セレッソ戦コメント・報道
Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第7節

鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・まず、試合前から予想できた部分では、多少、連係や経験などで足りないところがあったりして、相手のホームなので、立ち上がりはちょっと心配なところはあった。その理由として、植田は新人だし、山村もまだ継続して試合をやっているわけではない。その辺りで試合勘やテンポというのは、試合に出続けている選手と、途中からとか少しずつしか出ていない選手とは、感覚的なものは違う。また本田も継続して試合をできていないので、どうしても試合勘とかリズムとか雰囲気のところで、タイミングなど今まで試合に出ている選手と状況は違ってくる。そのため、立ち上がりから20分は気をつけなければならないと言った。それと同時にお互いカバーリングする気持ちを持って挑まなければいけないという話をした。
・正直言うともう少し選手を入れ替えたかった。選手を見極めるのはこうした実際の公式戦で、敵のサポーターもいるなか、相手もいるなか、選手の現状を把握できるいい機会だと思う。本当はそうしたかったが、皆さんご存じの通り、ベストメンバー規定もあり、やむを得ない選択をせざるを得なかった。
・相手の8番(柿谷選手)へのケアミスというのも、当然ながらあった。彼を自由にさせすぎたため、失点を生むような、よりよい条件を相手に与えてしまったという問題もあった。ただ、ボールポゼッション率、ボールを動かして欲しいという要求に関しては、非常にうまくできていたと思う。その2回のミスというのが、相手にカウンターの状況を作ってしまった。特に、その8番を自由にさせたことが、我々が冒したひとつのミス。1失点目の部分は若いセンターバック陣のところだったが、相手にボールを裏に出された時、相手は前に進む状態であり、自分たちは後ろ向きから反転して挑まなければいけない。ただ、いくら反転の練習をしたとしても、動作の部分でその時間をロスしてしまう。そこでフラットで守ろうとすると、必ず失点につながってしまう。相手のフィードの精度が高い選手がいれば、その1本でやられてしまう。今回はそのいい勉強を、彼らは実戦的に今日は肌で感じたことだろうと思うし、これがまた成長につながると思う。
・スタジアムに足を運んでいただいた皆さんには、非常にサッカーの面白さがあった試合を見ることができたと思うし、自宅でテレビを通じて見ていた人たちにとっても、非常に面白みのある試合だったと思う。


【佐藤 昭大】
最初の失点の形が良くなかった。相手の8番をフリーにしてしまい、DFと1対1になる前に止めておかないといけなかった。失点してから試合中に修正が出来た部分は良かった。これを継続してやることと今日の反省点を修正したい。でないと、だたの消化試合になってしまう。
【大迫 勇也】
先制されたのが早かった。こっちのチャンスもたくさんあった。打ち合いになったところで決められればよかった。リズムは良かったと思う。その中で自分が決められるチャンスもあった。難しい試合だったけど、予選リーグを突破するのが大事だったので、切り替えてリーグ戦に挑みたい。
2013年05月22日(水)

