔しい結果で残念です。毎回、セットプレーで先制されているので、そこはみんなで意識しないと。シーズンの最初は先制点が大きい。自分たちのやりたいことを今一度、話したいと思う。全試合に負けるようなサッカーをやってるわけではない。
2012年03月24日(土)

本日行われたJ1第3節広島戦は0-2で負けを喫しました。
【J1:第3節 広島 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.03.24)
3月24日(土) 2012 J1リーグ戦 第3節
広島 2 - 0 鹿島 (13:04/広島ビ/14,349人)
得点者:25' 佐藤寿人(広島)、71' 大崎淳矢(広島)
●ジョルジーニョ監督(鹿島):
「前半、守備のところで手こずった。だから、後半は中盤をダイヤモンドの形にして、前に押し出す形で守備をしようと考えた。
こういうことを言いたくないが、残念ながらレフェリーの判定が試合に影響したと言わざるを得ない。しかし、3連敗したことは事実。そこは受け止めている。選手・クラブ、全員が一丸となって『状況は良くなる』と自信を持って、続けて取り組んでいくしかない。状況は変わると信じている」
Q:リーグではまだ無得点で、毎試合失点を重ねている。
「確かに、リーグではまだ、ゴールできていない。ただ、我々が抱える個々のタレントを考えれば、これからゴールできるようになると信じている。12月末のシーズン終了まで得点ゼロであるわけではない。チャンスはつくれているし、流れも変わっていく。攻撃に関して心配はしていない。
また、失点しているといっても、3失点はセットプレー。そこは集中を高めないといけないし、練習もやっている。危機察知能力も高めないといけないし、それは個人の意識の問題が大きいが、そこも強化していく。
全てのことが順調にいくわけではない。私のキャリアの中でも、うまくいかない時期もあった。そこで下を向かず、前を向いて、(自分たちを信じて)取り組んでいくことが成果につながる。選手たちの表情を見ても、やるべきことは認識していると思うし、いい方向に向いていくと思う。ナビスコカップでの神戸戦が、我々の理想としている姿。それが継続できていないのは確かだが、続けていくことで自ずと結果はついてくる」
以上
【J1:第3節 広島 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.03.24)
●昌子源選手(鹿島)
「(Jデビューは)とにかく2失点していたので、攻撃に参加しつつ、失点はゼロでいけという指示でした。
(Q:右サイドバックに入ったが)
高校のときに1試合やったぐらい、それ以後では初めてです。いつ攻め上がっていいのか、守備のときにどちらに追いやっていけばいいのかも全然わからない状態でしたけど、とにかく点が欲しい状態だったので、上がって、少しでも前の選手の助けになればいいと思ってやっていました。結果は出ていないですけど、前に行こう、攻めようという気持ちは感じるし、2007年も開幕5試合未勝利から優勝までいっているので、みんな、まだまだ全然あきらめていない。これから僕たちもしっかり練習に取り組んで、勝てるように頑張らなければいけないと感じました。今日デビューも果たせたし、普段も紅白戦で大迫選手などとやっていて、自分の強みである1対1では、今日も負けていなかったと思う。緊張もしなかったので、それを90分間通してできるように、90分間の評価をもらえるように頑張りたいです」
●山村和也選手(鹿島)
「(自分自身は)そこまで大きなミスはしていなかったと思いますけど、2失点目のところや、相手FWに対して厳しくいくところで、いま一つ厳しくいけていなかったのかなと思います。そこが反省点です。相手の攻めに対して、行くところがはっきり行けなかった。ゴール前まで行くことはできているので、そこでもうひと踏ん張り、シュートをしっかり決めるところまで行けたら、自然と流れは良くなってくると思う。自分自身は、攻撃面でも守備面でも、もう少し強さをもってやっていけたら、失点にもつながらないし、得点にもつなげることができるのかなと思います」
●遠藤航選手(鹿島)
「(チャンスがあるのに決められないのは)プレッシャー(重圧)も多少あると思う。最下位にいるチームではないと思っているので、そういうプレッシャーもあるし、慌てているということもあるけど、もっとチャンスも作れたと思うので、あまり満足はしていません。(状況を変えるためには)どんな形でも勝つことが、一番いいんじゃないかと思います」
[ J1:第3節 広島 vs 鹿島 ]

