サッカーマガジン Fマリノス戦寸評
2013.8.26 J1第22節 鹿島×横浜FM 寸評・採点・布陣
2013-08-26
鹿島 2 ― 1 横浜FM
■カシマ■17,608人■曇■28.2℃■主審:松尾(5.0)
■得点(アシスト)
(鹿)69分:大迫(本山)、78分:大迫(本山)
(横)19分:マルキーニョス(中村)
MATCH REPORT
前半は鹿島がカウンターで、横浜FMが中村のパスからともに決定機をつくる。19分にマルキーニョスのゴールで先制された鹿島だが、後半はセカンドボールが拾えるようになり、小笠原、本山を起点にした速攻で反撃。大迫の巧みなトラップからのシュートで逆転勝利を飾った。
Most Valuable Player
鹿島 大迫 勇也 スピードと技術で中澤のマークを掻い潜る。8本ものシュートを放ち、2得点。得点センス光った
鹿島
GK 21 曽ヶ端 準 6.0 キックミスはあったが、38分に好判断でエリア外に飛び出して防ぐ
DF 22 西 大伍 6.5 齋藤のドリブルを力強く体を寄せて阻止。44分に惜しいクロスも
DF 5 青木 剛 6.5 空中戦の強さを見せ、最終ラインの背後へのパスにも的確に対応
DF 4 山村 和也 6.5 失点場面では中村を止められなかったが、1対1の強さを発揮した
DF 17 前野 貴徳 6.0 持ち味のクロスは少なかったが、兵藤からボール奪い得点の起点に
MF 40 小笠原 満男 6.5 前半はイライラ募らせるも、後半は本山に高精度の縦パスを供給
MF 20 柴崎 岳 6.0 積極的に前線へ飛び出した。13分にボレーで狙ったが決めきれず
MF OUT 76分 25 遠藤 康 6.5 得点には絡まなかったが、鋭い動き出しでドゥトラの背後を突いた
MF IN 76分 27 梅鉢 貴秀 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 53分 28 土居 聖真 5.5 守備での貢献度は高いが、攻撃の見せ場は15分のロングパスぐらい
MF IN 53分 10 本山 雅志 7.0 巧みな位置取りでボールを受け、大迫へのパスで2アシスト記録
MF OUT 46分 13 中村 充孝 5.5 守備は献身的にこなしたが、うまく攻撃に絡めないまま途中交代
FW IN 46分 8 ジュニーニョ 5.0 パスミス多く、低い位置でも強引にドリブルを試みてはボール失う
FW 9 大迫 勇也 7.0 動き出しとボールさばきで中澤を翻弄。巧みなシュートで2得点
監督 トニーニョ・セレーゾ 6.5 ジュニーニョ投入は疑問も、本山を入れて流れを手繰り寄せた
横浜FM
GK 1 榎本 哲也 6.5 2失点は喫したが、15分に大迫との1対1でビッグセーブを披露
DF 13 小林 祐三 6.5 13分に柴崎のシュートを見事にクリア。ジュニーニョへも好対応
DF 4 栗原 勇蔵 5.5 空中戦の強さ見せたが、相手のくさびのパスをつぶしきれなかった
DF 22 中澤 佑二 5.0 スピードに乗った大迫を止められず。失点場面以外でも背後突かれた
DF 5 ドゥトラ 5.5 攻撃姿勢は見せるも、遠藤のスピードに振り切られる場面あり
MF 8 中町 公祐 6.0 43分のクリアなど攻守によく動いていたが、本山を捕まえきれず
MF OUT 80分 6 小椋 祥平 6.0 前半は鋭いボール奪取を見せたが、後半は背後のスペースを突かれた
FW IN 80分 19 藤田 祥史 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 76分 7 兵藤 慎剛 5.5 守備で圧力をかけていたが、69分のボールロストが失点につながる
DF IN 76分 24 奈良輪 雄太 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF 25 中村 俊輔 6.5 後半は周囲と連動できなかったが、前半は自在なパスで1アシスト