本日行われたナビスコ予選リーグ 第7節 C大阪戦は1-2で負けを喫しました。
【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.05.22)
5月22日(水) 2013 ヤマザキナビスコカップ
C大阪 2 - 1 鹿島 (19:04/金鳥スタ/10,336人)
得点者:2' エジノ(C大阪)、21' ダヴィ(鹿島)、36' 柿谷曜一朗(C大阪)
----------
●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「こんばんは。どうぞ質問からお願いします」
Q:前半の守備で崩されている場面があり、後半はほぼC大阪に崩されることはなかったが、全体的な守備の感想は?
「まず、試合前から予想できた部分では、多少、連係や経験などで足りないところがあったりして、相手のホームなので、立ち上がりはちょっと心配なところはありました。その理由として、植田選手は僕が来てから初めての公式戦になりますし、山村選手も徐々に試合に絡むようになってはいるものの、まだ継続して試合をやっているわけではないので。その辺りで、試合勘やテンポというのは、試合に出続けている選手と、途中からとか、少しずつしか出ていない選手とは、感覚的なものは違う。あと、本田選手も、継続して試合をできていないので、どうしても試合勘とかリズムとか雰囲気のところで、タイミングなど、今まで試合に出ている選手と状況は違ってくる。そのため、立ち上がりから20分は気をつけなければならないよと。それと同時に、お互いカバーリングする気持ちを持って挑まなければいけないという話しをしていました。
正直言いますと、もう少し選手を入れ替えたかったのが、正直なところです。選手を見極めるのは、こうした実際の公式戦で、敵のサポーターもいるなか、相手もいるなか、選手の現状を把握できるいい機会なので。本当はそうしたかったが、皆さんご存じの通り、ベストメンバー規定もあり、やむを得ない選択をせざるを得ませんでした。
あとは、C大阪の8番(柿谷曜一朗)へのケアミスというのも、当然ながらありました。彼を自由にさせすぎたため、失点を生むような、よりよい条件を相手に与えてしまったという問題もありました。ただ、ボールポゼッション率、ボールを動かして欲しいという要求に関しては、非常にうまくできていたと思いますが、その2回のミスというのが、自分たちが今から攻撃をし始めようとするなかでの、我々のミスから、相手にカウンターの状況を作ってしまった。特に、その8番を自由にさせたことが、我々が冒したひとつのミス。1失点目の部分は、若いセンターバック陣のところだったのですが、相手にボールを裏に出された時、相手は前に進む状態であり、自分たちは後ろ向きから反転して挑まなければいけない。ただ、いくら反転の練習をしたとしても、動作の部分で、その時間をロスしてしまう。そこでフラットで守ろうとすると、必ず失点につながってしまう。相手のフィードの精度が高い選手がいれば、その1本でやられてしまう。今回はそのいい勉強を、彼らは実践的に、今までは伝えるだけだったところが、今日は肌で感じたことだろうと思いますし、これがまた成長につながると思います。
スタジアムに足を運んでいただいた皆さんには、非常にサッカーの面白さがあった試合を見ることができたと思いますし、自宅でテレビを通じて見ていた人たちにとっても、非常に面白みのある試合だったと思います」
以上
【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.05.22)
●本田拓也選手(鹿島):
「(決勝トーナメント進出がすでに決まっている中、モチベーションが難しいところもあったのでは?)いや、でも、自分たちは関係ないですから。出た試合を全力でやるだけです。
(前半の入りについて)C大阪が前から来るというのは分かっていて、ミーティングでも言われていましたが、そこは失点してしまっているし、チームとしても改善しなければいけないところだと思います。
(後半は完全に押し込んでいたが?)前半結構エジノ選手が前から来ていて、少し受けるような形になってしまっていた。でも、前半にもチャンスはあったし、連戦というのもあって、C大阪の選手も疲れてきていたとは思いますが、僕たちは少し選手を入れ替えたりしていて、フレッシュな感じでやれましたし、後半押し込めた部分があったと思います。ただ、押し込んでいても、点を取らないといけないですし、前半からチャンスがあり、決めるか決めないかというところ。C大阪は少ないチャンスをしっかり決めてきたということ(が結果に出た)だと思います。
(今後に向けて)週末の試合が終われば、一度中断するので、そこで、今のいい部分を継続して、チームをイチから作り直して、どこもそうだと思いますが、またいい準備をして、いい入り方で後半戦に臨めればいいなと思います」
[ ヤマザキナビスコカップ:第7節 C大阪 vs 鹿島 ]

