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ガンバ戦報道

オリベイラ監督は悲観せず/ナビスコ杯

<ナビスコ杯:G大阪1−0鹿島>◇10日◇準決勝第1戦◇万博

 鹿島オズワルド・オリベイラ監督は0−1敗戦に悲観しなかった。「対戦相手とアウエーということを考えれば悪くない結果だ。90分間の内容を見ると引き分けでもおかしくない」と評価した。

 引き分けも視野に入れた戦いで、守備は厚かったが、後半10分にDF新井場徹が痛恨のハンドを犯したのが唯一の誤算だった。だが決定機もつくっており「チャンスを追えば結果がついてくる」と指揮官は前向きだった。


内田、鹿島に置き土産ならず/ナビスコ杯



後半、家長の動きを追う鹿島DF内田篤人(左)(撮影・渦原淳)

<ナビスコ杯:G大阪1−0鹿島>◇10日◇準決勝第1戦◇万博

 鹿島DF内田にとっては、後ろ髪を引かれるような思いだった。17日の五輪最終予選カタール戦に出場するため、13日の第2戦のピッチには立てない。初戦勝利という置き土産を残すため、0−1で迎えた後半18分には右サイドを、えぐるようなドリブルを見せた。相手の足に引っ掛かり倒されたが、判定は無情のシミュレーション。刻々と第1戦終了の時間に近づくのに逆らうように右サイドを駆け回ったが、1点が遠かった。


 「こういう結果になったけど、決勝に行ってもらえると思う。有三さん(田代)に『頑張ってください。お願いします』と言いました」。試合後は必死に前を向いた。ナビスコ杯にかける思いは人一倍強い。昨年はアジアユース選手権参加のため決勝の舞台に立てなかった。だからこの一戦に魂を込めた。序盤からU−22代表の僚友、DF安田と奪っては奪い返す、激しい攻防を繰り返した。数時間後には、ともに中東に旅立つ仲間と、目の前の戦いに没頭した。


 新たな戦いは、待ってはくれない。「向こうに行ったら代表ことを考える。鹿島のことばかり気にしても(U−22代表監督の)反町さんに失礼だから」。未練を断ち切って、青きユニホームに身を包んで日本のために戦う。 【広重竜太郎】 [2007年10月11日9時38分 紙面から]


★微妙なPKで惜敗

 鹿島は微妙なプレーで痛いPKを献上し、惜敗した。G大阪の安田理のクロスが新井場の手に当たってゴールラインを割り、一度はCKと判定されたが、相手の抗議もあってPKに覆った。


 新井場「手に当たったのは間違いないが、それをハンドととられると…」、GK曽ケ端「最初からPKと言われたらこっちも納得するが」とすっきりしない表情で話した。


 ただ、8月のリーグ戦では1−5で大敗した相手に善戦し、ホームでの第2戦に望みをつないだ。岩政「狙い通りに試合を進められたし、0−1は想定内。次も焦らずにやればいい」と自信をのぞかせた。


◆鹿島・オリベイラ監督

 「G大阪を相手にアウエーという条件を考えれば悪くない結果だ。180分の勝負の中で前半が終わっただけ」


★微妙な判定に鹿島“泣く”

 微妙な判定からのPKで0−1惜敗の鹿島。後半10分、相手MFの至近距離からの右クロスがDF新井場の左手に直撃。一度はCKと判定されたが、相手の抗議もあってPKに覆り、決勝点を奪われた。


 だがイレブンが下を向くことはない。13日の第2戦(ホーム)で2点差以上の勝利なら文句なしで決勝進出となる。これまでのナビスコ杯、第1戦で敗れながら第2戦で逆転したことが5度(第1戦敗戦は6度)ある鹿島。MF小笠原「次、勝てばいいだけだから」と淡々と話した。


 「まだ半分終わっただけだ。ホームでしっかり勝とう」と試合後、選手に声をかけたオリヴェイラ監督。前半戦を0−1で折り返しただけ。まだホームの後半戦が残っている。(千葉友寛)


≪ 前向き「まだ180分の前半」≫鹿島はまたしても微妙な判定に泣かされた。後半10分、相手の右クロスがエリア内の至近距離にいたDF新井場の手に当たった。一度はCKと判定した審判団は協議の結果、PKと判定。0―1で惜敗した。それでも、ホームの第2戦に向けて明るい材料がある。過去、ノックアウト方式のH&Aで第1戦で敗れた6試合中5試合で第2戦に逆転勝ち。オリベイラ監督も試合後のロッカールームで「まだ180分の前半が終わっただけ。カシマで勝とう」とゲキ。第2戦に決勝進出をかける。 [ 2007年10月11日付 紙面記事 ]


