岡山・後藤、100試合出場を自らの決勝ゴールで祝福
【岡山】後藤、次男に捧げる決勝点/J2

後半終了間際、ゴールを決める岡山DF後藤(左から2人目)(撮影・河野匠)
<J2:横浜FC0−1岡山>◇第5節◇24日◇ニッパ球
リーグ通算100試合目の出場となった岡山のDF後藤圭太(26)が、新たな家族にささげる決勝ゴールを決めた。
0−0の後半ロスタイム、MF田中の右クロスから右足でゴールネットを揺らした。
前日23日に夫人が次男を出産。ゴールを決めた後藤は、チームメートとともにゆりかごダンスを踊った。「抱くのが楽しみです。自分が(得点を)取れてビックリしています」と笑顔だった。
[2013年3月24日19時41分]
岡山・後藤が決勝ゴール!5試合目で初勝利
J2第5節(24日、横浜FC0−1岡山、ニッパ)岡山の後藤が決勝ゴールを挙げた。0−0の後半ロスタイムに田中の右クロスに走り込み、植田がつないだところを右足でたたき込んだ。23日に次男が誕生したばかりで、同僚と揺りかごを揺らすダンスで喜びを分かち合った。
節目のJ2出場100試合目。値千金の働きで、開幕から4戦連続引き分けだったチームに初勝利をもたらした。26歳のDFは「いろいろなことが重なって忘れられない日になった」と満面の笑みだった。(共同)
[ J2:第5節 横浜FC vs 岡山 ]

開幕から4試合連続で引き分けている岡山。この日もスコアレスのまま引き分け濃厚かと思われた後半アディショナルタイム。右サイド田中奏一からのクロスに植田龍仁朗がダイビングヘッドで飛び込み、最後は後藤圭太が豪快に右足を振り抜きゴール。
[ J2:第5節 横浜FC vs 岡山 ]

終了間際の劇的ゴールで勝利した岡山。アウェイで勝点3を手にし無敗をキープ。
写真は試合後アウェイにかけつけたサポーターの元へ向かいハイタッチをする後藤圭太。
【J2:第5節 横浜FC vs 岡山】試合終了後の各選手コメント(13.03.24)
3月24日(日) 2013 J2リーグ戦 第5節
横浜FC 0 - 1 岡山 (16:03/ニッパ球/4,271人)
得点者:90'+3 後藤圭太(岡山)
●後藤圭太選手(岡山)
「負けていないけど勝てていないので、みんなブレかけていたんですが、内容は良くなくても1勝できたことで、自分達を信じて練習から出来るかなと思います。ディフェンスもきつかったです。奪った後も、なかなか自分達がボールを持っている時間は短かったので、どうしても守備に回りましたし、それはいつも通り0で抑えながら前線の選手を信じていた。(子供の誕生と100試合と)記念のものが重なったので、忘れられない試合になりました」
岡山DF後藤、究極のメモリアル弾「まさか、自分で取れるとは…」
13/3/24 18:28
[3.24 J2第5節 横浜FC 0-1岡山 ニッパツ]
これだけ『メモリアル』という枕詞が相応しいゴールは、そうそうないだろう。J2第5節の横浜FC戦の後半ロスタイムに、DF後藤圭太が決めた、劇的な決勝点のことだ。開幕から4試合連続で引き分けていたチームに、シーズン初勝利をもたらしたという意味で、チームにとっても貴重な一撃だ。
さらに後藤個人にとっても、多くの意味を持つ。前節の水戸戦(1-1)でも勝ち点1をもたらす同点ゴールを挙げたDFにとって、キャリアで初の2試合連続ゴール。1シーズンで2得点を挙げたのも、9年目のキャリアで初めてのことだ。
劇的ゴールを振り返り、後藤は「開幕4試合、引き分け続きですごく苦しくて。そのトンネルの出口が明るくて良かったです」と笑顔を見せ「結構、ボールを持たれて、90分を通じて苦しかったですが、ああいう形で最後ゴールを決められて、勝てて、良かったです」と言葉を続けた。
だが、これだけではない。この試合は、後藤自身にとってJ2通算100試合目の出場となるメモリアルゲームだった。しかも前日には自身の子供が誕生したばかり。もはやサッカーの神様が、演出したとしか思えない得点に、後藤自身も、信じられない様子だった。
「まさか、ですよね。『点を取ったら揺りかごをしてほしい』とチームメイトには言っていました。そのゴールを自分で取れたのは…。思い出に残るゴールです」と、感無量の表情を浮かべた。
嬉しさの詰まったゴールを挙げ、1シーズンの得点数もキャリアハイとなった。だが、これで終わりじゃないと、後藤は強調する。「勝ててホッとしましたが、この後が大切になってくる。これから岡山に帰って、愛媛でのアウェー戦に備えますが、愛媛戦も応援に来てください」と、最後は今季初の連勝を目指すチームに対する応援を呼びかけた。
アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決めた岡山の後藤である。
二試合連続の得点は、チームに今季初勝利を呼び込む貴重なゴールとなった。
なにより後藤にとってこの試合は100試合出場のメモリアルゲームであり、しかも前日に子供が生まれたとのこと。
自らのゴールで祝福を挙げられるとは幸せと言えよう。
我らも祝福を捧げたい。
おめでとう。