チームの中心として鹿島を引っ張る小笠原満男(写真)。だがチームは広島に0-2で敗戦し、まさかの3連敗となった。
屈辱の開幕3連敗、鹿島のジョルジーニョ監督「状況は変わると信じている」
J1第3節は24日に7試合が行われ、サンフレッチェ広島は鹿島アントラーズを2−0で破った。広島は前半25分、佐藤寿人のゴールで先制すると、後半26分には大崎淳矢が追加点を奪った。敗れた鹿島は開幕からいまだ無得点の3連敗となった。
以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)会見の要旨。
前半、守備のところで手こずった。だから、後半は中盤をダイヤモンドの形にして、前に押し出す形で守備をしようと考えた。こういうことを言いたくないが、残念ながらレフェリーの判定が試合に影響したと言わざるを得ない。しかし、3連敗したことは事実。そこは受け止めている。選手、クラブ、全員が一丸となって「状況は良くなる」と自信を持って、続けて取り組んでいくしかない。状況は変わると信じている。
――リーグ戦ではいまだ無得点で、毎試合失点を重ねているが
確かに、リーグ戦では、まだゴールできていない。ただ、われわれが抱える個々のタレントを考えれば、これからゴールできるようになると信じている。12月末のシーズン終了まで得点ゼロであるわけではない。チャンスは作れているし、流れも変わっていく。攻撃に関して心配はしていない。
また、失点しているといっても、3失点はセットプレー。そこは集中を高めないといけないし、練習もやっている。危機察知能力も高めないといけないし、それは個人の意識の問題が大きいが、そこも強化していく。
すべてのことが順調にいくわけではない。わたしのキャリアの中でも、うまくいかない時期もあった。そこで下を向かず、前を向いて、(自分たちを信じて)取り組んでいくことが成果につながる。選手たちの表情を見ても、やるべきことは認識していると思うし、いい方向に向いていくと思う。ナビスコカップでの神戸戦(2−0で勝利)が、われわれの理想としている姿。それが継続できていないのは確かだが、続けていくことでおのずと結果はついてくる。
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月24日 17:56 ]
鹿島の山村は反省「いまひとつ厳しくいけてなかった」
J1第3節は24日に7試合が行われ、サンフレッチェ広島は鹿島アントラーズを2−0で破った。広島は前半25分、佐藤寿人のゴールで先制すると、後半26分には大崎淳矢が追加点を奪った。敗れた鹿島は開幕からいまだ無得点の3連敗となった。
以下は、試合後の山村和也(鹿島)のコメント。
「(自分自身は)そこまで大きなミスはしていなかったと思いますけど、2失点目のところや、相手FWに対して厳しくいくところで、いまひとつ厳しくいけてなかったのかなと思います。そこが反省点です。相手の攻めに対して、いくところがはっきりいけなかった。ゴール前まで行くことはできているので、そこでもうひと踏ん張り、シュートをしっかり決めるところまでいけたら、自然と流れは良くなってくると思う。自分自身は、攻撃面でも守備面でも、もう少し強さを持ってやっていけたら、失点にもつながらないし、得点にもつなげることができるのかなと思います」
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月24日 19:10 ]
【鹿島】新井場退場響き開幕3連敗/J1
<J1:広島2−0鹿島>◇第3節◇24日◇広島ビ
鹿島が開幕3連敗を喫した。序盤はFW大迫勇也(21)、ジュニーニョ(34)を中心に好機をつくったが、前半25分にセットプレーからの流れで先制点を献上すると、後半10分にはDF新井場徹(32)が微妙な判定で一発退場を食らい数的不利に。同26分に追加点を奪われると、もはや反撃の力は残っていなかった。
この日の時点で依然として単独最下位のまま。ジョルジーニョ監督(47)は「新井場のタックルはきちんとボールに触れていたし、退場すべきではなかった。ただ、事実は3連敗。それは受け止めている。こういう時は下を向かず、上を向くことが大事」と話していた。
[2012年3月24日18時31分]
鹿島屈辱!クラブ初の開幕3連敗/J1

