岩政人気急上昇
鹿島DF岩政「僕の視野には中沢さん」
鹿島DF岩政が悲願の日本代表選出へ、横浜DF中沢をライバルに掲げた。18日発表のアジア杯メンバーに選出されなかったが、19日の練習後「代表については僕は分からない。オシムさんにしか…」と冷静に答えた。だがセンターバックでの代表入りへ目標は明確。
「僕の視野には中沢さんがいる。自分には経験が足りない。(元日本代表、現J2京都)秋田さんも中沢さんもJで優勝してから代表でレギュラーをつかんだ。地道に飛び越えずにやっていく」と熱く話した。[2007年6月19日21時31分]
鹿島岩政DF初の5連発へ「無の境地」
鹿島DF岩政が欲を捨てて、新記録がかかるピッチに立つ。現在、DF最多タイの4試合連続得点中で今日20日の柏戦に快挙達成がかかる。だが周囲の期待に反し「正直この前で満足している。こういう時、満足していないと言う選手もいるけど強がる必要はない」と自然体だった。
前節16日の広島戦前は「日本人初の4戦連発」に対する意識もあった。記録達成後もC大阪DF藤本が昨年4試合連続得点を記録していると一部報道陣から言われ、わざわざ携帯サイトで調べた。「ウイングバックで出てる試合もあった(笑い)」と一安心した。
無欲でも記録達成へのムードが漂う。全得点に絡んでいるMF野沢との呼吸に狂いはない。マークが予想される柏DF古賀とは昨年在籍していた8月30日の名古屋戦で得点。幾多の記録を樹立した大リーグのスターと同じ考え方であることにも気づいた。「満足するということはイチローもテレビで同じようなことを言っていた」。岩政が無の境地で記録を塗り替える。
[2007年6月20日8時36分 紙面から]
点取れるDF!鹿島・岩政、J新記録で代表入りアピールだ
20日の柏戦にDFとしてリーグ戦5試合連続ゴールのかかる鹿島DF岩政。4戦連発以上の期待がかかる
鹿島DF岩政大樹(25)が20日の柏戦(柏)でJ新記録となるDF最多の5戦連発を狙う。現在、磐田のアジウソン監督(39)と並ぶ4戦連発を記録している岩政は「チャンスがあれば狙う」と記録更新を予告。19日発表の日本代表メンバー入りはできなかったが、世界でも希少な得点も取れるDFとして強烈な存在感を示す。
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FW顔負けの決定力を誇るDF岩政が前人未到の記録に挑む。
「ゴールへの欲は先週ほどはないかな。ボクとしては十分だと思う。ただ、チャンスがあれば狙う。それはいつも通り」
16日の広島戦で4試合連発。DFの最多記録に並び、達成感に満たされたが、岩政の得点力はチームにとって強力な武器。今季11失点と最少失点を誇る柏守備陣を崩すのは容易なことではないだけに、セットプレーが重要となる。高精度のキックが売りのMF野沢とのホットラインで記録更新の期待は高まる。
サッカーを始めた小3からDF一筋だが、1年で20得点以上を記録したこともある。天性の得点感覚を持ち、14試合で11本のシュートを放って4得点。決定率は0.36と、約3本に1本の確率でゴールが入っている。得点ランクトップの広島FWウェズレイの0.17(65本で11得点)を大きく上回る。初の代表入りはならなかったが、「中沢超え」という明確な目標を胸に秘めている。
「ボクの視野には中沢(横浜M)さんがいる。超えるためには地道にチームで結果を出していくしかない。闘莉王(浦和)はスイーパーだからタイプが違う。中沢さんはJで優勝してから代表に入って中心になった。ボクも飛び越えないでそこからだと思う」
時期尚早を自覚しているものの、青写真は描いている。柏戦で記録を更新し、オシム監督が無視できない存在となる。(千葉友寛)
★増田、22歳バースデーでイメチェンだ!
19日に22歳の誕生日を迎えた鹿島のU−22日本代表MF増田が新たな誓いを立てた。「自分はどこにいってもあまりブーイングされない。注目されていないからだと思うけど、ブーイングされる選手になりたい」とイメチェンを目標に掲げた。FW菅沼とのU−22代表対決となる20日の柏戦については「実(菅沼)はホームに自信を持っている。あまり点数が入る試合にはならないと思うけど、点に絡むプレーをしたい」と闘志を燃やした。(鹿嶋市)
岩政 新記録で代表入りアピールを
鹿島・岩政がDFとしてのリーグ連続得点新記録を狙う。16日の広島戦でアジウソン(現磐田監督)の持つ4試合連続得点に並び、20日の柏戦でも決めれば新記録。「そろそろ運を使い切るところ。タイ記録で満足」と言いつつも「柏は大きい選手があまりいない。チャンスがあれば狙う」と、どん欲な姿勢を見せた。[ 2007年06月20日付 紙面記事 ]
鹿島・岩政、J新DF5戦連発狙う…20日柏戦
J1鹿島のDF岩政大樹(25)が20日の柏戦で、リーグ新記録「DFの5試合連発」を狙う。現在リーグタイ記録の4試合連続得点中。岩政は19日、「そんなに意識はしない。でも、セットプレーになったら、いつも通り得点を狙います」と言い切った。
発奮材料がある。18日にアジア杯日本代表が発表されたが、「岩政」の名前はなかった。4試合連続得点。さらに、チームも4位で、今季総失点もリーグ3位タイの15試合15失点。だが、「期待はしてなかった」と話すように、オシム監督の眼鏡にかなわなかった。
「同じタイプのDF中沢さん(横浜M)を超えないと選ばれない。地道に努力、結果を残し続けるしかない」そのひとつが5試合連発である。代表発表前は「4試合連続得点で満足」と話していた岩政が、決意を新たに金字塔を狙う。(2007年6月20日06時01分 スポーツ報知)
岩政の五戦連発弾への期待とを代表に推す報道の連発である。
そして、その越えるべき日本代表選手として練習生から這い上がった雑草の中澤佑二を挙げている。
確かにスペックが似ていると推測する者も多かろう。
岩政大樹 25歳 187センチ 85キログラム
中澤佑二 29歳 187センチ 78キログラム
しかしながら、比べてみると身長だけである。
ただ、中澤には努力の人という印象があり、岩政はお調子者である。
この差は如何ともし難い。
が、努力を続ければ越える日もあろう。
積み重ねる努力が肝要である。
教来石景政が馬場信春に改名するが如く、努力の積み重ねが成果を生み後の世に名を残すのである。