先制を許した鹿島は21分、ダヴィ(写真)のゴールで試合を振り出しに戻す。
エジノ来日初ゴール&柿谷公式戦連発、C大阪が鹿島下し首位通過
13/5/22 22:26
[5.22 ナビスコ杯第7節 C大阪2-1鹿島 金鳥スタ]
すでにグループリーグ突破を決めているB組2位セレッソ大阪と同1位鹿島アントラーズの対戦は、C大阪が2-1で競り勝ち、逆転での首位通過を決めた。C大阪は公式戦3連勝を飾り、これで公式戦8試合負けなし(4勝4分)。対鹿島戦勝利は、10年8月21日のJ1第20節(1-0)以来となった。
試合はいきなり動いた。前半2分、MF枝村匠馬のロングボールから公式戦7試合ぶりの先発出場となったFWエジノが相手DFを体でブロックし、左足でシュート。豪快にゴールネットを揺らし、幸先よく先制点を奪った。
鹿島もMF柴崎岳を中心に徐々に攻勢を強める。すると前半21分、その柴崎の縦パスで攻撃のスイッチが入り、FW大迫勇也がMF中村充孝とのワンツーからシュート。GKキム・ジンヒョンの右足に当たって股間を抜けたボールは枠を外れるかと思われたが、後方から勢いよく走り込んだFWダヴィが頭で押し込み、試合を振り出しに戻した。
同点に追いついた鹿島は前半28分、ハーフウェーライン付近でDF前野貴徳がインターセプト。ドリブルでゴール前まで持ち込み、絶妙なタイミングでダヴィにスルーパスを通したが、GKとの1対1から狙ったダヴィのシュートは惜しくもゴール右に外れた。
一方のC大阪も前半36分、相手のパスをインターセプトしたFW柿谷曜一朗が「前半だったから思い切って行こうと思った」と、ドリブルで一気に駆け上がり、PA内から右足でゴールに流し込んだ。2得点を挙げた18日のJ1柏戦(3-1)に続くエースの公式戦2試合連発弾で勝ち越しに成功し、2-1で前半を折り返した。
もう一度追いつきたい鹿島。後半5分、MF野沢拓也が大迫とのワンツーからシュートを狙うが、ゴール上へ。同半36分には柴崎からダヴィとつないで最後は大迫がシュート。同40分にも柴崎の縦パスをMF本山雅志がダイレクトでつなぎ、途中出場のMF遠藤康が狙ったが、枠を捉え切れなかった。後半ロスタイム、大迫のミドルシュートをGKが弾いたところにダヴィが詰めるも決め切れず。最後までC大阪の粘り強い守備をこじ開けられなかった。
結局、前半のリードを守り抜いたC大阪が2-1で逃げ切り、逆転での首位通過を決めた。先制点のエジノは、これがうれしい来日初ゴール。家族の見守る前で待望のゴールを決め、「自分のゴールが勝利につながってうれしい。家族の前で得点を取れて、勝てたことが何よりの幸せ」と、スタンドを見つめながら笑顔で語っていた。
鹿島敗れるも…監督「いい勉強」/ナビスコ杯

頭をかきむしって悔しがる大迫(右)ら鹿島イレブン=金鳥スタ(撮影・山田喜貴)
ナビスコ杯1次リーグ最終節B組(22日、C大阪2−1鹿島、金鳥スタ)敗れた鹿島のセレーゾ監督は「連係や経験の不足で、立ち上がりに不安はあった。だが、面白い試合は見せられた」と淡々と振り返った。
多くの主力を外してセンターバックには植田と山村を起用。相手のスルーパスや柿谷のドリブルに対応できなかったが、指揮官は「いい勉強になった」と若手に実戦経験を積ませたことを前向きに捉えた。シュート5本で攻撃を引っ張った大迫は「悔しいが次が大事」と準々決勝へ気持ちを切り替えた。(共同)

前半、同点ゴールを決めて大迫と喜ぶ鹿島・ダビ=金鳥スタ(撮影・山田喜貴)
鹿島苦杯2位通過
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ最終節(22日・キンチョウスタジアムほか=6試合)既に8強入りを決めているB組の鹿島はC大阪に1-2で敗れ、2位通過となった。通算成績は4勝2敗、勝ち点12。
鹿島は前半2分に失点。21分にダビのゴールで同点とし、36分に勝ち越された。1点を追う後半、遠藤や本山を投入したが追い付けなかった。
A組は横浜Mと川崎が2位以内を決め、準々決勝に進んだ。横浜Mは清水を2-1で下して勝ち点15で1位、川崎は湘南と1-1で引き分け、同11で2位となった。磐田は甲府と引き分けた。
決勝トーナメントはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場した柏、広島、仙台、浦和を加えた8チームで争われ、ホームアンドアウェー方式で6月23日、30日に行われる。後日、組み合わせ抽選を行う。
「植田選手は僕が来てから初めての公式戦になります」と間違えるトニーニョ・セレーゾ監督である。
実際にはナビスコ杯初戦のFC東京戦にも先発しておる。
この試合については記憶から抹消したということであろうか。
それはそれとして、もっと多くの若い選手を起用したかった旨を語っておる。
多くのサポーターとしても、もっと多くの選手を実戦にて観てみたいと思うものである。
やはり、ベストメンバー規定は悪しき法と言わざるを得ない。
とはいえ、悪法も法なり、従わねばならぬ。
しかしながら、言いたいことは言わせて貰おうではないか。
このベストメンバー規定は早急に廃止を検討して欲しい。
それが多くのファンの願いである。

鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・まず、試合前から予想できた部分では、多少、連係や経験などで足りないところがあったりして、相手のホームなので、立ち上がりはちょっと心配なところはあった。その理由として、植田は新人だし、山村もまだ継続して試合をやっているわけではない。その辺りで試合勘やテンポというのは、試合に出続けている選手と、途中からとか少しずつしか出ていない選手とは、感覚的なものは違う。また本田も継続して試合をできていないので、どうしても試合勘とかリズムとか雰囲気のところで、タイミングなど今まで試合に出ている選手と状況は違ってくる。そのため、立ち上がりから20分は気をつけなければならないと言った。それと同時にお互いカバーリングする気持ちを持って挑まなければいけないという話をした。
・正直言うともう少し選手を入れ替えたかった。選手を見極めるのはこうした実際の公式戦で、敵のサポーターもいるなか、相手もいるなか、選手の現状を把握できるいい機会だと思う。本当はそうしたかったが、皆さんご存じの通り、ベストメンバー規定もあり、やむを得ない選択をせざるを得なかった。
・相手の8番(柿谷選手)へのケアミスというのも、当然ながらあった。彼を自由にさせすぎたため、失点を生むような、よりよい条件を相手に与えてしまったという問題もあった。ただ、ボールポゼッション率、ボールを動かして欲しいという要求に関しては、非常にうまくできていたと思う。その2回のミスというのが、相手にカウンターの状況を作ってしまった。特に、その8番を自由にさせたことが、我々が冒したひとつのミス。1失点目の部分は若いセンターバック陣のところだったが、相手にボールを裏に出された時、相手は前に進む状態であり、自分たちは後ろ向きから反転して挑まなければいけない。ただ、いくら反転の練習をしたとしても、動作の部分でその時間をロスしてしまう。そこでフラットで守ろうとすると、必ず失点につながってしまう。相手のフィードの精度が高い選手がいれば、その1本でやられてしまう。今回はそのいい勉強を、彼らは実戦的に今日は肌で感じたことだろうと思うし、これがまた成長につながると思う。
・スタジアムに足を運んでいただいた皆さんには、非常にサッカーの面白さがあった試合を見ることができたと思うし、自宅でテレビを通じて見ていた人たちにとっても、非常に面白みのある試合だったと思う。


【佐藤 昭大】
最初の失点の形が良くなかった。相手の8番をフリーにしてしまい、DFと1対1になる前に止めておかないといけなかった。失点してから試合中に修正が出来た部分は良かった。これを継続してやることと今日の反省点を修正したい。でないと、だたの消化試合になってしまう。
【大迫 勇也】
先制されたのが早かった。こっちのチャンスもたくさんあった。打ち合いになったところで決められればよかった。リズムは良かったと思う。その中で自分が決められるチャンスもあった。難しい試合だったけど、予選リーグを突破するのが大事だったので、切り替えてリーグ戦に挑みたい。
2013年05月22日(水)

