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名古屋戦コメント

2012Jリーグ ディビジョン1 第33節


鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
非常にタフなゲームだと前から分かっていたし、戦力的にも相手は高かった。しかし我々は残留に向けて団結していたし、選手たちはその団結力をピッチ上で表現してくれたと思う。

ストイコビッチ監督には申し訳ないが、今日は我々が勝たなければいけないゲームだった。その中で目標を達成できて肩の荷が下りた気分だ。

名古屋はピッチをワイドに使いながらセカンドボールを拾う戦術だ。我々もそれに対抗してセカンドボールを拾って、カウンターでスピードのある選手を生かして攻撃するという狙いを持っていた。時々かなり深い位置からのカウンターにもなったが、まずまずうまくいったと思う。



【新井場 徹】
チームとして情けない結果だし、これで喜ぶのはつらいし恥ずかしいけど、結果が出たことには安心した。目の前に試合に勝つつもりでやっているので勝負となる試合前の緊張感は今日も決勝も同じ。最悪の事態を回避した。

【遠藤 康】
他試合の結果、残留が決まって良かった。 とりあえず自分たちが勝って決めることが出来て良かった。先制した後、ビビって後ろに下がったのが課題。もう1点取るつもりで行けば良かったと思う。

【増田 誓志】
相手がパワープレーからセカンドボールを拾うようにしていたので、役割はタクと同じ。残留してホッとしているのが一番の気持ちだけど、サポーターに対して申し訳ない気持ちも同じくらいある。


2012年11月24日(土)

本日行われたJ1第33節名古屋戦は2-1で勝利しました。

【J1:第33節 名古屋 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.11.24)
11月24日(土) 2012 J1リーグ戦 第33節
名古屋 1 - 2 鹿島 (14:33/豊田ス/23,892人)
得点者:7' ドゥトラ(鹿島)、25' 増川隆洋(名古屋)、35' ドゥトラ(鹿島)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):


Q:激しい試合でしたが、この試合の評価と感想をお願いします。
「この試合はJ1残留ということを1つの目標にせざるを得なかったわけですが、選手たちにはJリーグ20年の歴史の中で最多のタイトルホルダーである、Jリーグの歴史に名を刻んできたチームがJ2に降格するというのはあってはいけないと。ましてや僕や今いる選手たちの時代にあってはいけないことで、みんなで団結して力を合わせてピッチの中で表現しなければいけないと。対戦相手の特徴はピッチをワイドに使いながら、闘莉王選手をめがけたボールのセカンドボールを狙ってくること、もう1つはセットプレーの強さがある。その2点を気を付けなければいけない。選手たちには時に犠牲心を持ってプレーをしなければいけないし、スペースあるいは人に付いていくことをせざるを得ない状況もあるというところで、そこの規律をしっかり守ってくれた。そして相手の質を考えれば、押される状況もあるわけで、そこでは裏のスペースが空く。そこで切り替えを早く、素早い選手で素早くそのスペースを使うことができれば、チャンスが生まれるということを言いました。そこで同点に追いつかれたのは相手の長所だったというのもあるし、その中でも慌てずにやれたというのが、勝因ではないかと思います」

Q:小笠原選手と興梠選手を欠く中で、チームとして統制のとれた戦いができた理由は?
「確かにキャプテン不在は痛かったし、興梠も体調不良でメンバーを変えざるを得ませんでした。しかし今いる選手のポテンシャルは今の順位に相当するかといえばそうではないし、上位争いをできる戦力があると思っています。そこで本田がいて、小笠原の代わりにプレーした。僕が来た当初は大きなけがをして、復帰するのも難しい状況の中で練習に取り組んだ成果で、彼を戦力として扱えることは非常にうれしいことです。キャプテン不在の分を、申し分なくプレーしてくれたと思っています。前線も遠藤にジュニーニョ、大迫に興梠となるはずだったんで、ドゥトラはベンチスタートの予定でしたが、緊急事態でこの布陣になりました。そこでドゥトラがチャンスをものにして、決定的な仕事をしてくれました。戦力的にはヤマザキナビスコカップや天皇杯も残っていますが、そういったタイトルを獲れるだけの戦力はあるわけです。1人や2人がいなくても次の選手がいるチームつくりを目指してきました。先ほど話したピッチの中で表現するという部分はできたと思います。
この場を借りて、優勝したサンフレッチェ広島にはおめでとうと言いたいと思います。クラブワールドカップに出場できる、しかし出場することが意義ではなく、そこで結果を出すことに意義があるので、日本のサッカーの名に恥じない試合をしっかりしてほしいと思います。常に日本サッカーに足りないのは自分たちのポテンシャルを信じて、相手を恐れずに戦うということです。それをクラブワールドカップで示してもらいたいと思います」