後半10分、レッドカードの判定に感情をあらわにする鹿島DF新井場(中央)
<J1:広島2−0鹿島>◇第3節◇24日◇広島ビ
名門鹿島がクラブ史上初のシーズン開幕3連敗という泥沼にはまりこんだ。敵地に乗り込んでの広島戦でも悪い流れは変わらず、いまだにリーグ戦の得点もゼロ。DF岩政は「悔しいです。残念です」と険しい表情を浮かべた。
前半25分にセットプレーから先制点を献上。3戦連続でセットプレーから失点しており、試合巧者の鹿島らしさは皆無だ。GK曽ケ端も「また同じように失点した。改善しないと」と話した。20日のナビスコ杯神戸戦で今季公式戦初勝利を挙げたが、いまだにチーム状態は上向かない。
悪いことは重なる。後半10分にDF新井場が後方から広島の選手を倒して退場処分を食らってしまった。試合後、クラブ関係者が映像を見直し、新井場のタックルは正当なものに映ったが、時すでに遅し。この退場劇が不運にも試合の流れを決めてしまった。
欧州では後日、誤審が判明して退場による出場停止が取り消されるケースがあり、鹿島側も判定への意見書を提出する意向だが、Jリーグでは判定が覆る可能性は極めて低い。新井場も「完璧なタックル。でも判定は変わらない。こっちが大人にならないと」と振り返らざるを得なかった。
依然として単独最下位。過去に開幕3連敗を喫し、優勝したクラブはない。ジョルジーニョ監督は「残念ながら第三者(主審)が試合を決めてしまった。ただ、判定に試合結果の責任を押しつけようとは思わない。チームが悪いプレーをしているのは確か。修正しないといけない」と話した。名門復活へ苦難の道が続きそうだ。【菅家大輔】
<Jリーグ記録室>
◆開幕連続試合完封負け 鹿島が開幕からリーグ戦3試合連続の完封負け。シーズン開幕からの連続試合完封負け記録は、94年の名古屋の4試合連続がワースト。3試合連続は07年の甲府に並ぶワースト2位。94年の名古屋は最終的に12チーム中11位、07年の甲府も18チーム中17位だった。
◆鹿島の開幕3連敗 シーズン開幕からのリーグ戦3連敗はクラブ史上初の屈辱だ。これまでに2ステージ制だった02年の第1ステージ(S)、1ステージ制になった05年以降では07年にシーズン開幕から2連敗を喫している。2ステージ制の94年第2S(★★★●)、99年第2S(●●●■)にはともに開幕4連敗しているが、これらは第2Sのためシーズン開幕からではない。
※●は90分負け、■は延長Vゴール負け、★はPK戦負けを示す。
[2012年3月25日7時5分 紙面から]
鹿島、初の開幕3連敗…3戦連続無得点も初
(J1第3節第1日、広島2−0鹿島、24日、広島ビッグ)07〜09年度までリーグ戦3連覇した鹿島が広島に0−2で完敗した。0−1の後半10分、鹿島DF新井場がスルーパスに抜け出した広島MF大崎に対し、後方からスライディングしたとして一発退場。数的不利になった同26分、その大崎に2点目を決められ、リーグ戦で初の開幕3連敗を喫した。開幕からリーグ戦3試合連続無得点も初。ジョルジーニョ監督は「言いたくないが、ジャッジが試合に影響した。(ホームの次戦は)勝つしかない」と悲壮感を漂わせた。
(紙面から)
“誤審”に泣いた 鹿島開幕3連敗…いまだ0点
J1第3節 鹿島0−2広島 (3月24日 広島ビ)

<広島・鹿島>広島に敗れ開幕3連敗となり、肩を落とす鹿島イレブン
Photo By 共同
負の連鎖が止まらない。鹿島がアウェーで広島に敗れ、クラブ史上初の開幕3連敗を喫した。開幕から3戦連続零敗は94年の名古屋、07年の甲府に続くJ1史上3クラブ目の屈辱。ジョルジーニョ監督は「レフェリーが結果を決めた」と判定に苦言を呈した上で「3連敗という事実を受け入れないといけない」と厳しい表情を浮かべた。セットプレーから失点を繰り返す悪癖も改善されず、最下位脱出の糸口は見いだせていない。
“誤審”に泣いた。問題の場面は0―1の後半10分。新井場が裏に抜け出そうとした相手MF大崎から鮮やかなタックルでボールを奪ったが、井上主審の判定は得点機会阻止による一発退場だった。だが、映像では先にボールに触っているように映っていた。新井場は「あれが退場やったら、どの試合も最後は5人対5人ぐらいになる」と皮肉った。クラブは意見書を提出する方針。欧州では誤審と認定された退場が試合後に覆る例もあり、その検討に値する判定だった。
運にも見放され、暗いトンネルに迷い込んだ。フィニッシュの精度とセットプレーの守備という課題は明確。GK曽ケ端は「後ろから見ていてなすすべがないという試合ではない。チームとしてしっかりと反省して次に臨むことが大切」と前を向いた。今季は世代交代を進める中で新監督を迎えた試練のシーズン。国内最多15冠を誇る常勝軍団が、もがき苦しんでいる。
[ 2012年3月25日 06:00 ]
3戦連続無得点で史上初の開幕3連敗!…鹿島

