シャルケ・篤人、CL進出
先発復帰の内田が先制アシスト、10人のシャルケがCL本戦出場へ
13/8/28 05:33
[8.27 欧州CLプレーオフ第2戦 PAOK2-3シャルケ]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のプレーオフ第2戦が27日、各地で行われ、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)は敵地でPAOK(ギリシャ)と対戦し、3-2で競り勝った。2試合合計4-3とし、2シーズン連続の欧州CL本戦出場が決定。公式戦2試合ぶりに先発復帰した内田は前半43分に先制点をアシストするなどフル出場で勝利に貢献した。
ホームでの第1戦を1-1で引き分け、ブンデスリーガも開幕3戦未勝利(1分2敗)と不振にあえぐシャルケ。前半3分、DFクリスティアン・フクスのFKにMFジャーメイン・ジョーンズがヘディングで合わせ、いきなり決定機をつくったが、GKの好セーブに阻まれた。PAOKも前半38分、第1戦の得点シーンと同じようにMFストフが左サイドからドリブルで中に切れ込み、右足ミドルを狙ったが、これはGKの正面だった。
試合を動かしたのはシャルケだった。前半43分、自陣からジョーンズがロングフィード。右サイドを駆け上がった内田が胸トラップからPA内へ切れ込み、右足アウトサイドでゴール前に折り返す。これをFWアダム・シャライが倒れ込みながら左足で押し込み、先制点。故障明けで先発に戻った内田のアシストで2試合合計2-1と勝ち越しに成功した。
しかし、この日もシャルケの守備陣が耐え切れない。後半8分、簡単にスルーパスを通され、PAOKのFWアタナシアディスが同点ゴール。2試合合計スコアも2-2と、まったくの五分に戻った。後半19分にはジョーンズが2枚目の警告を受け、退場。大事な局面で数的不利に立たされた。
MFユリアン・ドラクスラーがボランチの位置にポジションを下げ、4-4-1の形で対応するシャルケ。すると、これが“怪我の功名”を生んだ。後半22分、MFマックス・マイヤーのスルーパスに後方から走り込んだドラクスラーが抜け出し、GKもかわして左足で無人のゴールに流し込んだ。2-1。2試合合計3-2と突き放した。
アウェーゴール2点を奪ったことで、たとえ2-2に追いつかれて2戦合計3-3となってもアウェーゴールの差で勝ち抜けが決まるシャルケ。後半25分にはMFロマン・ノイシュテッターを投入し、逃げ切りを図るが、同34分、FKからMFカツラニスにヘディングで同点ゴールを決められた。
攻勢を強めるPAOKに対し、シャルケは後半38分、DFジョエル・マティプをボランチの位置で投入し、中盤の守備力を高める。すると後半45分、カウンターからドラクスラーが左サイドを突破。個人技でPA内へ切れ込み、折り返しをシャライが押し込んだ。土壇場で3-2と勝ち越し、2試合合計スコアは4-3。5部ネッティンゲンを下したDFBポカール(ドイツ国内杯)1回戦以来、公式戦5試合ぶりの白星を飾り、2シーズン連続となるCL本戦への出場権を獲得した。
内田先制アシスト 本戦へ/欧州CL予選

前半43分、先制ゴールを挙げるシャライ。中央後方はアシストした内田(AP)
<欧州CLプレーオフ:シャルケ3−2PAOK>◇第2戦◇27日◇テッサロニキ
第2戦が行われ、DF内田篤人が所属するシャルケ(ドイツ)はアウェーでPAOK(ギリシャ)を3−2で下し、2戦合計4−3で本大会進出を果たした。
内田は右サイドバックでフル出場。前半43分のシャライの先制ゴールをアシストし、終盤の勝ち越し点にも絡んだ。
[2013年8月28日9時41分]
内田、先制点アシストで勝利に貢献

