ナビスコ杯、U-23選手起用義務付けを検討
【ナビスコ杯】U23起用義務付けへ
Jリーグが来季から、ナビスコ杯で23歳以下選手の一定数以上の起用を義務付ける“若手枠”導入を検討していることが25日、分かった。若手選手の出場機会増加が狙いで、今後は人数などの詳細を詰めていく。
リーグの発展と改革を議論する場として設置された戦略会議では、若手選手の出場機会の少なさが議題に上がった。同会議の出席者は「特に18〜21歳あたりのケアが必要。無理にでも試合に出さないと、成長するどころか入団時より能力が落ちてしまう」と説明した。
特にJ1では高卒入団後すぐにレギュラーを取れる選手はごくわずか。09年にはサテライトリーグも廃止されたため、ベンチ入りを逃すと公式戦の場がほとんど与えられない。この年代の実戦経験の少なさは深刻で、U―20W杯には3大会連続で出場を逃している。
Jリーグは今季から、23歳以下の日本人選手で下部カテゴリーへの移籍に限って、年2回の移籍期間以外にも移籍を自由化する制度を導入。J1で出場機会の少ない若手が、いつでもJ2やJFLへの“武者修行”に出られるようになった。ナビスコ杯は23歳以下の選手を対象に「ニューヒーロー賞」を設けるなど、もともと若手の活躍を後押ししている大会。“若手枠”が実現すれば、各クラブから思わぬ新戦力が出てくる可能性が高い。
(2013年5月26日06時02分 スポーツ報知)
ナビスコ杯へのU-23選手起用を義務付けを検討するJリーグである。
これはアイデアとしては面白い。
しかしながら、アイデアだけで物事を進めて良いものかと思う。
まずは、ここまでギネス記録になるほどに長きにわたってスポンサードしてくれているナビスコ社に対して失礼であろう。
また、若い世代の出場機会を考慮するのであれば、ベストメンバー規定を撤廃すべきである。
そして、サテライトリーグの復活など、検討すべき点は他にあるように思える。
とはいえ、変革をしていくことには異論はない。
ただ、正しい道を歩んで欲しいだけである。
続報を待ちたい。
Jリーグが来季から、ナビスコ杯で23歳以下選手の一定数以上の起用を義務付ける“若手枠”導入を検討していることが25日、分かった。若手選手の出場機会増加が狙いで、今後は人数などの詳細を詰めていく。
リーグの発展と改革を議論する場として設置された戦略会議では、若手選手の出場機会の少なさが議題に上がった。同会議の出席者は「特に18〜21歳あたりのケアが必要。無理にでも試合に出さないと、成長するどころか入団時より能力が落ちてしまう」と説明した。
特にJ1では高卒入団後すぐにレギュラーを取れる選手はごくわずか。09年にはサテライトリーグも廃止されたため、ベンチ入りを逃すと公式戦の場がほとんど与えられない。この年代の実戦経験の少なさは深刻で、U―20W杯には3大会連続で出場を逃している。
Jリーグは今季から、23歳以下の日本人選手で下部カテゴリーへの移籍に限って、年2回の移籍期間以外にも移籍を自由化する制度を導入。J1で出場機会の少ない若手が、いつでもJ2やJFLへの“武者修行”に出られるようになった。ナビスコ杯は23歳以下の選手を対象に「ニューヒーロー賞」を設けるなど、もともと若手の活躍を後押ししている大会。“若手枠”が実現すれば、各クラブから思わぬ新戦力が出てくる可能性が高い。
(2013年5月26日06時02分 スポーツ報知)
ナビスコ杯へのU-23選手起用を義務付けを検討するJリーグである。
これはアイデアとしては面白い。
しかしながら、アイデアだけで物事を進めて良いものかと思う。
まずは、ここまでギネス記録になるほどに長きにわたってスポンサードしてくれているナビスコ社に対して失礼であろう。
また、若い世代の出場機会を考慮するのであれば、ベストメンバー規定を撤廃すべきである。
そして、サテライトリーグの復活など、検討すべき点は他にあるように思える。
とはいえ、変革をしていくことには異論はない。
ただ、正しい道を歩んで欲しいだけである。
続報を待ちたい。