以上

【J1:第33節 名古屋 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.11.24)
●新井場徹選手(鹿島)
Q:とてもよくコントロールできた試合でした。勝てて一歩前進といったところで。
「そうですね、チームとして情けない結果というか、これで喜ぶのはちょっと辛いというか恥ずかしい感じがしますけど。でもこういう状況に追い込まれた中で、今日結果が出たということで安心はしています」
Q:優勝争いとは違う緊張感だったのでしょうか?
「まあ、正直大差ないといえば語弊があるけど、ウチとして目の前の試合を常に勝ちに行くというスタンスでやっているんで。もちろんその時のチームの状況と順位とかで緊張感があったりはするけど、直接結果に関わる試合とか、毎年節目の試合はあるんで。だからあまり変わらないというか。ほかの試合会場の結果で、順位などがどうなってるかわからなかったけれども、自分たちでそういう状況にして、最悪の結果は免れましたけど」
Q:他会場の結果は知らなかった?
「全然。まあ今日で決まるとは半信半疑でやってたから、先のこと考えずに結果を出してほかにプレッシャーかけようってやっていて。結果的に残留してよかったけど、残留で喜んでいていいのかどうかというのはね。みんなどこか中途半端な感じだった。もう1つタイトル取れる大会(天皇杯)が残っているし、それにつながる試合にはなったんじゃないかなと思いますけど」
Q:闘莉王選手がサイドバックのポジションで勝負をしてきましたが?
「それが相手のやり方というか。結果的にセットプレーで1点取られましたけど、攻撃陣もいい時間で得点してくれたし、欲を言えばもう1点欲しかったです。ある意味それで集中が保てたというのはあるので。今日はとにかく結果が第一です」

●遠藤康選手(鹿島)
Q:ロッカールームは盛り上がりましたか?
「まあ、いろいろな会場の結果を聞いて、残留が決まったということで」
Q:残留を目標にしているチームではないわけですが?
「とりあえず自分たちの力で残留を決めることができたのは大きかったです」
Q:チームとしても出来の良い試合だったと思いますが、準備も含めプランがうまくいったのでしょうか?
「まあ、でも1点取った後もビビッて後ろに下がってしまって、相手の好きなようにさせてしまった。それは今年のウチの課題だったんで。1点取ってもまだ点取るつもりで行けば、もっといい試合だったんじゃないかと思います」
Q:前半に2得点、先制する展開にできたことが、大きかったですね。
「そうすね、あとはジュニ(ジュニーニョ)が足が速いんで、裏に抜けることで相手が前がかりになった時に逆にチャンスになった。点が入ればもっと良かったですけど」

●柴崎岳選手(鹿島)
Q:試合前はどんなことを考えて臨みましたか?
「負けちゃいけない。それだけ」
Q:他会場の結果は?
「ハーフタイムに聞こうと思ったけど、やめた(笑)。勝てばいいかなって」
Q:本田選手とのコンビはいかがでしたか?
「組んでるパートナーの特徴を見れば僕が前に行くのは必然的ですし、お互いの役割はまっとうしたかなと思います」
Q:小笠原選手が欠場する中で、どう中盤を仕切ろうと?
「仕切るという表現はあまり適切じゃないかもしれないですけど、個人個人が与えられた役割はあると思う。ボランチだったらゲームコントロールだったり、行ったり来たりの展開にならないように落ち着かせるところは落ち着かせなきゃいけないし。また2列目やFWの仕事はあるので、各々の仕事をやった結果が、今日の結果だったかなと思います」
Q:残留が決まった時の感情は?
「落ちなくてよかった、と」
Q:やはり残留のことがあって、落ち着かない雰囲気の中で今日に至ったわけですか?
「そうですね、考えざるを得ない状況でしたし、あってはならないことだと思っていたので。今日勝てばほぼ決まるだろうと思っていましたし、全員がその気持ちを試合に出せて、結果につながったというのは良かったんじゃないかなって思います」


[ J1:第33節 名古屋 vs 鹿島 ]

