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新潟戦報道・コメント・レビュー

鹿島先制も新潟追いつきドロー/J1

<J1:新潟1−1鹿島>◇第12節◇19日◇東北電ス

 鹿島が先制した。前半4分、この試合2本目の右CK。MF野沢のボールにDF岩政が頭で合わせて、ゴール左隅に決めた。一方の新潟は同15分に追い付く。今季、鹿島からの期限付き移籍で新潟に加わったFW深井が相手のパスを左サイドでカット。そのままドリブルで持ち込み、左足でゴール右サイドネットを揺らした。

 後半になって鹿島が主導権を握った。左右両サイドから攻め込み、再三、新潟ゴールに迫る。24分にはFWマルキーニョスが抜け出したが、新潟GK北野の好守にゴールを阻まれた。結局、両軍とも後半は得点できずに引き分けた。
[2007年5月19日16時6分]



≪ 鹿島また決定力不足≫鹿島は開始4分にCKからDF岩政の今季初ゴールで先制したが、その11分後に失点。何度かあったチャンスをものにできず、結局ドローで終了。オリベイラ監督「得点機に決めていれば勝てた試合」と、相変わらずの決定力不足を嘆いた。それでも今季、川崎F、G大阪の強豪がいずれも屈したアウエーでのドローに、岩政「新潟のホームで勝ち点1を取れたのは大きい」と前向きだった。[ 2007年05月20日付 紙面記事 ]


J1 岩政が先制弾 新潟1−1鹿島

2007/05/20(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 12頁

 Jリーグ1部(J1)第12節第1日(19日・東北電力ビッグスワンスタジアムほか=7試合)鹿島は新潟と1−1で引き分けた。

 G大阪は2−1で柏を下し、勝ち点を25として首位をキープ。浦和も2−1で名古屋に競り勝ち、4試合ぶりの勝利で同23とした。

 前節2位の川崎は大分に0−2で完敗し、同21で足踏み。

 広島がJ1で最多となるウェズレイの8度目のハットトリックで千葉に3−1で快勝した。大宮は横浜FCに1−0で勝ち、今季2勝目を挙げた。

 甲府と清水は0−0で引き分けた。


 【評】両チーム譲らず引き分けた。鹿島は前半4分に右CKを岩政が頭で合わせ先制。一時、劣勢となったが、終盤は再び主導権を取り戻した。

 新潟は前半15分、深井の単独突破で同点、押し気味に試合を進めたが、最後は足が止まった。


鹿島勝ち切れず 決定力不足また露呈

 「うちの時間帯で点を取れなかったのが引き分けた原因」新井場が振り返れば、「また決定力不足が出た。マリノス戦に近い形になってしまった」と力なく話した中後。第10節の横浜M戦同様、後半、試合を支配しながらも2点目は遠かった。

 前半開始直後は完全な鹿島のペースだった。リズム良くパスがつながり、人もボールも流動的に動いていた。その流れのまま4分には右CKから岩政の得点も生まれ、その後も追加点を奪いに積極的に仕掛けていた。

 しかし、一つのミスから流れは一変した。15分に中盤でのバックパスを新潟・深井に奪われてしまうと、そのままドリブル突破され、同点弾を許した。「失点してからは中盤でのミスが多くなってしまった」内田。その後は、ホームの大声援を背に、畳み掛けるように仕掛けてきた新潟の勢いに押され、中盤が機能しなくなってしまった。

 この展開に「ボールに対して積極的な守備をすることを要求した」オズワルド・オリベイラ監督。ハーフタイムで問題点を修正した鹿島は、中盤でのパスカットから何度もチャンスをつくった。24分にはマルキーニョスが抜け出しGKとの1対1の場面もあったが…。「決めるべきところで決めておけば。課題が残った」指揮官はため息をついた。

 それでも新潟はホームでめっぽう強いチーム。浦和、川崎、G大阪など上位チームがそろって勝てなかったことを考えれば、勝ち点1を奪えたことは御の字か。「後半はつなぐサッカーができていた。切り替えてやるしかない」新井場。上向いてきた調子をここで停滞させないためにも、切り替えが大切だ。