MF OUT 86分 11 齋藤 学 5.5 動きにキレはあったが、西のマーク剥がせず。ラストパスのミスも
DF IN 86分 15 ファビオ - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
FW 18 マルキーニョス 6.5 後半はトーンダウンも、前半は巧みな位置取りとシュートで1得点
監督 樋口 靖洋 5.5 前半はプランどおりも、交代策で守備のバランスを整えられず
Most Disappointing Player
横浜FM 中澤 佑二 チームがハイラインで守る中、スピード不足を露呈。大迫に振り切られ、2ゴールを許した

サッカーマガジン誌によるFマリノス戦の寸評である。
MVPは誰の目にも明らかな大迫が選出されておる。
スピードと技術を褒め称えており、活躍の度合いが伝わってくる。
評点も最高の7点が付けられておる。
その大迫と同点が本山である。
2アシストもあるが、ポジショニングが秀逸であり、チームに勢いを与えたことも重要であろう。
また、守備陣にも高い評価が与えられておる。
特に山村は失点に絡んでおったが、それ以外は空中戦に勝利し、カバーも良く、素晴らしいCBに育っていることが手に取るように伝わってくる。
そして、主審の松尾氏には5点という低評価が与えられておる。
判定基準の曖昧なジャッジを繰り返し、試合を壊しかねないレフェリングであったことがそう評価されたのであろう。
特に本山に対する中村俊輔のファールは、真後ろから足首を狙ったアフターであり、非常に悪質であった。
この行為に対してレッドはおろかイエローカードさえ提示せぬことには疑問を通り越して悪意が感じられた。
このファールに対し、ゴール前の直接FKを与えることなく、ハーフウェイラインのサイドまで戻ったボールを流す意味もわからぬ。
かなり偏ったジャッジであったと言ってよかろう。
このレフェリングにも勝利し、勝ち点3を得たことを誇りに思う。
勝利以上のものを掴んだ一戦であった。
この勢いを次戦へつなげていきたい。
期待しておる。
2013-08-26
鹿島 2 ― 1 横浜FM
■カシマ■17,608人■曇■28.2℃■主審:松尾(5.0)
■得点(アシスト)
(鹿)69分:大迫(本山)、78分:大迫(本山)
(横)19分:マルキーニョス(中村)
MATCH REPORT
前半は鹿島がカウンターで、横浜FMが中村のパスからともに決定機をつくる。19分にマルキーニョスのゴールで先制された鹿島だが、後半はセカンドボールが拾えるようになり、小笠原、本山を起点にした速攻で反撃。大迫の巧みなトラップからのシュートで逆転勝利を飾った。
Most Valuable Player
鹿島 大迫 勇也 スピードと技術で中澤のマークを掻い潜る。8本ものシュートを放ち、2得点。得点センス光った
鹿島
GK 21 曽ヶ端 準 6.0 キックミスはあったが、38分に好判断でエリア外に飛び出して防ぐ
DF 22 西 大伍 6.5 齋藤のドリブルを力強く体を寄せて阻止。44分に惜しいクロスも
DF 5 青木 剛 6.5 空中戦の強さを見せ、最終ラインの背後へのパスにも的確に対応
DF 4 山村 和也 6.5 失点場面では中村を止められなかったが、1対1の強さを発揮した
DF 17 前野 貴徳 6.0 持ち味のクロスは少なかったが、兵藤からボール奪い得点の起点に
MF 40 小笠原 満男 6.5 前半はイライラ募らせるも、後半は本山に高精度の縦パスを供給
MF 20 柴崎 岳 6.0 積極的に前線へ飛び出した。13分にボレーで狙ったが決めきれず
MF OUT 76分 25 遠藤 康 6.5 得点には絡まなかったが、鋭い動き出しでドゥトラの背後を突いた
MF IN 76分 27 梅鉢 貴秀 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 53分 28 土居 聖真 5.5 守備での貢献度は高いが、攻撃の見せ場は15分のロングパスぐらい
