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Fマリノス戦プレビュー

【J1:第4節 横浜FM vs 鹿島】プレビュー:リーグ戦未勝利の横浜FMと鹿島が激突。勝敗を左右するのは大迫と中澤&栗原のバトル。(12.03.30)
『20周年メモリアルゲーム』と題する、この一戦。Jリーグの歴史の中で、それぞれ一時代を築いてきたトリコロールとディープレッドの名門同士が、ナイトゲームで相対することになった。
横浜FMはこの試合で20周年記念ユニフォームを着用。前身の日産自動車サッカー部の80年代後半の黄金期とJリーグ創設期のデザインを現代風にアレンジしたという復刻版ユニフォームが、お披露目される。胸には、黄色の「NISSAN」の文字が入るなど、オールドファンには懐かしいこと、この上ないだろう。

しかしながら、現在の両チームは、歴史の余韻に浸っている余裕はない。横浜FMは、今季公式戦4戦未勝利。鹿島アントラーズはヤマザキナビスコカップでは1勝しているものの、リーグ戦では3連敗、無得点で最下位に沈んでいる。お互い喉から手が出るほど、浮上のきっかけとなる白星を欲しているのだ。

「1勝することで、チームの雰囲気も変わるはず。今は内容よりも結果を求めていく。負けて内容を修正するのでなく、勝って修正したい」
横浜FMのGK飯倉大樹は、そう言った。それはジョルジーニョ新監督を迎え入れた鹿島も、同じに違いない。よって、お互い守りから入り、中盤でガツガツ潰し合う泥くさいゲームになりそうな予感がする。もしくは、現在の両チームの泣き所と思われる、最終ラインの裏を突き合う攻守の入れ替わりの激しい戦いになる可能性もある。

とはいえ、今回の横浜FMは、そこまで「縦」に固執することはないかもしれない。27日のトレーニングで横浜FMは、「横」へのビルドアップの意識を高める練習に取り組んでいた。横に繋ぎながら、縦に入れるタイミングを図り、いざ縦に入れると、素早く連動してサイドへ展開。そんなパターン練習を繰り返していていたのだ。ここ数試合、縦に急ぎがちの拙攻が多かっただけに、今節は「縦・横」を上手く使い分けるバランスの良い攻撃を仕掛けたい。特に、今季初めてトップ下での先発が予想される中村俊輔には、縦パスを入れて攻撃の発動ボタンを押す役割が求められる。
先週、6年ぶりの移籍加入が発表されたばかりの職人肌の左サイドバック、ドゥトラは、スタメン出場が濃厚。ただ、彼も38歳となり、絶頂時のプレーを期待するのは酷だと言える。しかし、持ち味のタイミングの良いオーバーラップと精度の高い左足クロスは、オフェンス面で何かしらの相乗効果をもたらすだろう。

鹿島にも同じ名前のドゥトラ(前京都)が移籍し、今週発表されたばかり。ただ、コンディション的にこのゲームでの出番は微妙か。同じく新外国人のジュニーニョも、まだトップフォームとは言い難い。そうなると、リーグ戦でのチームファーストゴールへの期待を一身に背負うのは、大迫勇也。彼自身の調子は悪くないはず。前節の広島戦では、柔らかく、キレのあるドリブルで相手DF2人の間を突破するなど、縦への推進力は今の鹿島の中で一番だ。また昨年は、ヤマザキナビスコカップ準々決勝、リーグ戦の最終節と、横浜FM戦で2戦2発を決めている。逆に横浜FMのDFは中澤佑二と栗原勇蔵を中心に、そんな彼を厳重マークするはずだ。そこで繰り広げられる「やるか、やられるか」の勝負。それに勝ったほうが、未勝利からの呪縛から抜け出せるのではないだろうか。


以上
2012.03.30 Reported by 小林智明(インサイド)


奇しくも未勝利ダービーとなってしまったFマリノス戦である。
とはいえ、両チームの内容には大きな隔たりがある模様。
我等が鹿島は結果こそ出ておらぬもの、一つ歯車が噛み合えば得点を重ね勝利を呼び寄せることが可能と言えよう。
その証拠にナビスコ杯では完勝しておる。
懇切はメンバーと戦術に変化を与え、挑むこととなる。
この新たな挑戦で結果を呼び込み、調子を上げていきたい。
楽しみである。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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