内田、顔面を強打鼻骨骨折の疑い

 ○…鹿島・DF内田篤人(19)が後半11分に新潟・矢野貴章(23)と接触した際に顔面を強打。試合終了までプレーを続けたが、チーム関係者によると鼻骨骨折の疑いがあるとして週明けにも精密検査を受けることになった。


鼻骨骨折の岩政競り合いを制す

 ○…フェイスガードをつけた鹿島・DF岩政大樹(25)が前半4分に、右CKを頭で合わせ今季初ゴール。鼻骨骨折をものともせずDFとの競り合いを制し、貴重な先制点を奪ったが、試合が引き分けに終わったこともあり、「自分の得点は関係ない。アウエーで早い時間帯で取れたので、落ち着いて1−0で終われればよかった。なぜ、先週までのことができなかったか、考え直さないといけない」と反省ばかりが口をついた。


鹿島・オズワルド・オリベイラ監督

 「点を取ったあとは取ったチームの流れになる時間帯だが、新潟は積極的な守備をしてきた。長年のキャリアの中で、前半からこれだけ頑張るチームは見たことがなかったので驚いた。それでも後半の立ち上がりからは主導権を握って得点機も2度あった。そこをしっかり決めていれば勝てたと思う」

(後半36分から途中出場した)鹿島・増田誓志

 「新潟のバランスが悪くなって安定しなくなっていたので、守備から攻撃への切り替えを早くして狙おうとしたが、結果的に何もできなかった。チャンスもあったが、相手に決められてもおかしくなかったし、どう転んでもおかしくなかった」

鹿島・中後雅喜

 「勝てればベストだったが、新潟はホームで力を発揮するチーム。勝てた試合かもしれないし、勝ち点3を取りに来ているので満足はしていないが、勝ち点1が取れたのはよかった」

(J1通算100試出場と同点ゴールを決めた)新潟・深井正樹

 「(古巣で)意識していた部分もあったし、何か起こしてやりたいと思っていた。きょうは点を取れたけど、とにかく勝ちたかった。鹿島が戻したいと思うくらいに点を取りたい。(鹿島サポーターから)もっとブーイングされるように頑張りたい」


【J1:第12節】新潟 vs 鹿島:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]

5月19日(土) 2007 J1リーグ戦 第12節

新潟 1 - 1 鹿島 (14:04/東北電ス/38,268人)

得点者:'4 岩政大樹(鹿島)、'15 深井正樹(新潟)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:前半、先制した後にリズムを崩した要因は?

「相手のモチベーションによる。新潟はより素早くボールを奪い、球際も厳しくなった。一つの驚きでもあった。応援も影響していると思う。ただ、後半はうちが主導権を握っていたと思う。その中でチャンスに決められなかった」

Q:後半、修正して臨んだ部分は?

「相手には(ホームの)後押しがある。そこをケアしなければならなかった。ナーバスにならずに落ちついていくこと、雰囲気に飲まれないようにすること。戦い方では中盤の4枚で守備をしっかり構成し、よりアグレッシブな守備をすることを要求した」

以上


【J1:第12節】新潟 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]

●深井正樹選手(新潟):

「もう1点取って勝ち切りたかった。気持ちが非常に入っていた試合だった。こんなにモチベーションの高いゲームで、その中でゴールが取れたのはうれしかった。ゴールについては、特別なものはない。ただ、負けている状況で、早い段階で追いつけたのはよかった。今は自分の中で階段を上っている状態。この積み重ねを続けていきたい。ゴールするだけじゃなくて、チームが勝たないと評価にならない。選手全員で勝たないと。鹿島のブーイングは新潟の声援で聞こえなかった」


●岩政大樹選手(鹿島):

「新潟のカウンターには注意していた。試合そのものは問題はなかった。自分の得点については、特にうれしいというのはない。1対0で追われる試合にしたかった。勝点3がほしかったが、アウェイで勝ち点1が取れたことはよかった。結果よりも、改善しなければいけない点がある。技術的、戦略的、精神的にも強くならなければいけない」

●内田篤人選手(鹿島):