後半終了間際、ゴールを決める岡山DF後藤(左から2人目)(撮影・河野匠)
<J2:横浜FC0−1岡山>◇第5節◇24日◇ニッパ球
リーグ通算100試合目の出場となった岡山のDF後藤圭太(26)が、新たな家族にささげる決勝ゴールを決めた。
0−0の後半ロスタイム、MF田中の右クロスから右足でゴールネットを揺らした。
前日23日に夫人が次男を出産。ゴールを決めた後藤は、チームメートとともにゆりかごダンスを踊った。「抱くのが楽しみです。自分が(得点を)取れてビックリしています」と笑顔だった。
[2013年3月24日19時41分]
岡山・後藤が決勝ゴール!5試合目で初勝利
J2第5節(24日、横浜FC0−1岡山、ニッパ)岡山の後藤が決勝ゴールを挙げた。0−0の後半ロスタイムに田中の右クロスに走り込み、植田がつないだところを右足でたたき込んだ。23日に次男が誕生したばかりで、同僚と揺りかごを揺らすダンスで喜びを分かち合った。
節目のJ2出場100試合目。値千金の働きで、開幕から4戦連続引き分けだったチームに初勝利をもたらした。26歳のDFは「いろいろなことが重なって忘れられない日になった」と満面の笑みだった。(共同)
[ J2:第5節 横浜FC vs 岡山 ]

開幕から4試合連続で引き分けている岡山。この日もスコアレスのまま引き分け濃厚かと思われた後半アディショナルタイム。右サイド田中奏一からのクロスに植田龍仁朗がダイビングヘッドで飛び込み、最後は後藤圭太が豪快に右足を振り抜きゴール。
[ J2:第5節 横浜FC vs 岡山 ]

終了間際の劇的ゴールで勝利した岡山。アウェイで勝点3を手にし無敗をキープ。
写真は試合後アウェイにかけつけたサポーターの元へ向かいハイタッチをする後藤圭太。
【J2:第5節 横浜FC vs 岡山】試合終了後の各選手コメント(13.03.24)
3月24日(日) 2013 J2リーグ戦 第5節
横浜FC 0 - 1 岡山 (16:03/ニッパ球/4,271人)
得点者:90'+3 後藤圭太(岡山)
●後藤圭太選手(岡山)
「負けていないけど勝てていないので、みんなブレかけていたんですが、内容は良くなくても1勝できたことで、自分達を信じて練習から出来るかなと思います。ディフェンスもきつかったです。奪った後も、なかなか自分達がボールを持っている時間は短かったので、どうしても守備に回りましたし、それはいつも通り0で抑えながら前線の選手を信じていた。(子供の誕生と100試合と)記念のものが重なったので、忘れられない試合になりました」
岡山DF後藤、究極のメモリアル弾「まさか、自分で取れるとは…」
13/3/24 18:28
[3.24 J2第5節 横浜FC 0-1岡山 ニッパツ]
これだけ『メモリアル』という枕詞が相応しいゴールは、そうそうないだろう。J2第5節の横浜FC戦の後半ロスタイムに、DF後藤圭太が決めた、劇的な決勝点のことだ。開幕から4試合連続で引き分けていたチームに、シーズン初勝利をもたらしたという意味で、チームにとっても貴重な一撃だ。
さらに後藤個人にとっても、多くの意味を持つ。前節の水戸戦(1-1)でも勝ち点1をもたらす同点ゴールを挙げたDFにとって、キャリアで初の2試合連続ゴール。1シーズンで2得点を挙げたのも、9年目のキャリアで初めてのことだ。
劇的ゴールを振り返り、後藤は「開幕4試合、引き分け続きですごく苦しくて。そのトンネルの出口が明るくて良かったです」と笑顔を見せ「結構、ボールを持たれて、90分を通じて苦しかったですが、ああいう形で最後ゴールを決められて、勝てて、良かったです」と言葉を続けた。
だが、これだけではない。この試合は、後藤自身にとってJ2通算100試合目の出場となるメモリアルゲームだった。しかも前日には自身の子供が誕生したばかり。もはやサッカーの神様が、演出したとしか思えない得点に、後藤自身も、信じられない様子だった。
「まさか、ですよね。『点を取ったら揺りかごをしてほしい』とチームメイトには言っていました。そのゴールを自分で取れたのは…。思い出に残るゴールです」と、感無量の表情を浮かべた。
嬉しさの詰まったゴールを挙げ、1シーズンの得点数もキャリアハイとなった。だが、これで終わりじゃないと、後藤は強調する。「勝ててホッとしましたが、この後が大切になってくる。これから岡山に帰って、愛媛でのアウェー戦に備えますが、愛媛戦も応援に来てください」と、最後は今季初の連勝を目指すチームに対する応援を呼びかけた。
アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決めた岡山の後藤である。
二試合連続の得点は、チームに今季初勝利を呼び込む貴重なゴールとなった。
なにより後藤にとってこの試合は100試合出場のメモリアルゲームであり、しかも前日に子供が生まれたとのこと。
自らのゴールで祝福を挙げられるとは幸せと言えよう。
我らも祝福を捧げたい。
おめでとう。