本日行われたナビスコ予選リーグ 第7節 C大阪戦は1-2で負けを喫しました。
【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.05.22)
5月22日(水) 2013 ヤマザキナビスコカップ
C大阪 2 - 1 鹿島 (19:04/金鳥スタ/10,336人)
得点者:2' エジノ(C大阪)、21' ダヴィ(鹿島)、36' 柿谷曜一朗(C大阪)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「こんばんは。どうぞ質問からお願いします」
Q:前半の守備で崩されている場面があり、後半はほぼC大阪に崩されることはなかったが、全体的な守備の感想は?
「まず、試合前から予想できた部分では、多少、連係や経験などで足りないところがあったりして、相手のホームなので、立ち上がりはちょっと心配なところはありました。その理由として、植田選手は僕が来てから初めての公式戦になりますし、山村選手も徐々に試合に絡むようになってはいるものの、まだ継続して試合をやっているわけではないので。その辺りで、試合勘やテンポというのは、試合に出続けている選手と、途中からとか、少しずつしか出ていない選手とは、感覚的なものは違う。あと、本田選手も、継続して試合をできていないので、どうしても試合勘とかリズムとか雰囲気のところで、タイミングなど、今まで試合に出ている選手と状況は違ってくる。そのため、立ち上がりから20分は気をつけなければならないよと。それと同時に、お互いカバーリングする気持ちを持って挑まなければいけないという話しをしていました。
正直言いますと、もう少し選手を入れ替えたかったのが、正直なところです。選手を見極めるのは、こうした実際の公式戦で、敵のサポーターもいるなか、相手もいるなか、選手の現状を把握できるいい機会なので。本当はそうしたかったが、皆さんご存じの通り、ベストメンバー規定もあり、やむを得ない選択をせざるを得ませんでした。
あとは、C大阪の8番(柿谷曜一朗)へのケアミスというのも、当然ながらありました。彼を自由にさせすぎたため、失点を生むような、よりよい条件を相手に与えてしまったという問題もありました。ただ、ボールポゼッション率、ボールを動かして欲しいという要求に関しては、非常にうまくできていたと思いますが、その2回のミスというのが、自分たちが今から攻撃をし始めようとするなかでの、我々のミスから、相手にカウンターの状況を作ってしまった。特に、その8番を自由にさせたことが、我々が冒したひとつのミス。1失点目の部分は、若いセンターバック陣のところだったのですが、相手にボールを裏に出された時、相手は前に進む状態であり、自分たちは後ろ向きから反転して挑まなければいけない。ただ、いくら反転の練習をしたとしても、動作の部分で、その時間をロスしてしまう。そこでフラットで守ろうとすると、必ず失点につながってしまう。相手のフィードの精度が高い選手がいれば、その1本でやられてしまう。今回はそのいい勉強を、彼らは実践的に、今までは伝えるだけだったところが、今日は肌で感じたことだろうと思いますし、これがまた成長につながると思います。
スタジアムに足を運んでいただいた皆さんには、非常にサッカーの面白さがあった試合を見ることができたと思いますし、自宅でテレビを通じて見ていた人たちにとっても、非常に面白みのある試合だったと思います」
以上
【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.05.22)
●本田拓也選手(鹿島):
「(決勝トーナメント進出がすでに決まっている中、モチベーションが難しいところもあったのでは?)いや、でも、自分たちは関係ないですから。出た試合を全力でやるだけです。
(前半の入りについて)C大阪が前から来るというのは分かっていて、ミーティングでも言われていましたが、そこは失点してしまっているし、チームとしても改善しなければいけないところだと思います。
(後半は完全に押し込んでいたが?)前半結構エジノ選手が前から来ていて、少し受けるような形になってしまっていた。でも、前半にもチャンスはあったし、連戦というのもあって、C大阪の選手も疲れてきていたとは思いますが、僕たちは少し選手を入れ替えたりしていて、フレッシュな感じでやれましたし、後半押し込めた部分があったと思います。ただ、押し込んでいても、点を取らないといけないですし、前半からチャンスがあり、決めるか決めないかというところ。C大阪は少ないチャンスをしっかり決めてきたということ(が結果に出た)だと思います。
(今後に向けて)週末の試合が終われば、一度中断するので、そこで、今のいい部分を継続して、チームをイチから作り直して、どこもそうだと思いますが、またいい準備をして、いい入り方で後半戦に臨めればいいなと思います」
[ ヤマザキナビスコカップ:第7節 C大阪 vs 鹿島 ]