「相手のカウンターには十分に警戒しなければならなかった。深井さんは相変わらず素早いですね」


【J1:第12節 新潟 vs 鹿島 レポート】鹿島に支配されかけたゲームを、新潟が深井のメモリアルゴールで同点に追いつく [ J's GOAL ]

5月19日(土) 2007 J1リーグ戦 第12節

新潟 1 - 1 鹿島 (14:04/東北電ス/38,268人)

得点者:'4 岩政大樹(鹿島)、'15 深井正樹(新潟)


先制した鹿島、追いついた新潟。どちらも勝点3を狙った末に1-1で引き分けた。前半4分、鹿島は右CKから岩政大樹がヘディングを決めて先制。その11 分後、新潟はこの試合でリーグ戦通算100試合出場となった深井正樹が同点ゴールを決める。後半は押し気味の鹿島に対し、新潟はカウンターを狙う形に。どちらも譲らなかった。


161センチの小さな体が、チームメートの腕で高々と抱え上げられた。宙に浮かぶような形のまま、深井は力強くこぶしを握った。0-1で迎えた前半15 分。鹿島のパスミスをカットした深井は、左サイドからペナルティーエリアに進入する。相手守備陣が寄せてきたところで、左足を振りぬくと、ボールはマウス左隅におさまった。


「打った直後は興奮して覚えていないです」。リーグ通算100試合のメモリアルゴールを、古巣の鹿島を相手に決めた。ボールを持つたびに鹿島サポーターのブーイングを浴びた。ただ、「ブーイング以上に新潟の応援が大きかったので、聞こえなかった」と気持ちは集中していた。これでホームでは第10節甲府戦に続くゴール。前回はダメ押し、今回は貴重な同点弾と、声援を力に変えた。


リーグ戦では第3節名古屋戦以来のスタメンだった。ここまで出場7試合中、途中出場4試合、フル出場は1試合。サブのまま出番がなかったのは3試合ある。今季、鹿島から期限付き移籍してきた。エジミウソンと、日本代表の矢野貴章のツートップの前に、スーパーサブでの起用が続く。

それでも「鹿島にいただけでは、感じられないことを経験できている。精神的な部分で成長できたと思う。どこのチームもそんなに甘くない。1つひとつ結果を出して、チャンスをものにしていきたい」。モチベーションを常に高く保ってピッチに立った。その結果が、チームがほしい時間帯での同点ゴールにつながった。

「2点目を挙げて勝ちきりたかった」というのが本音でもある。ゴールは奪った。今度は勝利につながるゴールがアピールになる。


新潟が得点に結びつけられたのはここだけ。先制点は序盤にコーナーキックから押し込まれた。前節の清水戦でもセットプレーから失点していた。後半は両サイドで起点を作って攻める鹿島の前に防戦を強いられた。「全体的に足が止まってしまった。ボールを奪いに行くのがうちのスタイル。あれではリズムがつくれない」。DF内田潤は厳しい口調で反省点を挙げた。


先制点、後半のボール支配と、流れは鹿島が握っていた。オズワルド・オリヴェイラ監督が「新潟には後押しがある」と懸念していたホームの雰囲気にも、後半は飲まれなかった。前半はロングボールの多用が目立ったが、後半は両サイドで起点を作って、バイタルエリアで勝負した。それだけに決定機を逃したことが悔やまれる。「後半は崩されていなかったでけに、相手を崩す方法を見つけなければならなかった」と岩政。オリヴェイラ監督も「決定的なチャンスで決められなかったことが響いた」と詰めの甘さを指摘した。


ともに得点以外の部分で課題が見えたドローだった。次節はそれを克服した内容が試される。

以上

2007.05.19 Reported by 斎藤慎一郎


シュート19本もCKからのヘディング1点に抑えられては勝利は覚束ぬ。

実際のところこのビッグスワンに於いては昨季のフェルナンド一発の試合が唯一の勝利である。

それを考慮すれば、来季には完全移籍を成就出来そうな男へのプレイがなければプランは確実であったのやむしれぬ。

昨季まではあれほど決定力の無かった男に決められたことは口惜しい。

しかしながら、成長が見られたのはその1プレイのみで、その後は昔ながらのプレイに終えたことは残念であった。

さらなる成長。

全ての選手に課せられた使命なのである。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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