7分に先制点、35分に決勝点をあげチームを勝利に導いたドゥトラ (鹿島)。ドゥトラは5試合ぶりのゴールとなった。

[ J1:第33節 名古屋 vs 鹿島 ]WOWプレーヤーズアワード:ドゥトラ選手(鹿島)

本日の試合で決勝点をあげたドゥトラ選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


残留決めた鹿島・柴崎「落ちなくてよかった」
 J1第33節が24日に行われ、アウエーで名古屋グランパスと対戦した鹿島アントラーズは2−1で勝利を収めた。勝てば残留が決まる大事な一戦で意地を見せた鹿島。前半7分にドゥトラのゴールで幸先良く、先制に成功する。その後名古屋に1点を返され同点とされるが、前半35分にドゥトラがこの日、2点目のゴールとなる勝ち越し弾を決めた。後半スコアに変動はなくこのままタイムアップ。鹿島が勝ち点3を獲得し、残留を決めた。

 以下は、試合後の柴崎岳(鹿島)のコメント。

(どのようなことを考えて試合に臨みましたか? また、他会場の結果は気になりましたか?)負けちゃいけない。それだけ。ハーフタイムに聞こうと思ったけど、やめた(笑)。勝てばいいかなって。

(本田選手とのコンビは?)組んでいるパートナーの特徴を見れば僕が前に行くのは必然的ですし、お互いの役割はまっとうしたかなと思います。(小笠原選手が欠場する中、どう中盤を仕切ろうと?)仕切るという表現はあまり適切じゃないかもしれないですけど、一人ひとりに与えられた役割はあると思う。ボランチだったらゲームコントロールだったり、いったりきたりの展開にならないように落ち着かせなきゃいけないし。おのおのが役割を果たした結果が、今日の結果だったと思います。

(残留が決まった時の感情は?)落ちなくてよかった、と。(残留のことがあり、落ち着かない雰囲気の中で今日に至りましたか?)そうですね、考えざるを得ない状況でしたし、あってはならないことだと思っていたので。今日勝てばほぼ決まるだろうと思っていましたし、全員がその気持ちを試合に出せて、結果につながったというのは良かったんじゃないかなって思います」


取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年11月24日 20:25 ]


▼鹿島がドゥトラ2発でJ1残留決める、名古屋は来季ACL出場ピンチ


[11.24 J1第33節 名古屋1-2鹿島 豊田ス]

 J1残留争いに巻き込まれているナビスコ王者の鹿島アントラーズが敵地で名古屋グランパスに2-1で勝利した。開始7分にFWドゥトラの得点で先制した鹿島は、追いつかれて迎えた前半35分にもドゥトラがこの日2点目を奪った。勝ち点を43に伸ばした鹿島。降格圏の16位G大阪が引き分けたため、鹿島のJ1残留が決まった。

 ミスを見逃さなかった。前半7分、名古屋DFダニエルのトラップミスを見逃さなかったドゥトラがボールをかっさらうと、GKと1対1に。ドゥトラは落ち着いてGK楢崎正剛の股間を抜き、ゴールネットを揺らした。さらに同点とされて迎えた同35分、またしてもダニエルの縦パスをMF本田拓也が奪うと、前線の大迫に素早くパス。大迫は粘りながらシュートを放つと、楢崎の弾いたボールに再びドゥトラが詰めて、勝ち越しに成功した。

 前半29分にセットプレーからDF増川隆洋が今季初ゴールを決めて、一度は同点に追いついた名古屋。1点ビハインドで折り返した後半開始からはMF小川佳純に代えてFW永井謙佑、MF藤本淳吾に代えてFW金崎夢生を投入。前半アクシデントで1枚使っていたため、早くも3枚すべてを使いきり勝負に出たが、最後までビハインドを返すことは出来なかった。

 この結果、来季のACL出場を目指す名古屋だが、勝ち点を伸ばせず、順位を落とした。最終節は同一勝ち点で並ぶ浦和との直接対決となっているが、同じく3位を争う鳥栖に勝ち点で1上回られたため、リーグ戦での自力出場権獲得の可能性はなくなった。


慣れぬ残留争いには終止符が打たれた。
しかしながら、リーグ戦は最終節を残す。
ここで不甲斐ない結果を残すようでは天皇杯にも来季にも影響を及ぼすであろう。
勝利を望む気持ちを更に高め邁進していきたい。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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