先制を許した鹿島は21分、ダヴィ(写真)のゴールで試合を振り出しに戻す。
エジノ来日初ゴール&柿谷公式戦連発、C大阪が鹿島下し首位通過
13/5/22 22:26
[5.22 ナビスコ杯第7節 C大阪2-1鹿島 金鳥スタ]
すでにグループリーグ突破を決めているB組2位セレッソ大阪と同1位鹿島アントラーズの対戦は、C大阪が2-1で競り勝ち、逆転での首位通過を決めた。C大阪は公式戦3連勝を飾り、これで公式戦8試合負けなし(4勝4分)。対鹿島戦勝利は、10年8月21日のJ1第20節(1-0)以来となった。
試合はいきなり動いた。前半2分、MF枝村匠馬のロングボールから公式戦7試合ぶりの先発出場となったFWエジノが相手DFを体でブロックし、左足でシュート。豪快にゴールネットを揺らし、幸先よく先制点を奪った。
鹿島もMF柴崎岳を中心に徐々に攻勢を強める。すると前半21分、その柴崎の縦パスで攻撃のスイッチが入り、FW大迫勇也がMF中村充孝とのワンツーからシュート。GKキム・ジンヒョンの右足に当たって股間を抜けたボールは枠を外れるかと思われたが、後方から勢いよく走り込んだFWダヴィが頭で押し込み、試合を振り出しに戻した。
同点に追いついた鹿島は前半28分、ハーフウェーライン付近でDF前野貴徳がインターセプト。ドリブルでゴール前まで持ち込み、絶妙なタイミングでダヴィにスルーパスを通したが、GKとの1対1から狙ったダヴィのシュートは惜しくもゴール右に外れた。
一方のC大阪も前半36分、相手のパスをインターセプトしたFW柿谷曜一朗が「前半だったから思い切って行こうと思った」と、ドリブルで一気に駆け上がり、PA内から右足でゴールに流し込んだ。2得点を挙げた18日のJ1柏戦(3-1)に続くエースの公式戦2試合連発弾で勝ち越しに成功し、2-1で前半を折り返した。
もう一度追いつきたい鹿島。後半5分、MF野沢拓也が大迫とのワンツーからシュートを狙うが、ゴール上へ。同半36分には柴崎からダヴィとつないで最後は大迫がシュート。同40分にも柴崎の縦パスをMF本山雅志がダイレクトでつなぎ、途中出場のMF遠藤康が狙ったが、枠を捉え切れなかった。後半ロスタイム、大迫のミドルシュートをGKが弾いたところにダヴィが詰めるも決め切れず。最後までC大阪の粘り強い守備をこじ開けられなかった。
結局、前半のリードを守り抜いたC大阪が2-1で逃げ切り、逆転での首位通過を決めた。先制点のエジノは、これがうれしい来日初ゴール。家族の見守る前で待望のゴールを決め、「自分のゴールが勝利につながってうれしい。家族の前で得点を取れて、勝てたことが何よりの幸せ」と、スタンドを見つめながら笑顔で語っていた。
鹿島敗れるも…監督「いい勉強」/ナビスコ杯

頭をかきむしって悔しがる大迫(右)ら鹿島イレブン=金鳥スタ(撮影・山田喜貴)
ナビスコ杯1次リーグ最終節B組(22日、C大阪2−1鹿島、金鳥スタ)敗れた鹿島のセレーゾ監督は「連係や経験の不足で、立ち上がりに不安はあった。だが、面白い試合は見せられた」と淡々と振り返った。
多くの主力を外してセンターバックには植田と山村を起用。相手のスルーパスや柿谷のドリブルに対応できなかったが、指揮官は「いい勉強になった」と若手に実戦経験を積ませたことを前向きに捉えた。シュート5本で攻撃を引っ張った大迫は「悔しいが次が大事」と準々決勝へ気持ちを切り替えた。(共同)

前半、同点ゴールを決めて大迫と喜ぶ鹿島・ダビ=金鳥スタ(撮影・山田喜貴)
鹿島苦杯2位通過
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ最終節(22日・キンチョウスタジアムほか=6試合)既に8強入りを決めているB組の鹿島はC大阪に1-2で敗れ、2位通過となった。通算成績は4勝2敗、勝ち点12。
鹿島は前半2分に失点。21分にダビのゴールで同点とし、36分に勝ち越された。1点を追う後半、遠藤や本山を投入したが追い付けなかった。
A組は横浜Mと川崎が2位以内を決め、準々決勝に進んだ。横浜Mは清水を2-1で下して勝ち点15で1位、川崎は湘南と1-1で引き分け、同11で2位となった。磐田は甲府と引き分けた。
決勝トーナメントはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場した柏、広島、仙台、浦和を加えた8チームで争われ、ホームアンドアウェー方式で6月23日、30日に行われる。後日、組み合わせ抽選を行う。
「植田選手は僕が来てから初めての公式戦になります」と間違えるトニーニョ・セレーゾ監督である。
実際にはナビスコ杯初戦のFC東京戦にも先発しておる。
この試合については記憶から抹消したということであろうか。
それはそれとして、もっと多くの若い選手を起用したかった旨を語っておる。
多くのサポーターとしても、もっと多くの選手を実戦にて観てみたいと思うものである。
やはり、ベストメンバー規定は悪しき法と言わざるを得ない。
とはいえ、悪法も法なり、従わねばならぬ。
しかしながら、言いたいことは言わせて貰おうではないか。
このベストメンバー規定は早急に廃止を検討して欲しい。
それが多くのファンの願いである。