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トニーニョ・セレーゾ監督、厳しい監督

▼スタートの重要性を説くトニーニョ・セレーゾ監督「開幕から目覚めた状態でリーグに入る」


 2000年から6年に渡ってチームを指揮し、00年にJリーグ、ナビスコ杯、天皇杯の3冠を達成するなど、数々の栄冠を鹿島アントラーズにもたらしたヒゲの指揮官が、8年ぶりに復帰した。かつてブラジル代表の中盤でも活躍したトニーニョ・セレーゾ監督だ。

 目を細めて、指揮官は語る。「長年鹿島にいたので、復帰というより、ちょっと散歩して戻ってきた感じです。情報は収集していましたし、常に応援していました。このクラブに戻って来るのは、自宅に戻って来るような気持ちです。当時と変わったことは、白髪が増えたくらい。意気込みは初めて来たときと変わりません。むしろ、それ以上の気持ち、成功したいという意思できています。以前の成績のことを言われますが、それと同等、もしくはそれ以上の結果を出せるようにしたい。そのための姿勢、必要な努力を示していきたい」。

 選手としても、監督としても、多くのタイトルを勝ち取ったトニーニョ・セレーゾ監督は、開幕ダッシュの重要性を強調した。「リーグ優勝というのは、一つひとつの勝利の積み重ねです。それをつかむためには、開幕ダッシュが必要です。シーズンを通して常に安定して戦えるわけではありません。しかし、(序盤の)貯金があれば、楽に、良い状態で戦えます。昨シーズン、ガンバ大阪さんがJ2に降格しました。あれだけの選手層、質の高い選手がいるのに、サッカーでは驚きや予期できないことが起こります。開幕ダッシュをしておかなければ後々、厳しいことになります。逆に開幕ダッシュできればシーズンの途中で多少、不安定になっても、優勝争いできる4、5クラブの中に加われるでしょう」と、力説する。

 トニーニョ・セレーゾ監督をよく知るMF野沢拓也は「厳しい監督」と表現したが、要求の高さは変わらなさそうだ。「いろいろなところに目を配らないといけません。選手個人も自分のケアをしっかりしないといけない。そうしないと、どこかで辛い思いをしたり、痛い目にあったりする」と、サッカーにすべてを注ぐよう選手たちに求めた。そして、昨季を振り返り「昨年は悪いスタートを切り、そこで慌てて目覚めて取り組んだと思います。私は、そういう形を望まないし、そういうことは期待していない。開幕から目覚めた状態でリーグ戦に入っていけたらと思います」と、キャンプを通じて万全の状態にチームを仕上げて、開幕を迎えることを誓った。

(取材・文 河合拓)

トニーニョ・セレーゾ監督を厳しい監督と評する野沢である。
時は経ってもかつての指導は頭から離れぬ様子。
是非とも、再び三冠を成し得て欲しいところ。
その為に恥を忍んで野沢も戻ってきた。
開幕ダッシュでタイトルを目指すのだ。
期待しておる。

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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