MF IN 53分 10 本山 雅志 7.0 巧みな位置取りでボールを受け、大迫へのパスで2アシスト記録
MF OUT 46分 13 中村 充孝 5.5 守備は献身的にこなしたが、うまく攻撃に絡めないまま途中交代
FW IN 46分 8 ジュニーニョ 5.0 パスミス多く、低い位置でも強引にドリブルを試みてはボール失う
FW 9 大迫 勇也 7.0 動き出しとボールさばきで中澤を翻弄。巧みなシュートで2得点
監督 トニーニョ・セレーゾ 6.5 ジュニーニョ投入は疑問も、本山を入れて流れを手繰り寄せた
横浜FM
GK 1 榎本 哲也 6.5 2失点は喫したが、15分に大迫との1対1でビッグセーブを披露
DF 13 小林 祐三 6.5 13分に柴崎のシュートを見事にクリア。ジュニーニョへも好対応
DF 4 栗原 勇蔵 5.5 空中戦の強さ見せたが、相手のくさびのパスをつぶしきれなかった
DF 22 中澤 佑二 5.0 スピードに乗った大迫を止められず。失点場面以外でも背後突かれた
DF 5 ドゥトラ 5.5 攻撃姿勢は見せるも、遠藤のスピードに振り切られる場面あり
MF 8 中町 公祐 6.0 43分のクリアなど攻守によく動いていたが、本山を捕まえきれず
MF OUT 80分 6 小椋 祥平 6.0 前半は鋭いボール奪取を見せたが、後半は背後のスペースを突かれた
FW IN 80分 19 藤田 祥史 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 76分 7 兵藤 慎剛 5.5 守備で圧力をかけていたが、69分のボールロストが失点につながる
DF IN 76分 24 奈良輪 雄太 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF 25 中村 俊輔 6.5 後半は周囲と連動できなかったが、前半は自在なパスで1アシスト
MF OUT 86分 11 齋藤 学 5.5 動きにキレはあったが、西のマーク剥がせず。ラストパスのミスも
DF IN 86分 15 ファビオ - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
FW 18 マルキーニョス 6.5 後半はトーンダウンも、前半は巧みな位置取りとシュートで1得点
監督 樋口 靖洋 5.5 前半はプランどおりも、交代策で守備のバランスを整えられず
Most Disappointing Player
横浜FM 中澤 佑二 チームがハイラインで守る中、スピード不足を露呈。大迫に振り切られ、2ゴールを許した

サッカーマガジン誌によるFマリノス戦の寸評である。
MVPは誰の目にも明らかな大迫が選出されておる。
スピードと技術を褒め称えており、活躍の度合いが伝わってくる。
評点も最高の7点が付けられておる。
その大迫と同点が本山である。
2アシストもあるが、ポジショニングが秀逸であり、チームに勢いを与えたことも重要であろう。
また、守備陣にも高い評価が与えられておる。
特に山村は失点に絡んでおったが、それ以外は空中戦に勝利し、カバーも良く、素晴らしいCBに育っていることが手に取るように伝わってくる。
そして、主審の松尾氏には5点という低評価が与えられておる。
判定基準の曖昧なジャッジを繰り返し、試合を壊しかねないレフェリングであったことがそう評価されたのであろう。
特に本山に対する中村俊輔のファールは、真後ろから足首を狙ったアフターであり、非常に悪質であった。
この行為に対してレッドはおろかイエローカードさえ提示せぬことには疑問を通り越して悪意が感じられた。
このファールに対し、ゴール前の直接FKを与えることなく、ハーフウェイラインのサイドまで戻ったボールを流す意味もわからぬ。
かなり偏ったジャッジであったと言ってよかろう。
このレフェリングにも勝利し、勝ち点3を得たことを誇りに思う。
勝利以上のものを掴んだ一戦であった。
この勢いを次戦へつなげていきたい。
期待しておる。