初戦黒星も「逆転の鹿島」だ…ナビスコ・カップ準決勝第1戦

 ◆ナビスコ・カップ準決勝第1戦 G大阪1―0鹿島(10日、万博) 鹿島はまだ死んでいない。オリヴェイラ監督は「0―1。アウェー、相手を考えると、悪いスコアではない。チャンスを追えば結果が出る」とうなずいた。MF小笠原「次勝ちゃぁいいんしょ?」と言ってのける。スタンド下の選手通路では、万博の歓声に負けじと、第2戦への強い決意が飛び交った。


 強気な言葉を裏付けるデータがある。これまで決勝トーナメントで、第1戦を落としたケースは6回あるが、そのうち5回は第2戦で逆転した。勝率にして8割超。日本代表のジーコ前監督が植え付けた常勝軍団の精神が、自然とそう言わせる。


 この日は微妙な判定に泣いた。後半10分、クロスがエリア内のDF新井場の手を直撃。主審は副審と協議の結果、PKの判定を下した。新井場「確かに手に当たった。それをハンドと取るか、どうか」と判定に悔しさをにじませながらも、「しゃあない。次」と前をみた。タイトル10冠獲得へ、第2戦で「逆転の鹿島」たるゆえんを見せつけてみせる。 (2007年10月11日06時04分  スポーツ報知)


J1 準決勝 第1戦 鹿島PKに屈す

2007/10/11(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁

 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ準決勝第1戦(10日・万博記念競技場ほか=2試合)鹿島は0−1でG大阪に敗れた。川崎は2−1で横浜Mに勝ち、G大阪とともに先勝して決勝進出へ前進した。

 アウエーの川崎は前半8分にジュニーニョのゴールで先制。後半早々に追いつかれたが、ジュニーニョが14分にPKを決めて勝ち越した。ホームのG大阪は一進一退の攻防を後半12分に遠藤のPKで制した。

 準決勝第2戦は13日に、それぞれ川崎と鹿島のホームで行われ、決勝は11月3日に東京・国立競技場で開催される。


鹿島、好機生かせず

 【評】G大阪は後半12分に遠藤がPKを決め、これが決勝点となった。中盤の遠藤、明神を中心に攻守の切り替えが早く、終始安定した試合運びだった。鹿島は2人を代えた後半途中から何度か好機をつくったが、攻撃が迫力不足だった。


攻撃陣に収穫「次、勝てばいい」

 耐えに耐えた最初の90分間が終わった。結果はPKによる1失点で敗れたが、「対戦相手やアウエーということを考えれば、悪くない結果。前回1−5で大敗していることを考えれば、まともにやれた」と前向きにとらえたオズワルド・オリベイラ監督。岩政「狙い通りに試合は進められた。望ましくない結果だが、これも想定内」と強気に話した。

 鹿島は中盤で自在にボールを動かすG大阪の攻撃に完全に受けに回った。自陣での守備に時間を取られ、攻撃に出る回数も数えるほどと劣勢に立たされた。それでもこの展開は鹿島にとっては織り込み済みだった。大岩「負けた試合は失点してリズムを悪くし、その流れを変えられなくて負けた。90分を無駄にするゲームをしてはいけない」と語ったように、この試合はリーグ戦第23節での大敗を払拭(ふっしょく)する試合でもあった。そのために、中盤のシステムを変更し、守備の意識を高くし、流れの中ではG大阪の攻撃を防いだ。

 不運だったのはPKの場面。後半12分に安田の右クロスを新井場がペナルティーエリア内でクリアし、いったんはCKの判定が出ていたにもかかわらず、G大阪の抗議で副審がPKの判定を下したこと。新井場「当たったのは間違いないが、それをハンドととるかどうか」と首をひねり、曽ケ端「ラインズマンも最初からアピールしてたわけではないので。ちょっとあいまいだった」と疑問を投げ掛けた。

 第2戦で逆転するには2点差以上での勝利が必要となったが、「次、勝てばいいだけ」小笠原。攻撃陣も田代を投入してからはいい形をつくるなど収穫もあった上、準々決勝での広島戦と同じ状況に焦りはない。逆転へのシナリオは、ホームで幾つも用意されている。


微妙と報じられているハンドの判定であるが、1998年仏W杯GLチリvsイタリアの例を挙げるまでもなく、ハンドでありPKである。

それはそれで良い。

我等が問題とするのは、一旦はCKのジャッジをしておきながら執拗な抗議により覆ったことにある。

これは今後のレフェリングに対する行動へ影響を与える”事件”である。

これでは審判の威信は地に落ち、抗議のし放題となりうるであろう。

それでなくともマナーが悪く、無駄にサポを集め威圧的なクラブに有利となって行くことは一目瞭然である。

この事件が無くとも笛も事後処理も優位に事を進め特権階級になっているのである。

この件には警鐘を鳴らせねばなるまい。

危険である。

危険な前例なのである。

恐ろしい時代に雪崩れ込んでいくやも知れぬ。

「話せば分かる」と発した言葉も銃弾に露と消えた。

戦争へ突き進む大事件なのである。

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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