PAOK戦でタックルするシャルケの内田(右)=テッサロニキ(ロイター)
欧州CL予選プレーオフ・セカンドレグ(PAOK2−3シャルケ、27日、テッサロニキ)シャルケの内田が攻撃で勝利に貢献した。前半の終盤に右サイドを駆け上がってロングパスを胸で受けると、中央に送って先制点をアシスト。試合終了間際は前線への正確なロングパスで決勝点の起点となった。24日のリーグ戦は脚の張りで欠場したが、この日はフル出場でチームを本戦進出に導いた。
PAOKのサポーターが昨季起こした暴動に対する制裁で、試合は無観客で行われた。独特な雰囲気の中、後半には自陣で相手の攻撃に対する寄せが甘く失点の一因になる場面もあった。シャルケに退場者が出た接戦で守備面には課題を残した。(共同)
先制アシストで勝ち抜けに貢献したシャルケの篤人である。
1st legにてアウェイゴールを許して引き分けたシャルケにとってゴールは必須であった。
それを引き出した篤人の活躍は大きなものであったと言って良かろう。
結果的には退場者を出しながらも2-3にて勝利、アグリゲイト・スコアでも3-4とし、CL出場を決めた。
今季もまた欧州の大舞台で戦うこととなった。
篤人の活躍が楽しみである。
13/8/28 05:33
[8.27 欧州CLプレーオフ第2戦 PAOK2-3シャルケ]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のプレーオフ第2戦が27日、各地で行われ、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)は敵地でPAOK(ギリシャ)と対戦し、3-2で競り勝った。2試合合計4-3とし、2シーズン連続の欧州CL本戦出場が決定。公式戦2試合ぶりに先発復帰した内田は前半43分に先制点をアシストするなどフル出場で勝利に貢献した。
ホームでの第1戦を1-1で引き分け、ブンデスリーガも開幕3戦未勝利(1分2敗)と不振にあえぐシャルケ。前半3分、DFクリスティアン・フクスのFKにMFジャーメイン・ジョーンズがヘディングで合わせ、いきなり決定機をつくったが、GKの好セーブに阻まれた。PAOKも前半38分、第1戦の得点シーンと同じようにMFストフが左サイドからドリブルで中に切れ込み、右足ミドルを狙ったが、これはGKの正面だった。
試合を動かしたのはシャルケだった。前半43分、自陣からジョーンズがロングフィード。右サイドを駆け上がった内田が胸トラップからPA内へ切れ込み、右足アウトサイドでゴール前に折り返す。これをFWアダム・シャライが倒れ込みながら左足で押し込み、先制点。故障明けで先発に戻った内田のアシストで2試合合計2-1と勝ち越しに成功した。
しかし、この日もシャルケの守備陣が耐え切れない。後半8分、簡単にスルーパスを通され、PAOKのFWアタナシアディスが同点ゴール。2試合合計スコアも2-2と、まったくの五分に戻った。後半19分にはジョーンズが2枚目の警告を受け、退場。大事な局面で数的不利に立たされた。
MFユリアン・ドラクスラーがボランチの位置にポジションを下げ、4-4-1の形で対応するシャルケ。すると、これが“怪我の功名”を生んだ。後半22分、MFマックス・マイヤーのスルーパスに後方から走り込んだドラクスラーが抜け出し、GKもかわして左足で無人のゴールに流し込んだ。2-1。2試合合計3-2と突き放した。
アウェーゴール2点を奪ったことで、たとえ2-2に追いつかれて2戦合計3-3となってもアウェーゴールの差で勝ち抜けが決まるシャルケ。後半25分にはMFロマン・ノイシュテッターを投入し、逃げ切りを図るが、同34分、FKからMFカツラニスにヘディングで同点ゴールを決められた。
攻勢を強めるPAOKに対し、シャルケは後半38分、DFジョエル・マティプをボランチの位置で投入し、中盤の守備力を高める。すると後半45分、カウンターからドラクスラーが左サイドを突破。個人技でPA内へ切れ込み、折り返しをシャライが押し込んだ。土壇場で3-2と勝ち越し、2試合合計スコアは4-3。5部ネッティンゲンを下したDFBポカール(ドイツ国内杯)1回戦以来、公式戦5試合ぶりの白星を飾り、2シーズン連続となるCL本戦への出場権を獲得した。
内田先制アシスト 本戦へ/欧州CL予選

前半43分、先制ゴールを挙げるシャライ。中央後方はアシストした内田(AP)
<欧州CLプレーオフ:シャルケ3−2PAOK>◇第2戦◇27日◇テッサロニキ
第2戦が行われ、DF内田篤人が所属するシャルケ(ドイツ)はアウェーでPAOK(ギリシャ)を3−2で下し、2戦合計4−3で本大会進出を果たした。
内田は右サイドバックでフル出場。前半43分のシャライの先制ゴールをアシストし、終盤の勝ち越し点にも絡んだ。
[2013年8月28日9時41分]
内田、先制点アシストで勝利に貢献

PAOK戦でタックルするシャルケの内田(右)=テッサロニキ(ロイター)
欧州CL予選プレーオフ・セカンドレグ(PAOK2−3シャルケ、27日、テッサロニキ)シャルケの内田が攻撃で勝利に貢献した。前半の終盤に右サイドを駆け上がってロングパスを胸で受けると、中央に送って先制点をアシスト。試合終了間際は前線への正確なロングパスで決勝点の起点となった。24日のリーグ戦は脚の張りで欠場したが、この日はフル出場でチームを本戦進出に導いた。
PAOKのサポーターが昨季起こした暴動に対する制裁で、試合は無観客で行われた。独特な雰囲気の中、後半には自陣で相手の攻撃に対する寄せが甘く失点の一因になる場面もあった。シャルケに退場者が出た接戦で守備面には課題を残した。(共同)
先制アシストで勝ち抜けに貢献したシャルケの篤人である。
1st legにてアウェイゴールを許して引き分けたシャルケにとってゴールは必須であった。
それを引き出した篤人の活躍は大きなものであったと言って良かろう。
結果的には退場者を出しながらも2-3にて勝利、アグリゲイト・スコアでも3-4とし、CL出場を決めた。
今季もまた欧州の大舞台で戦うこととなった。
篤人の活躍が楽しみである。