広島に敗れ開幕3連敗となって肩を落とす鹿島イレブン
◆J1第3節 広島2―0鹿島(24日・広島ビッグアーチ) 鹿島は敵地で広島に0―2の完敗。チーム初の開幕3連敗で、3試合連続無得点となった。
いつもとは違う光景が広がっていた。勝っても、負けても選手同士が話し合いながらピッチを離れるが、この日ばかりは誰も口を開こうとしない。鹿島がクラブ史上初めてシーズン開幕から3連敗。最下位を抜け出せず、GK曽ケ端は「残念ですね」と絞り出すのが精いっぱい。FW大迫は「悔しい以外にない」と顔をしかめた。
前半25分、セットプレーからつながれ、広島FW佐藤に先制点を許した。後半からは中盤をボックス型からダイヤモンド型に変更し、守備バランスを保ちながら攻勢に出た。だが、後半10分にDF新井場が一発レッドで退場処分。正当なスライディングタックルがファウルと判断される完全な誤審を受け、反撃ムードは完全に絶たれた。
新井場は「あれがファウルだったら何もできない」と、もはや笑うしかない。ジョルジーニョ監督も「審判である前に人間であるから、ミスはしょうがない。負けの責任を判定に押しつけることはないが、第三者によって試合が決められてしまったことが悲しい。残念」と話した。鹿島は退場処分について、Jリーグに意見書提出する意向だ。
(2012年3月25日06時02分 スポーツ報知)
鹿島クラブ史上初の開幕3連敗

後半、抜け出した広島・大崎(左)にスライディングする鹿島・新井場。レッドカードで一発退場となる
「J1、広島2-0鹿島」(24日、広島広域)
鹿島が、クラブ史上初の開幕から3連敗。しかもすべて無得点で敗れた。ジョルジーニョ監督は「そのうち自然と流れは変わる。心配ない」と強がったが、名門チームが泥沼にはまっている。
0‐1で迎えた後半10分、新井場が一発退場。指揮官は「言いたくないが、ジャッジが試合に影響した」と憤った。しかし、これが守勢だったチームにとって致命傷に。反撃する余力はなく、パスを出しては広島の守備網にかかり、決定的な場面はほとんどなし。2点目を失い、万事休した。
20日のナビスコ杯で好調な神戸から今季公式戦の初勝利。好転の兆しを見せたが、リーグ戦では勝てなかった。DF岩政は「いちいち目先の結果で自信を失う必要はない。やりたいサッカーをやれるようにしていくしかない」と、戦意を失っていないことが救いだ。
(2012年3月25日)
J1鹿島、13年ぶり開幕3連敗

【写真説明】広島-鹿島 後半ロスタイム、シュートを阻まれる鹿島・興梠(左)=広島広域公園
サッカーJ1の鹿島は24日、広島市の広島広域公園陸上競技場で広島と対戦し、0-2で敗れ3連敗。鹿島の開幕3連敗は、2シーズン制で争った1999年第2ステージ以来13年ぶり。1シーズン制では初めて。
鹿島は前半に相手の先制を許して追う展開に。後半10分、相手選手にタックルした新井場がレッドカードを出されて退場処分となり、10人で戦う不利な状況下で追加点を奪われた。
鹿島はリーグ最下位が前節から続いており、1994年第2ステージ(ニコスシリーズ)第4節以来18年ぶり。また、開幕戦から3試合連続の無得点は初めて。
J's GOALにしては珍しくレフェリングに関するコメントが検閲されておらぬ。
やはり、明らかな誤審に関しては述べることを許したのであろうか。
あのような試合を左右する誤審は許されるべきではない。
しかも、この井上主審は二年前の2010年リーグ戦第4節ベガルタ仙台戦に於いて、マルキーニョスを一発退場させた主審であった。
この際も、マルキーニョスの悪質と判定された動きは肘打ちではない。
むしろ、そのプレイ以前の執拗な仙台プレイヤーのプレイこそがファールと言えよう。
このレフェリーは少々目視が弱いのではなかろうか。
とはいえ、サッカーという競技に誤審はつきものである。
それを跳ね返せなんだ鹿島の力不足を嘆く以外になかろう。
そこは、無得点という部分に注目が集まるのは致し方のないところ。
しかしながら、チャンスが皆無であったわけではなく、むしろ一人減ってからも機会を作れていた力強さがあったことは事実である。
得点力不足の部分以上に、毎試合セットプレイから先制点を献上しておるところが気になる。
注意力・集中力に問題があるのではなかろうか。
ここを修正することで、チームは一つ前進することとなろう。
気持ちを切り替え、次節に臨んで欲しい。