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名古屋戦プレビュー

【J1:第33節 名古屋 vs 鹿島】プレビュー:最終戦へ望みをつなぐため、勝利が欲しいホーム最終戦。名古屋は攻撃の哲学を貫き通し、宿敵・鹿島を迎え撃つ。(12.11.23)
名古屋の2012年ホーム最終戦は、AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得へ向けた重要な一戦となった。一昨季は優勝を報告する場となり、昨季は優勝の可能性をつなぐ価値ある勝利を得た。今季もまたこの33節に意味を見いだせることは幸せなことだ。数シーズン前までは、さほど順位にも影響せず、中位のどこかに収まるだけだったため、戦うための大きな意義が見えにくかった。しかも今季の相手はヤマザキナビスコカップ2連覇のカップウィナー・鹿島である。下位に沈んだ屈辱のシーズンを少しでも挽回すべく、相手も勝利に飢えている。つまり、激戦の要素は揃っている、というわけだ。

現在連勝中で5戦連続無敗の名古屋は、3位浦和に対し同勝点の4位と猛追中。最終節の相手がその浦和ということで、残り2戦を連勝すれば相手の戦績を問わず3位の座を得ることができる。自力で今季最後の目標を達成するためには、今節の勝利は必須条件だ。不動の左サイドバック・阿部翔平は前節に引き続き負傷欠場だが、代役の三都主アレサンドロもベテランの妙味で無難にその穴を埋めている。ことクロスと突破力に関しては阿部とはまた違った魅力を持つだけに、周囲の活かし方次第では大きな武器にもなるだろう。また磐田との一戦で大成功を収めた4−2−3−1のフォーメーションも継続が濃厚。攻守に安定感を生み出したこの布陣は、1トップに慣れてきた田中マルクス闘莉王と、ようやく本来のパフォーマンスが戻ってきた玉田圭司の力を得て、躍動感あふれる組織力を生み出している。

対する鹿島は苦しい戦いが続いている。ナビスコカップは制したものの、リーグ戦では2か月近く勝ち星がなく、いまだその身は残留争いの渦中にある。ここまでのチーム総得点、総失点は名古屋と変わらないどころか得失点差では上回るにもかかわらず、それが勝点獲得につながっていないのが悩みの種だ。しかしながら前節の仙台戦では前半で3失点を喫しながらも攻めの選手交代で流れをつかみ直し、3−3のドローに持ち込む粘り強さを見せた。興梠慎三と大迫勇也、そして柴崎岳や西大伍ら若い中心選手たちがその原動力となったが、彼らを思い切りよくプレーさせているのは小笠原満男や本山雅志、新井場徹らベテランたち。このバランスを整えるのが伝統的に鹿島はうまい。成績は思うように上がっていないが、油断する隙などどこにもないチームである。

試合のポイントとしては、名古屋はまず攻撃をうまく循環させることが必要になる。もともと守り勝つチームではないうえに、現在は1トップを闘莉王が務める非常事態。その闘莉王はFWとしてのプレーに慣れてきたのか以前に増して前線での存在感を発揮しており、攻撃の起点とフィニッシャーの二役をきっちりこなしている。彼が体を張って作った時間を2列目の玉田や小川佳純、藤本淳吾、あるいは金崎夢生や永井謙佑がしっかり使うことができれば、名古屋の攻撃は厚みと破壊力を増す。闘莉王の負担を軽くする意味でも、流れを停滞させないオフェンスを展開したいところだ。だが鹿島とてそれを指をくわえて見ているはずもなく、前節前半での途中交代という悔しい思いをした本田拓也や増田誓志らハードワーカーたちは鬼の形相でボールに食らいついてくるはず。名古屋はそのディフェンスをかいくぐり、持ち前のサイド攻撃を展開すること、鹿島はそこから伝家の宝刀・カウンターを決めることが勝利への近道となる。

何が何でも勝点3が欲しい両チームだけに、激しい試合展開は織り込み済みだ。名古屋はホーム最終戦ということでスポンサーによる年間表彰やサポーターへのあいさつなど、シーズンを締めくくるセレモニー的な要素も満載の1日になる。今季はそこに楢崎正剛の500試合出場記念セレモニーも加わり、勝ってすべてに華を添えたい気持ちはあるだろう。豊田スタジアムでの8か月ぶりの勝利というプライドをくすぐる要素もある。そして繰り返すようだが相手は宿敵・鹿島だ。第14節の対戦では永井の大活躍で勝利を収めた相手を返り討ちにし、最終節の決戦へ最高の追い風を吹かせることができるか。ホームでの有終の美に期待したい。


以上
2012.11.23 Reported by 今井雄一朗


鹿島を宿敵と称する名古屋視点のプレビューである。
名古屋はここ数年、積極的な補強をし、強豪の仲間入りを成し遂げた。
その甲斐あって、2年前にはリーグ優勝を果たしておる。
しかしながら、安定した成績を残しておるとは言いがたく、二季連続で無冠の可能性が高い。
その相手を宿敵とは言いがたい。
ここは、気持ちで上回り一蹴したいところ。
小笠原主将こそ出場停止で欠くが、その程度のハンデを撥ね除ける力を鹿島は持っておろう。
邪悪なるアウェイの戦いではあるが、勝ち点を持って帰る為に戦う。
必ずや良い報が届くであろう。
楽しみである。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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