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ザッケローニ日本代表監督、大迫のメンタリティーは悪くない

ザック「大迫のスピリット気に入ってる」
国際親善試合 ガーナ戦後会見

スポーツナビ2013年9月10日 23:51

 サッカー日本代表は10日、日産スタジアムで国際親善試合のガーナ代表戦に臨み、3−1で勝利した。香川真司、遠藤保仁、本田圭佑がゴールを決めた。試合後、日本のアルベルト・ザッケローニ監督は「今日のパフォーマンスには満足している」と選手に伝えたと話した。

 また新戦力に関しては、「人生で一番大切な試合のように入ってくれて満足している」と姿勢を評価した。

このチームには独自のメンツとクオリティーがある

――今日の前線からの守備が良かったが、この2試合でチームのバランスを取り戻したという実感はあるか?

 何度も言っていることだが、このチームの目標は成長し続けることだ。集まれない期間が1カ月あると、いろいろと忘れたりタイミングがずれたりということが生じてしまうのだが、今回のように準備期間があるとやはり違う。近代サッカーでは、ポジションが1メートル前か後ろかで大きく違ってくる。チームにも、今日のパフォーマンスには満足していると伝えた。中央を固めてアグレッシブに行く、攻撃の際のオフザボールの動き、インテンシティーを高めて相手に迫っていくということについては、よくやってくれたと思う。

 グアテマラ戦から経過を見てきたが、今日のほうがより良かったし、手強い相手によくやってくれたと思っている。ゲーム内容についても、ポゼッションやセカンドボールを拾える率で中盤を制圧し、いい形を作れていた。シュートの数もゴールの数も相手を上回っていた。チームのリアクションがあったこともよかった。ああいった形で失点してしまうと、ガクっときてしまうことがあるが、そこからよく立ち直って逆転してくれたと思う。

――このチームは組織プレーを基本としているが、最近の傾向として個人の勇気ある勝負が増えてきたように思うがどう評価するか?(湯浅健二/フリーランス)

 そういったことはどんどん積極的に仕掛けてほしい。私が考える組織的サッカーとは、そういった選手が力を発揮しやすいようにチームを整備することである。理論だけならばサッカーは簡単に思えることもあるが、コレクティブだけ、あるいは個のクオリティーだけでなく、両方が揃っていないといけない。自分が受け持つ選手が、いかにやりやすくできるかということをベースにチームを作っている。過去の成功体験にとらわれることはない。このチームには独自のメンツとクオリティーがあるので、過去にとらわれることなく、このチームのクオリティーを生かすための組織的なサッカーをやっていきたい。

 なぜメッシはバルセロナでは違いを生み出せるのに、アルゼンチン代表ではそこまでではないのか、という話をチームにした。私のサッカーは個のクオリティーがないと機能しない。また私にとって大切なのは、7〜8人が良いパフォーマンスを見せることだ。今日は7〜8人ではなく11人全員がいい働きしてくれた。一見して分かるような派手な仕事をする選手もいれば、陰で支えている選手もいたが、全員がいい仕事をしてくれた。

――2試合連続で3−4−3を残り15分で試したが、何を目的としているか。また前回とは3人の並びが違っていた理由は何か?(後藤健生/フリーランス)

 まず3バックを試す理由だが、トレーニングでやってきたこともある。今日の試合に関しては、最初は4−2−3−1だったが、あの時間帯になって(相手が)2トップ気味にしてきたので3バックで対応しようと考えた。基本的には4−2−3−1でやっているが、新しいシステムにトライするのも悪くはないし、中盤が4枚になって厚くなるので、試合で必要になることもあるかもしれない。選手たちには、一つのことを覚えたら引き出しにしまって、新しいことを覚えるようにと言ってある。

 3枚の並びに関しては、このシステムでは1センターバック(CB)+2サイドバック(SB)の3枚と表現するのだが、この3枚は(各自が)真ん中もできるし、サイドでも守備ができるということで、誰がどこに入ってもできると思っている。あくまで1CB+2SBであり、3CBに2ウイングバックというシステムではない。この3バックの狙いは、ディフェンスをもう1枚欲しいからではなく、中盤や前線にもう1人攻撃的な選手が欲しいという意図がある。

10日間でたくさんのことができた

――この合宿で新しい選手を何人も入れているが、新しい選手は融合はしていると考えるか?(大住良之/フリーランス)

 すごく良かったと思うし、彼らには満足している。トレーニングでの姿勢も素晴らしかった。時間に差はあるが、このメンバーを全員使ってみて、試合でのパフォーマンスには満足している。齋藤も最後の10分ほどプレーしたが、人生で一番大切な試合のように入ってくれて満足している。大迫も、いい形で動き出したときに終了のホイッスルが鳴り、審判に怒りをあらわにしていたが、そうしたメンタリティーは悪くないと思う。時にいきすぎた部分もあって、3−1で勝っている状況でスローインをクイックで始めたりするシーンもあったが、そういったスピリットは気に入っている。

――前半の戦いを受けて、ハーフタイムでどういう修正をしたのか?

 ハーフタイムに具体的に指示したことは、1つ目は結果にとらわれすぎないこと。2つ目はバランスを大切に戦うこと。中央でより人数を割いて、そこでボールを奪ってからインテンシティーを高めて、相手のディフェンスラインに仕掛けていこうという話はした。本当は、前半であれだけチャンスを作ったのだから決め切ってほしいと言いたかったが、そこはぐっと我慢した。

――ガーナのカウンターに対して、高いラインを保てたのは収穫だったと思うが、守備陣全体での評価は?

 チームがコンパクトに保たれていたし、ディフェンスラインの上下動のメリハリが良くなった。またFWの選手たちも、自分たちの守備のタスクをこなすことでチームはコンパクトを保てたし、ダブルボランチも楽になったと思う。今日の相手は、典型的にFWに速い選手が揃っていたが、それでも高いディフェンスラインの意識を持つというテストの場になった。勇気を持ってトライすればいい結果が生まれるということは、今日の試合で実感できたと思う。それだけコンパクトになったことで、相手がフリーで持っている時間は少なくなったと思うし、ウチのボールの奪いどころも高くなった。一つ課題を挙げるならば、ボールを失った時にもっと早いタイミングで(攻守を)切り替えられればいいと思う。

――今回はウルグアイ戦に比べて準備期間があったが、選手に何を伝えてどれだけ達成できたと考えるか?

 この10日間でたくさんのことができたし、チームとしていろいろ整理することができていたと思う。大切なのは、チームに優先順位をつけて、一つずつ植え付けるというか、復習する作業ができたこと。それが終わったあとにディテールの部分に入っていけると思うので、ここ数日はチームのフィロソフィーやコンセプトを植え付けることに費やした。先ほど選手に言ったのは、おのおののクラブに戻ったら監督の指示をしっかり聞くように。同時に、代表チームのやり方というものも引き出しに閉まっておいてほしいとも話した。代表は、おのおののクラブでやっているサッカーもチームメートとも違うので、忘れないでほしいということは伝えた。

 最後に、2020年の東京五輪が決定したことについて、おめでとうと申し上げたい。また、たくさんのサポーターが応援してくれたことについても感謝したいと思う。

<了>


大迫のメンタリティ、スピリットを評価する日本代表監督である。
気持ちを前面に出すFWは観客にとっても嬉しいもの。
次回ももっと長い時間を大迫に与えて欲しいところ。
大迫ほどの才能を持ってすれば、日本の窮地を救うこと間違いなしである。
強い気持ちを持つ大迫が日の丸を背負って戦うことを期待しておる。

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