広島戦プレビュー
【J1:第19節 鹿島 vs 広島】プレビュー:順位は違えど守備が安定し始めた鹿島と広島。好調同士の対戦だからこそ勝利すればより大きな自信を手にできる!(12.07.27)
シーズンも半ばを折り返すとアッと言う間に残り試合数も少なくなっていく。頂点を目指すためには、その一つひとつで結果を残していくしかない。それが、自信を深めることに繋がり、自信の深まりはより確かな勝利への足がかりとなっていく。その意味では、好調同士の対戦は勝った方がより大きな自信を手にすることになるはずだ。
現在、11位の鹿島と、シーズン半ばを過ぎてからだとじつに18年ぶりに首位に立つという広島とでは、順位的には明暗が分かれているかもしれない。しかし、第6節からの成績を見ると、ともに獲得した勝点の数は24。J1・18チームのなかで最も稼いだ2チームなのだ。序盤の5試合で出遅れた鹿島だが、試合を経る毎に戦いぶりが安定してきたことが、この数字を見てもわかるだろう。ジョルジーニョ監督も「選手たちがやり方を理解してくれるようになってきた」と手応えを感じている通り、3トップの一角が相手ボランチを消す役割を担う守備のやり方が板につき始めてから、失点数はぐっと減った。第14節の名古屋戦で3失点して以降は、公式戦6試合で3失点に抑えているのだ。とはいえ、それは広島にも言えることだろう。ヤマザキナビスコカップでの浦和戦でこそ3失点したものの、ここ2試合を完封していることもあり6試合で6失点。ともに守備は安定しているのだ。
ただし、それはチームの共通理解があってこそ。日程という問題が、それを阻むかもしれない。まず、水曜日にヤマザキナビスコカップを戦った鹿島は中二日でこの試合を迎えることになる。湿度80%という蒸し風呂のようななかで90分を戦い終えた選手たちのユニフォームは汗でぐっしょり濡れていた。試合翌日の練習はほぼリカバリーに当てられ、試合に出た選手のコンディションを戻すことに重点が置かれていた。やるべきことははっきりしているため、どこまで戻せるかが勝負を分けることになるだろう。
広島にとっても別の意味で日程の問題は生じている。前節の試合から2週間ぶりの試合となるからだ。前回対戦したときも鹿島だけが中3日で戦わなければいけない日程だったが、今回はこのアドバンテージを生かすのはそれほど簡単ではない。これまで好調を維持してきたときの感覚を、すぐさま呼び起こせるかどうかが問われるはずだ。
今節は、鹿島は2トップで大迫勇也と阿吽の呼吸が取れていた興梠慎三が出場停止。代わりにジュニーニョか岡本英也が先発することになるだろう。興梠は得点だけでなく守備のタスクもこなしていただけに、代わりにピッチに立つ選手も同様の役割が求められるはずだ。「11人だけでは戦えない」(新井場徹)というように、目下6連戦の2戦目を戦う鹿島にとっては総力戦である。また、今節も水曜日と同じように高温多湿の条件下で試合を行うことになりそうだ。前後半で大きく流れの変わる試合となることは間違いない。試合終了のホイッスルが鳴るまで目の離せない戦いとなるだろう。
以上
2012.07.27 Reported by 田中滋
戦い方が板につき安定してきたと述べる田中氏である。
柏戦以降、失点が減り、安心して観られるようになったことは明らかである。
その要員が3TOPの一角が相手のボランチを消すという表現がここに来て出てきた。
ドゥトラは下がり目のFWという扱いなのであろうか。
それはそれとして、失点が減ったことは嬉しい。
この過密日程、全ての試合に於いて零封が叶えば、かなりの成績へと向かうであろう。
明日の主への挑戦でも守備を安定させ、良い結果を望みたい。
楽しみにしておる。
シーズンも半ばを折り返すとアッと言う間に残り試合数も少なくなっていく。頂点を目指すためには、その一つひとつで結果を残していくしかない。それが、自信を深めることに繋がり、自信の深まりはより確かな勝利への足がかりとなっていく。その意味では、好調同士の対戦は勝った方がより大きな自信を手にすることになるはずだ。
現在、11位の鹿島と、シーズン半ばを過ぎてからだとじつに18年ぶりに首位に立つという広島とでは、順位的には明暗が分かれているかもしれない。しかし、第6節からの成績を見ると、ともに獲得した勝点の数は24。J1・18チームのなかで最も稼いだ2チームなのだ。序盤の5試合で出遅れた鹿島だが、試合を経る毎に戦いぶりが安定してきたことが、この数字を見てもわかるだろう。ジョルジーニョ監督も「選手たちがやり方を理解してくれるようになってきた」と手応えを感じている通り、3トップの一角が相手ボランチを消す役割を担う守備のやり方が板につき始めてから、失点数はぐっと減った。第14節の名古屋戦で3失点して以降は、公式戦6試合で3失点に抑えているのだ。とはいえ、それは広島にも言えることだろう。ヤマザキナビスコカップでの浦和戦でこそ3失点したものの、ここ2試合を完封していることもあり6試合で6失点。ともに守備は安定しているのだ。
ただし、それはチームの共通理解があってこそ。日程という問題が、それを阻むかもしれない。まず、水曜日にヤマザキナビスコカップを戦った鹿島は中二日でこの試合を迎えることになる。湿度80%という蒸し風呂のようななかで90分を戦い終えた選手たちのユニフォームは汗でぐっしょり濡れていた。試合翌日の練習はほぼリカバリーに当てられ、試合に出た選手のコンディションを戻すことに重点が置かれていた。やるべきことははっきりしているため、どこまで戻せるかが勝負を分けることになるだろう。
広島にとっても別の意味で日程の問題は生じている。前節の試合から2週間ぶりの試合となるからだ。前回対戦したときも鹿島だけが中3日で戦わなければいけない日程だったが、今回はこのアドバンテージを生かすのはそれほど簡単ではない。これまで好調を維持してきたときの感覚を、すぐさま呼び起こせるかどうかが問われるはずだ。
今節は、鹿島は2トップで大迫勇也と阿吽の呼吸が取れていた興梠慎三が出場停止。代わりにジュニーニョか岡本英也が先発することになるだろう。興梠は得点だけでなく守備のタスクもこなしていただけに、代わりにピッチに立つ選手も同様の役割が求められるはずだ。「11人だけでは戦えない」(新井場徹)というように、目下6連戦の2戦目を戦う鹿島にとっては総力戦である。また、今節も水曜日と同じように高温多湿の条件下で試合を行うことになりそうだ。前後半で大きく流れの変わる試合となることは間違いない。試合終了のホイッスルが鳴るまで目の離せない戦いとなるだろう。
以上
2012.07.27 Reported by 田中滋
戦い方が板につき安定してきたと述べる田中氏である。
柏戦以降、失点が減り、安心して観られるようになったことは明らかである。
その要員が3TOPの一角が相手のボランチを消すという表現がここに来て出てきた。
ドゥトラは下がり目のFWという扱いなのであろうか。
それはそれとして、失点が減ったことは嬉しい。
この過密日程、全ての試合に於いて零封が叶えば、かなりの成績へと向かうであろう。
明日の主への挑戦でも守備を安定させ、良い結果を望みたい。
楽しみにしておる。